アンゴラウサギの毛むしりを見て撃沈した話

今日たまたまアンゴラウサギの写真を確かめたくて、「アンゴラウサギ」でググった結果3つ目に出て来た検索結果がコレ。

【閲覧注意】アンゴラウサギの残虐な“毛むしり”の実態に、世界の

一体何事かと思って、見てみて撃沈しました……(爆涙)
(いや、どうせ酷い映像だと分かっていたので、もう最初から音出さないで見たんですが、それでもめちゃくちゃキツかった。)
リンク先はいきなりビデオが始まるわけではないので、この上のリンクのクリックはまだ安全です。

PETAがこの映像出したのが去年の11月らしいので、すっかり今更なんでしょうが、今迄この話知りませんでした。

いや、もうショック強すぎて、全然ずれてるところが気になってしまった。。
ウサギって、全身赤剥けになるまで毛むしられても死なないんだ?!
(勿論、弱って死ぬ個体も沢山いると思うが、全滅でないところに驚いた)
だって、アンゴラって、普段から毛があんなに一杯あるのに!!
それが一気になくなったら、体温調節出来なくなって、そのままお腹壊して死ぬじゃん、絶対!! と思ってしまいましたよ……。
(つーか、台に足をくくりつけられて引っ張られたところで、絶対2回目あたりから恐怖で死んじゃうウサギがいると思う)

驚いたことは他にもあって、これがどうも若い女の子達がよく利用する掲示板で、しかもものすごい勢いでコメントがついて1000を超えた、ということです。
動物愛護系のトピックなので色々過激な意見があったり、感情的になったり、へんな荒らしも入ったりするんですが、中でもいくつかコメントされていたように、若い女性はこの手の話題を割合すんなりと自分の感性で受け止めている、というのに驚きました。

それから、今や、毛皮はフェイクより安い、という話。
まともなブランドは、リアルファーなんて使わないかもしれないが、100均にはリアルファーが売られている、という事実

私なんぞは、もうすっかりオバサンの世代なので、「自分は安物しか買わないから大丈夫」なんて思ってたらとんでもない!
安物は、材質表示を適当にぼかしてリアルファーを使っている時代なのですね
リアルファーの方が、フェイクでリアルっぽいものを作るより安いから。
でも、最近はリアルファーを敬遠する人が増えてきているから、わざとそのへんぼかして書くとか、店員が「フェイクです」と間違った情報を教えて売っちゃうとか。
どうりで、最近フェイクなんだかリアルなんだかはっきりしない衣服が増えていると思った(タグみても何もかいてないけど、フェイクにしては…? みたいなのをたまに見かける)。
フェイクかリアルか調べるには、多分ちょっとだけ毛を切って燃やしてみればすぐに分かりますよね。匂いで。リアルなら蛋白質が焦げる匂い、フェイクなら石油の匂いがするはず。

以前ハンズで見た1000円ちょっとのウサギ皮についての記事を書きましたが、あのときにも、「毛皮が安くなりすぎている」と懸念しました。安くなりすぎる = まともな扱いをされていない、ということだからです(実際毛は密度が低く、ボソボソでした)。
あれから2年、今や、毛皮は百円ショップの商品です。

私のように古い世代の人間は、きちんと情報をアップデートしていかないと、とんでもない虐待の片棒を担がされることになりそうです。
私の親の世代くらいになってくると、動物の命はお肉も毛皮も余すところなく頂いているはずだ、という強固な思い込みがあって、下手にプッシュすると「なんか過激な愛護活動に足突っ込んでるんじゃないか」なんて警戒されそうだし、なかなか話が難しいなァ、と思っていたのですが……(タヌキやキツネやミンクは肉食べないよね?といっても、そうね、とさらっと流されて、それ以上想像するのを止めて思考停止してる感じ。)
うかうかしていると、自分が若い世代からそう思われてしまう! ということに今更ながら気づかされました(苦笑)。

そもそも、アンゴラは毛「皮」ではないので、私も油断していました。
(まあ、もともと毛は洗濯が大変なので、買わないんですけどね)
似たようなものにダウンがありますが、これは、私はユニクロのダウンに世話になっています……。
一時期、ダウンもやめようか、と思ったんですが……、、、、
マイナス20度、30度はやっぱちょっとは自然の恩恵を借りないとキツかった(汗)
マジ、命の危険を感じます。ダウンの威力は本当に凄い。そこで冷気を遮ってしまえば、その中はフリースで十分なんですが……。

ユニクロにしたのは、買う前に問い合わせて、肉になった鳥の羽(屠殺後に採取)しか使っていない、という返答をもらったからです。
まあ、いくら副産物といっても、あんなに毎年大量に作って売りさばいていれば、一体肉と羽とどっちが副産物なんだ、って状況に陥ってると思いますが……
ただ、そういうものを扱っています、というポリシーを持っているところをまずは評価して、その先はそういう企業が増えてきたらまた考える、ということになるのかな、と思っています。

アンゴラは毛をとるために品種改良されていますので、正しい方法で飼育し、正しい方法で毛を採取して製品にすることまで搾取だ、というつもりはありません。
問題は、あれほど手がかかる長毛種のウサギを商業利用することに、はたしてどれほど現実味があるのか、ということです。
多分、まともなことをやったら、今の世の中ではとても採算は合わないだろうと思う。セーター1枚に生地代で数万円とか払えるならいいですが。
20年前は、たしかに、アンゴラやカシミアにまさる素材はなかったです。でも、今はもう、洗濯のしやすさも、暖かさも、軽さも、それを超えるものがありますからね。

あと、商業用アンゴラウサギは最後は食肉になる、ってコメントもありましたが、どうなんだろう、と個人的には思います。だってアンゴラって大抵中身は肉ついてないですよね……? あの大量の毛を維持するのに、相当エネルギー使っちゃうから。
ウサギなんてただでさえ食べるところ少ない上に、1年以上育っちゃったら肉も固くなるし、匂いも出て来る。中国の人はそれでも食べるのかも知れないが、それよりは多分ペットフードかなんかになっちゃう確率の方が高いと思います(こっちでは、ドッグフードはウサギ肉が入っているものを結構みかける)。

追記1 やっぱり食肉として出荷される、とこちらの記事にありました。
H&M、アンゴラ混商品を打ち切る 中国のウサギ毛の乱暴な刈り取りを受けて
更に、ひっこぬく理由は、「ハサミで切るより、1.7倍長い毛がとれるから」だとのこと。たしかに、そりゃそうだわな。
出所はPETAだし、多少誇張はあるんじゃないかと思って(祈って)いたが、そういう経済的な理由があるなら、多分結構多くの農家がやってるんだろう。推奨されてるっていうし。
(追記1 終)

……とまあ、なんだか映像の内容とはかけ離れた話ばかりつらつら書いてしまい恐縮ですが、要するに、あまりに映像が衝撃的でちょっと本題方向には突っ込めない、ということでして……(汗)

……しかし、最後の方の、あまりの衝撃で斜頸みたいになって痙攣しながら、赤むけになった体を舐めてるウサギの映像は、殆ど飽和状態の脳味噌にもめちゃくちゃぐっさり来ました(T_T)

結論。二度とアンゴラ混の衣類は買わねえ!!!
どうしても売りたかったら、メーカーはウサギの楽園を作って、そこからお裾分けでもらった毛で作ってます! って証拠揃えてから売りに来い!
知らなかった、じゃ済まさん。

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理想の「ふれあい」動物体験はあるのか?

最近、いろいろ「動物ふれあい」イベントの裏話ばかりをWebで拝見するので、ちょっと考えてみました。

巷に溢れる「ふれあい」イベントの殆どが、一方的な「お触りバー」になっている現状で、最早動物好きな方々には、「ふれあい」自体が悪みたいな印象になってしまっているわけですが(苦笑)

一方で、どうしても家で動物を飼うことは出来ない、でも、我が子に、生き物の温もりを体験させてあげたい、という願いを抱えている親御さん達も、多分大勢いると思うんですよね……。

いや、動物と「触れ合う」というのは、そんな簡単なもんじゃないよ、と切り捨てるのは簡単だけれど、そういう需要がある限り、多分ふれあいイベントってなかなかなくならないと思う。

だったら、どうすればいいのか?
もっといえば、動物の愛護とそういう親御さんたちの願いを両方かなえられるような状況って作れないのかな?
……と思いました。

以下、思考実験。

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【飼い主様急募】ウサギ30匹のお家、一時預かり募集

3/3追記 無事全員保護宅へ移動完了しました!
下記リンクからの募集は現在閉め切っております。お迎えをご検討の方は、各保護宅へ直接ご連絡下さい。
保護宅一覧はこちら

すでにmixiの「うさぎ110番」コミュで話題になっておりますが、外部への広報許可が出た模様ですので、ご紹介します。

2/17追記:大雪のため、現地へのノーマルタイヤでの到達は難しいとのことです。お出かけになる前に、必ずmixiの書き込みをご確認下さい。

注)ウサギの数が多いですが、仕切っておられる方はお一人です。通常の業務もあり、フル稼働の状態で活動されています。
問い合わせの返事には時間がかかることもあることを予めご了承下さい。
また、現時点でのこの件に関する流言、憶測や誤解、バッシングは、下手をすると、ウサギ達により良い住処を見つける機会を潰す結果にもなりかねないことをご理解下さい。
情報を拡散する場合は、必ず以下のページを熟読の上、活動されている方々のご迷惑にならないようお願い致します。

募集期限が限られています。2014年2月28日迄

簡単にウサギ達について要約すると、以下の通りです。

  • 増えすぎたウサギ達の新しいお家を探しています。
  • ウサギ達は全員立ち耳ウサギで、避妊・去勢手術は行っていません。
  • 多頭飼いされていた子達です。
  • メスは妊娠している可能性があります。
  • ツメダニが見つかった子、不整合の子がいますので、健康診断が必要です(費用は自分持ちです)。引き取ったあとに医療費がかかる可能性があります。

以上、ウサギが初めて、という方には少々敷居が高いかもしれません。
それでも試してみる! という方は、是非現地へ行き、ご自身でウサギさん達を見た上で決めることを強くお勧めします。

多頭飼いされていた子達ですので、今いるウサギ(去勢/避妊済み)のペアを探しておられる方には、もしかしたら候補がいるかもしれません。
ウサギの多頭飼いの経験の無い方は、以下のページをまずご覧下さい。
二匹目のウサギを迎える前に

ただ、このウサギさんたちは全て去勢/避妊が済んでいない子達ですので、手術費用は自分持ちになります。
また、ペアにしたいウサギが相手を気に入らなかった場合には、別に分けて飼育するしかありませんので、そのスペースと手間もご考慮下さい。

また、実質お一人でこの件を担当されている上、譲渡可能期間が短いため、この期間内のウサギ同士の事前のお見合いは不可能だと思います。

一般に、多頭飼いされていたウサギは、1頭飼いのウサギよりもうまくペアを作れる傾向があります。ウサギ社会のマナーを知っているので…
お見合いは不可能でしょうが、ペットショップなどで相手のウサギを買ってくるよりは上手くいく可能性が高いかもしれません(勿論保証はないのですが…)

写真は、mixiの方に若干ですが上がっています。
いいお家がみつかると良いですね!

うさぎの換毛期到来!うっ滞させないために気をつけること

(この記事は、獣医師の助言及び管理人の経験に基づき記述されています。全てのウサギさんに当てはまるとは限りません。情報のご利用は、皆様の責任においてお願い致します。)

今年も早春のウサギの換毛期がやってきました。
気がついたら「アレレ! ご飯食べない!」とならないよう、皆さんで声を掛け合ってウサギの体調をチェックしましょう!

  1. うさぎの換毛期って…?
  2. 換毛は、一部のウサギにとって命がけ
  3. 「でも、牧草食べないと、お腹に毛がつまりますよね?」
  4. 短毛種はブラッシングはいらない?
  5. で、結局、いつ気を付けたらいいの?
  6. (補足)サプリについて

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ウサギとペレットの関係あれこれ

ウサギにとってペレットは大事なものですが、ペレットほど実はよくわからなくて、頭を抱えることの多いものも少ないのではないか、と思う今日この頃。
ペレットを食べてくれないウサギとペレットを食べ過ぎて太ってしまうウサギの悩みだけでも、あちらこちらから耳に入ってきます。

先日、福永 令三さん著の「クレヨン王国の花ウサギ」という本を読みまして、その中でウサギのロペが食べていたものが、野菜、果物、パン、というメニューでした。
この本の初出は1982年。それで、そうか、当時はウサギ用ペレットは一般的ではなかったのか、と重い至り、ペレットについて色々考えてみよう、と思った次第です。
9/30訂正:今もう一回よく見たら、ペレットも「ひとつかみ」ちゃんとあげていた!(汗)

(ちなみに、このクレヨン王国の花ウサギは本当に名作、童話の形をとっていても大変考えさせられる内容です。作中のウサギのロペは、実は福永氏の愛兎のロペがモデルで、一見してウサギをよく知る人が書いた作品だと分かります。子供もだけど、是非大人に読んでもらいたい。ただし、ウサギにパンをあげるのはダメですけどね!)

  1. ペレットって、本当にウサギにとって良いの?
  2. じゃあ、どんなペレットがウサギに良いの?
  3. ペレットは、繊維質が多い方が奥歯を削るのに役に立つ?
  4. 大人になったウサギが、どうしても仔ウサギの頃のペレットしか食べてくれないのだけど、やっぱり大人用チモシーペレットに変えないとダメ?
  5. うちのウサギはペレットも牧草も食べません。どうしたらいい?
  6. うちのウサギはペレットの嗜好がころころ変わります。何か問題があるのでしょうか?

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ウサギ視点のパブコメ送ってみました。まだの人は是非!

大変ご無沙汰しております。
今回もパブコメフォームを作成していたのですが、なんといきなりMacBookが異常終了し、しかもDreamweaver6が一時保存ファイルを作ってくれてなかったので、全部きれいさっぱり消えました…(涙)Adobeのソフトは、InDesignもIllustratorも一時ファイル作ってくれるから安心してたのに…(涙)パッケージ販売してるんだから、そういうとこ揃えとけよ、って…(T_T)

というわけで、今回はフォームの作成できません。(もし万が一)そろそろ出るかな〜、と思っていた方がいらっしゃいましたら、すみません!
今回は資料も膨大だから、よけいフォームがあった方がよかったんですけどね。

しかし、他サイト様が沢山意見を上げて下さっていますので、自分の備忘録も兼ねて、色々拝見したことをまとめてみました。

ちなみに、私が拝見したサイトは以下の通り。

  1. PEACE 様
  2. ジュルのしっぽ 様
  3. カプアン通信 様

提出期日は12/12 午後6時15分迄、です。
あと1日もありませんが、まだ迷っている方は、多分このエントリー読みながら、上のサイト様の記述も参考にして、気づいたことをメールに書いていけば出来上がりますので、是非ご一緒にどうぞ!

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[あと1日] ミズーリHRSに投票お願い!

本日、House Rabbit Society からメールが回って参りました。US時間19日〆切のChaseの寄附イベントで、投票数を多く稼いだところから寄付金が下りるので、投票に協力して欲しい、とのこと。
Facebookのアカウントが必要ですので、FBアカウントをお持ちの方は是非のぞいてみて下さい!

  1. Facebookにログインする
  2. 以下のサイトに行く
    https://apps.facebook.com/chasecommunitygiving/charity/view/ein/43-1850628?ref=ef86d46585
  3. “Vote”ボタンを押す(Allow Appricationボタンを押して、アプリケーションを使う設定にする必要があります)

一人2団体まで投票出来ますが、同じ団体に2票は投票できません。
残りの一票は、興味をひいた団体に投票しても良いですし、House Rabbit Societyの別の支部に投票しても結構です。他の団体を探す方法は以下の通りです。

  1. 以下のサイトに行く
    https://www.facebook.com/ChaseCommunityGiving/app_162065369655
  2. Search Charities ウィンドウに検索文字列を入力。
    ”House Rabbit Society”とか入力すると、沢山でてきます。

詳しくは、下の図をクリックして見て下さいね。

HRSミズーリ支部について

前回こちらの記事で紹介したHRSミズーリ支部ですが、ここはウサギの収容数も200以上おり、資金繰りに大変苦労しています。
ミズーリ州と南イリノイ州エリアでは、ほぼ唯一のウサギ保護団体であるため、地区に30以上もあるシェルターから期限切れのウサギの引取りについて相談があるとのこと。また、去年のウサギ治療費は6万ドル(約500万)だったそうです。

HRSというと、ウサギ保護団体としては確かに巨大なグループなのですが、各地の支部の会計は本部と完全に別れており、サンフランシスコ本部からの資金援助はまったくありません。というわけで、できれば支部を応援してあげると、地方のチャプターが喜ぶと思います(^^)。

Chaseのチャリティイベントについて

Chaseといえば、アメリカで1〜2を争う巨大銀行ですが、今回のイベントでは5百万ドル(約4億円)をエントリーのあった団体で分け合うとのことです。投票数を多く稼いだところから多く配分される(おそらくまったく配分されないところもあると思われる)ので、なるべく多く投票数を稼ぐと、より多く寄付金が貰えます。

4億というとすごい金額に見えますが、実際には動物愛護関係だけでなく人道支援や医療関係など他の分野もありますので、なかなか厳しい競争だと思います。
例によって、日本から投票するのが良いのかどうかは不明ですが、とりあえず、アメリカ在住が条件とは書いてないから、多分OKでしょう。 

引っ越しました

大変ご無沙汰ですみません。
6月から日本で会議、引っ越し、ヨーロッパで演奏旅行(私は演奏しないけど)、戻ってきたら保科アカデミー室内管弦楽団の東京公演の宣伝準備、で目も回る忙しさでした。
可哀想に仔牛(同居人)は私のいない間に元のアパートを片付けてチェックアウトを完了する羽目に。
膨大な量の荷物の運搬と、最後の掃除を一人でやらせてしまった。
毎回ごめんねえ。

新しい住処は、こちらで知り合ったウサギ仲間のお友達の家の二階を間借りすることになりました。
実は、このお友達のウサギで、大変残念なこと、というか、本当に後悔の残ることがあって……
結果、そのウサギ(10歳)は、天国へ行きました。
色々反省すべき点の多い出来事なので、落ち着いたら報告したいと思います。

さて、我々の部屋は2階で、面積としては以前のアパートより狭いので、新たなウサギ城が必要に。
スペースの関係で、城とまではいかなかったけど、また仔牛謹製。

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できたてのキレイなときに写真をとればよかった。
前回、黒い絨毯を使ってルーファスが同化して見えない! という問題があったので、今回わざわざ板をペンキで白く塗ったのですが、そしたら今度はハナちゃんが同化して見えない……(汗)

良いニュースもあります。

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可愛いウサギの置物

今日のツブヤキは地元ローカルトピックです(笑)
東京の私の家のすぐ近くに、店長さんがウサギを飼っていらっしゃるお花屋さんがありました。店内のウサギディスプレイに視線釘付け、思わずそのままお持ち帰り(笑)

季節のお花と手作りリース デイリース
(中央線高尾駅、京王線狭間駅から約10分)

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なんだか、ものすごくウサギの特徴が現れている置物だと思いませんか? 立ち上がったときの仕草とか。。

ウサ飼いが見ると、「ウサギはこうじゃないんだよ!」って人形が多いのですが(肉球ついてたりとかね! それじゃソアホックだよ、って(笑))これは合格v

さて、こんな置物をディスプレイする(他にもウサギグッズいっぱい)お花屋さんは、多分ウサギを飼っているに違いない! と思い、突撃インタビュー。
予想通り、おうちにウサギが居る、とのことでした(^^)
思わず長話しちゃった!

いただいたお店紹介カードが手作り感満載なのでご紹介。

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画像をクリックすると、大きくなります。

お店のスタンプカード、よくみるとはしっこにウサギが!
おうちに居るウサギさんかな?

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今週末(6/8~10)に、個人でお洋服を作っていらっしゃる方の即売展示会があるとか。19世紀のヨーロッパの洋服のデザインを使ったものの様子です。人形の洋服とかもあるみたい。

「月と蝶」(展示会用合同サイト)

実は19世紀イギリスあたりかなりツボなので(…つーか、自分古風な顔のせいか、いまどきの服のデザインってほんとに似合わなくて、この時代の襟の形やシルエットの方がずっとしっくりくるんですよ…(汗))、すごく行きたかったのだけど、今週末は京都(実は今も京都のホテル)。ホント行けなくて残念です。

お近くにお住まいの方は、今週末あたり、ちょっと覗いてみてはいかがでしょう?(^^)

(あ、ウサギ置物は私が4点全部お持ち帰りしてしまったので、まだ入荷してないかもですが(汗))

というわけで、久々のツブヤキは地元応援記事でした!
こういう、個人のお店に頑張って欲しいな、と思いますvv 

素人でもやれるウサギへの愉気について(マッサージの代用として)

(このエントリーは、管理人の経験にもとづいて書いています。が、獣医の先生から、素人がやっても全く危険はないこと、効果が認められるケースもあることのお墨付きは頂いています。)

うさぎの軽度の胃腸うっ滞にマッサージやツボ押しが効果があることは、おくだひろこ先生の「うさぎと暮らす式 新マッサージ大事典」などの本が出ていることからも、比較的広く認知されていることかと思います。
すでにこういった情報に詳しく、普段から実践されている方は、ご自分の慣れている方法でやっていただくのが一番かと思います。

ただ、実はマッサージとかツボ治療というのは、それ専用の免許があることでも分かる通り、下手をすると相手に怪我をさせてしまうこともある方法でもあります。
とくに、人間よりずっと小さなウサギが相手の場合、お腹を揉むマッサージは注意が必要です。
力の加減は、きちんと先生について教えていただかないと、素人判断では余計に悪化させてしまう結果にもなりかねません。

というわけで、ここでは、まったく事前知識がなくてもウサギを危険に晒さずにやれる方法を紹介します。
といっても、我々は獣医ではありませんので、人間用に体系づけられた野口晴哉さんの「整体」の中から、どんな場合に用いても危険がなく、かつ一定の効果が認められる「愉気」を用いています。

なお、この方法は、軽度の胃腸うっ滞が解消することを保証するものではありません。
むしろ、夜間に軽いうっ滞が生じ、朝に病院が開くまで待たなくてはならないような場合に、なにもしないよりは良い、という程度のものです。
完全に食欲が回復し、ふんがきちんとコンスタントに出て、水が飲めるようにならない限りは、必ず獣医に診せて下さい。

体がぶるぶる震えている、ひどく歯ぎしりしている、などの場合は、最早軽度のうっ滞とは言えないので、すぐに病院へ。

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ウサギが食べなくなったときの処置

どうも、「うさぎ 食べない」というキーワードで検索して当ブログにお越し頂く方が多いようなので、どのような状況のときどうすべきかを簡単にまとめてみました。

以下の選択肢を選び、該当するアルファベットを選んで下さい。

1)食欲について

  1. ペレットや普段好きな野菜も食べない … 2)へ
  2. 全く食べないわけではないが、何日かかけて、少しずつ食欲がおちている、最近牧草を食べなくなった … こちらの記事をご参照下さい


2)すぐに病院に連れていって下さい!

ペレットも好きな野菜も食べない、というのは、大変危険な状態です。
とにかく、すぐにウサギに詳しい獣医師に診せて下さい

ただ、そうはいっても、このカテゴリにも緊急度に差があります。
何故緊急度の差を気にするかというと、たとえば夜間で、夜間診療をしている病院まで車で1時間以上かかる、とかいった場合に、はたして無理して連れていくのがいいのか、翌日近くの病院に連れ込むまで待った方がいいのか、という判断を迫られるからです。

ここでは、どういった場合に無理をおしても病院に連れていくべきか、という指標は示しません(それはそれぞれのウサギオーナーさんに判断していただかなくてはならないので…)。
ただ、どのくらい危険か、という情報は、ある程度は提供することが出来ます。
なお、以下は、全てのウサギさんに当てはまるとは限りません。あくまで目安としてご参考下さい。

  1. 座っていられず、体がゆっくり横倒しにかしいでしまう … Aへ
  2. 全身がぶるぶる震えている、ひどく歯ぎしりしている … Bへ
  3. 胃袋のあたりがぱんぱんに張っている、あるいは時間がたつにつれどんどん固くなっている… Bへ
  4. 体が回転している、足がふらついている、首が曲がっている … Bへ
  5. 小さく縮こまってだるそうにしている、反応が鈍い、耳などを触ると冷たい、体が熱い … Cへ
  6. 上記の状態が12時間以上続いている … Bへ

なお、最近は、オンラインで獣医師が24時間体制で相談にのってくれるサービスもあります(有料)。回答まで15分ということですので、緊急時にも使えると思います(夜中にどのくらい回答者がいるのか分かりませんが)。
Just Answer 小動物
診察出来るわけではないので、結局最後は「病院に」ということになるケースが多いようですが、ウサギのトラブルはケースバイケースですので、どれだけ緊急性が高いかを計りかねる場合などに利用してみてはいかがでしょうか。

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ウサギが夜中に体調を崩したときの対処(初級編)

(このエントリーは、HRS方式というわけではありません。が、UW-Madisonの大学病院で教えてもらったことなどをもとにしています。背中の暖め方なども、獣医師の先生と相談の上、効果があるケースもあると認めていただいた方法です。)

ウサギは夜に活動的になるため、夜中に急に体調を崩すことがよくあります。 近くに夜間も診療してくれるウサギに詳しい獣医師が居れば良いのですが、おそらく殆どの地域では、翌日朝に病院が開くまでなんとか持ちこたえてもらわなければならないのが現実だと思います。

この記事は、そういう時にどうしたら良いか、また、そういった場合のために予め何を用意しておくべきかをまとめたものです。

この記事では、獣医師との事前の打ち合わせがなくても出来る対処を紹介します。 事前の打ち合わせがないというのは、いきなり体調不良になってしまって、プリンペランなどの整腸剤や、痛み止めなどの他の薬もない場合という意味です。
主治医から薬を貰っており、このような場合の対処が分かっている方は、主治医のすすめに従って下さい。
なお、これらの薬を自分で購入し(出来るのかどうかわかりませんが…)医師の指導もなく使用するのは大変危険ですので、絶対にやらないで下さい。

以下の対処は、あくまで、真夜中でどうしてもウサギに詳しい獣医師に見せられない場合に、やらないよりはましかもしれない、という程度のものです。
近くにウサギに詳しい獣医師がいるときは、獣医師に任せて下さい。
医療行為が出来ないので、これで一晩持ちこたえてくれるとは限りません。
朝がきたら、すぐにウサギに詳しい獣医師のいる病院に連れて行って下さい。

なお、このページの情報をご利用になった結果ウサギの状態が悪化しても、当方は責任を負えません。必ず自己責任でご利用下さい。

最近は、オンラインで獣医師が24時間体制で相談にのってくれるサービスもあります(有料)。回答まで15分ということですので、緊急時にも使えると思います。 (夜中にどのくらい回答者がいるのか分かりませんが)
Just Answer 小動物
診察出来るわけではないので、結局最後は「病院に」ということになるケースが多いようですが、ウサギのトラブルはケースバイケースですので、どれだけ緊急性が高いかを計りかねる場合など利用してみてはいかがでしょうか。

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ウサギの強制給餌の方法

強制給餌は、むやみにやると大変危険です。(とくに急性胃拡張の場合)。
今現在具合の悪いウサギがいる方は、まずこちらのページで重篤度を確認して下さい。

ウサギの強制給餌について、YouTubeなどで動画検索すると、座っているウサギにシリンジを口の脇から押し込んで与えている映像がいくつか見つかります。
シリンジに慣れている子はこれで良いのですが、おそらく殆どの場合、ウサギはこんなに素直に食べてなどくれません。無理に押さえつけてやろうとすると、暴れて飛び出し危険です。

というわけで、おそらく獣医さんはタオルで包む方法を教えると思います。
が、これも実はひと苦労。

以下、我々が教わったTipsです。
できれば、2人でやった方がかなり楽です。
実際にウサギでやる前に、ぬいぐるみなどで何度か練習してみて下さい。

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「動物の愛護及び管理に関する法律施行規則の一部を改正する省令の一部を改正する省令案」パブリックコメント作成支援フォーム作りました

5/7〆切の、「動物の愛護及び管理に関する法律施行規則の一部を改正する省令の一部を改正する省令案」のパブリックコメントの作成支援フォームを作りました。
チェックボックスのチェックを入れる(正確には外すですが)だけで、意見書が作れます。勿論、自分の意見も加えられます。

以下のリンクからお入り下さい。

http://garden-of-ethel.me.uk/aigo/

〆切は5/7(月)必着です!

なんだか、「猫カフェだけの特例」だという印象が一人歩きしているようですが、条例文を見ると、別に「展示」であれば業種は問わない文章になっています。ってことは、ペットショップだって、売らなきゃ展示できるんじゃん! ということです。(まあ、ペットショップが成猫を扱うか、現実的なところは私には分からないですが…)

そもそも、猫カフェといいつつ、猫売ってるところもあるみたいだしなあ。

あと、ウラ情報ですが、(ひどい営業をしている)ウサギカフェについて文句たれても、記録として残してくれるそうです。
そういう現場を見た方は、この機会に環境省にお知らせしてはどうでしょうか。

とにかく、意見を送りましょう!

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実験室出身のかわいいダッチ種のウサギさん、飼い主様募集中です!
最早ペットショップでは手に入らない種類です。
ウサギをおうちに迎えたい方は是非ご検討下さい。

詳細はこちら

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猫カフェの夜間営業規制緩和に関するパブコメについて

5/3追記:

結局パブコメフォームつくりました!

http://garden-of-ethel.me.uk/aigo/

チェックボックスで選ぶだけで意見作れます。勿論、自分の意見を書くスペースもあります。
ちょっと億劫だな、と思っている方、是非お試し下さい!

「動物の愛護及び管理に関する法律施行規則の一部を改正する省令の一部を改正する省令案」のパブコメ〆切が5/7と近づいています。

これの本体のパブコメは、自分でフォーム作っちゃうくらい頑張ったのですが、今回は正直どうしたらいいのか戸惑っています。フォームのヒナ型はあるので、作るのはどうってことないのですが。

一番難しいところは、私自身が猫を飼っていないので、細かいところまではわからない、ということです。猫はウサギほど、人が入れ替わり立ち代わり近づくことにストレスはないのかもしれない(個体差があるとも思いますが)。
夜行性であり、夜に人間と遊びたい傾向がある、というのもそうなんだろうな、と思う。
そういう意味で、私は、基本的に「餅は餅屋」な考え方なので、本当に猫を知る人達が、この規制はおかしい、と思うなら、緩和はアリだと思うのです。

ただ一方で、散々もめてようやく案にまとめたのに、後だしジャンケン的なイチャモンの付け方には、確かに納得のいかない部分もあります。
前回のパブコメでも、猫カフェ業界は、猫の夜間規制に関して反対したはず。それに対し、パブコメで圧倒的多数票で、やはり夜間営業はいかん、という国民の票がつきつけられたわけです。
まあ、パブコメは多数決ではない、というのは重々承知していますが、でも、それが彼らの「お客様」である国民の声なわけです。
お客様が事情を分かっていない、と思うなら、猫カフェ業界は、先のパブコメの前に、大々的なキャンペーンを行うべきだった。
文句をつけるのが遅すぎる。議論の基本がなっていません。
議論も、イチャモンも、いつでも好きなときにやっていいわけではなくて、ちゃんと決められた期間内に言うべきことは言わなくてはいけないし、一度決まった事にはそれを前提として次の議論に進まなくてはならない。

……とはいえ、それは「原則」だってことも、実際その通りなんですよね。
議論を蒸し返すことで、もしも動物たちに利益になるのだったら(あくまで動物の利益であって、人間の利益ではない)、頭ごなしに議論を拒否するべきではない、とも思うのです……。
だって、この法案の本当のお客様は、動物たちですから。
我々は、お客様のために、可能な限り努力する必要があるわけです(笑)

このへん、議論の奴隷になるか、自分が目的を持って議論を行うか、つい見失ってしまいがちで難しいところですが……。
そういうファジーさ、というのは、ひとつ、日本人の苦手なところでもあると思う。

うーん、どっちを優先すべきか。

散々悩みましたが、本当に動物のことを考えるなら、一番動物に負担がない方法をとるのが一番いい。
人間の手続きの煩雑さなんて、動物たちは知ったこっちゃない、と思います。

というわけで、私自身は、今回は以下のようなことを軸にコメントを送ろうかと思っています。まだ原案なので、まとめたものは、後日また別エントリーにします。

パブコメフォームをご覧下さい。

私は結局、基本却下、ただし、本当に8時から10時まで猫を店舗に出さないことで、かえって猫にストレスがたまる、と統計的に証明できたら、緩和を考えてもいい、という意見を送りました。(そんなの、予めそういうデータを持ってなかったら、すぐに証拠を作るのは無理ですけどね。)

……皆さんは、どう思いますか?

正直、「議論の根拠となる研究を示せ」なんて、かなり難しい要求だと私も思います。
だけど、本当に猫カフェの人達が猫の福祉を考えてこれまで営業してきたのなら、当然、何が猫にとって一番いいか、試行錯誤をしてきたはず。
それを、猫カフェ同士が協力して、ひとつの統計としてまとめるのは簡単な仕事ではないかもしれないが、それをやっていなかったから、今回のような事態に追い込まれたのです。

方法はいくらでもあったはず。
愛護団体の力を借りる、業界の団体を作って、最低限みたすべき猫の福祉のガイドラインを決める、そのガイドラインの根拠を統計を使って明確に示し、猫カフェという営業方式に対して国民の理解を求める。
いつまでも、今の状態が続く、という前提のもとに営業を続けるのは、危険だったということです(猫カフェに限りませんが)。

これからは、自分の業界を守るために、予め動物の福祉を考えてイザという時に反論できるだけの材料を揃えておく、ということが必要になってくるのだろうな、と思います。

ただ、ひとつ、心苦しいのは、、、、

色々猫カフェのweb見たんだけど、皆さんとても猫のことを思ってやってらっしゃるんだよね……(TT)
(勿論、たまたまそういうwebみただけなのかもしれないし、酷いところはwebも作っていないのかも知れない。)
里親募集もしていたり、時間シフト制にしたり。

ちょっと見たところでは、まだ一店も「販売もやってます」なんてページは見た事がない。
しかも、だっこはNG、ってところもあった。猫が自分から膝に乗るまで待てって。

ウサギカフェよりずっと進んでるじゃん!

ウサギカフェもだっこ禁止にすべきだよ、ホント!
ウサギはただでさえだっこ嫌いなのに、見も知らない人にダッコされて、気持ちいいわけないじゃん。
また、取材にいったレポーターが、怯えて膝の上で動けなくなってる写真をとって、「大人しい」「ウサギはダッコも嫌いじゃない」と思ってるから困るんだよね。
ウサ飼いが見れば、写真一枚でも、リラックスしてダッコされてるか、怯えてるか、すぐに分かる。
今迄、楽しそうにダッコされてるウサギカフェのウサギの写真って、見た事がない。

猫カフェのオーナーは、ペットショップよりも、ずっと動物愛護の意識が高い。
それは、ちゃんと猫も従業員、と思っているからだと思う。
そういうところが叩かれるのは、正直、心苦しい。

……でも、だからこそ、そういう業界の人に、「猫は夜間に人と遊びたいんですよ!」って皆を納得させられるデータを出して欲しいんですよ……。

意識が高い人達だからこそ、自分達の思い込みだけじゃなくて、本当に何が猫にとっていいのか、先入観なしに探って欲しいのです。
猫カフェとか、ウサギカフェとか、「動物を働かせてお金稼いでいる」とあまりいい印象持ってない人、結構いると思うよ。
そういう動物を酷使しているイメージを完全に覆してしまうような活動や研究が、もっと沢山、それでご飯食べてる業界から出て来ていいと思う。

それが出来たとき、猫カフェは今迄とは比べ物にならないくらい、大きな市場を手にいれることが出来るだろう、と、思います。

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実験室出身のかわいいダッチ種のウサギさん、飼い主様募集中です!
最早ペットショップでは手に入らない種類です。
ウサギをおうちに迎えたい方は是非ご検討下さい。

詳細はこちら

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実験室出身ウサギさん飼い主様募集

ニュージーランドホワイトの男の子、及びジャパニーズホワイト(日本白色種)の女の子の飼い主様、いつでも募集されているとのことです。
詳しくは以下のリンクをクリックしてください↓

兎鳥庵 日記 様

みんなかわいい子達ばかりですよ!


ウサギを飼うのは初めて、という方は、こちらのエントリーも是非ご覧下さい。

さて、ご無沙汰しております。
只今出張中、これが終わればちょっとまた余裕が出るので、ウサギブログも真面目に更新したいと思いますm(_~_)m
(春のHRSアダプションキャンペーンの報告もまだしてないし…)

ところで、ここ数ヶ月ですが、このブログの表示が出来ないケースが頻発している模様で、本当にすみません。
原因は分かっていて(wordpressのデータベースオーバーヘッド)それを解消するプラグインも入れて、1時間に一度最適化かけてるんですが、どうも有り得ない速度でオーバーヘッドが溜まっているみたいです…。
ある時から突然そうなったので、何かの記事投稿後にへんなレコードが出来てそれが悪さしているのではないかと疑っているのですが、なかなか原因究明に辿り着きません。

つきましては、大変恐縮ですが、もしwebの表示が出来なくなっていたら、差し支えなければ私宛にご一報いただけないでしょうか?
こんなことお願い出来るような立場ではないのは重々承知しておりますので、本当に差し支えなければ、で結構なのですが…
twitterをご利用の方はtwitter経由でも結構ですし、メールでも結構です。
現時点で、私もどのくらいの頻度でこの問題が発生しているのか、把握しきれていない状況でして…どうしてもダメならサーバー移転も考慮にいれて対策を考えようと思っております。(こないだ移転したばっかりなのに(涙))

出張中に可愛いウサギグッズを沢山みつけたので、また報告しますね♪

牧草好きな子は本当に健康なのか?

2014/8/7 文末に追記しました。
8/11、更に追記(ルーファスのケースについて)。

牧草大好きハナちゃん、またも食欲不振週間です…。

RIMG0171

いつも、それは突然に起こります。
前日まで、長さ2センチ、幅1.5cmの巨大う●ちをしていたハナちゃんが、いきなりぱたっと水を飲むのを止めます。
水が飲めなくなると、普段牧草を一日右手一杯に4〜5掴みくらい食べるハナちゃんが、牧草を食べられなくなります。
そもそもハナちゃんのペレットは一日大さじ4杯。あまりに大量の牧草を食べるので、これ以上与えると太ってしまいます。
でもそのお陰で、ひとたび牧草が食べられなくなると、一気に体調悪化します。
朝は元気でも、半日のうちにうっ滞、脱水して、仕事から家に戻ったらグッタリ。
その悪化具合が、脱水が極度に進んでいる、お腹にもうかなりガスが溜まっているなど、かなり危険な状態まで進んでいることが多いのです。
で、24時間後には目に見えるほどげっそり痩せます。

実は、こんなに体調が急転直下するのは、うちではハナちゃんだけなのです。
ハナちゃんは体重4.5キロ。常識で考えれば、もっと小さい子より体力がありそうなものなのに。
それなのに、実際に体調を崩すと、他の子なら1日は猶予があるところが、半日しか猶予がないのです。

2014/8/7 文末に追記しました。

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[急募]ニュージーランドホワイト♂飼い主様募集

実験ウサギの里親募集をされている兎鳥庵さんの所で、3匹の元気な雄ウサギが新しいお家を探しています。
投薬履歴なし、採血されただけのウサギさんですが、お家がみつからない場合安楽死処分になります。
ウサギを飼ってみたい方、ペットショップに行く前に、この子達のお迎えを検討してみませんか?

  1. ニュージーランドホワイトは、一般にとてもおだやかです。(勿論個体差はありますが、私がHRSで見たところ、凶暴な子には今のところ会ったことがありません。ロップやネザーはとびかかってくるのがいますが。)
  2. 大きさは4〜6.5kgくらいまで育ちますので、あまり狭いお家では飼育が難しいかもしれません。ご不安な方は直接兎鳥庵管理人のちゅんちき様にご相談されたら良いと思います。
  3. 小さい子は見て可愛いけど、大きい子は触って可愛い!!(断言)

詳細は以下のページをご覧下さい。

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不正咬合の治療について(門歯抜歯)

このエントリーについては、多少議論の余地があるかと思いますので、Wisconsin HRSの1事例として報告します。

先日HRSにやってきたロップイヤーの不正咬合の男の子ですが、体力が回復したら、門歯を6本全部抜くことになりました。

不正咬合の治療といったら、定期的に歯をトリムするのが常套手段だと思っていたのですが、George曰く、「うちでは門歯不正咬合でまだ若い場合には、基本的に抜歯している」とのこと。
何故かというと、第一に歯を削るために数ヶ月に一度麻酔をかけることの方が、門歯がなくなるよりウサギ本人への負担が大きいから。
第二に、飼い主の金銭的負担も大きいから、だそうです。
他の支部でもそうやっているのかどうかは分かりません。
Georgeは薬学の専門家ですから、麻酔が体に及ぼす影響については重々承知しているので、麻酔を何度もかける方が危険だと結論したのかも知れません。

このへん、すでに誰かのウサギになってしまった子達と、これから誰かの家に行くウサギの立場に差があるかもしれない、とも思います。
不正咬合で治療費がかかる、とわかっている子はなかなかアダプションされにくい、という現実もあるでしょう。

ただ、HRSの会員で11歳の不正咬合の子がいる人の話など聞くと、たしかに「麻酔の負担」は無視出来ない、という気もします。
11歳という高齢で、数ヶ月に一度全身麻酔というのは、毎回大変心臓に悪い事だと思います。
出来れば抜歯したいが、抜歯は大手術なので、高齢ではやれない、とのことでした。

日本では、無麻酔で歯を削ることの出来る獣医さんも居ますが、まだまだ数は多くありません。
また、無麻酔で歯を削られるストレスが、はたしてウサギにとって良いのかどうか、、まあ、慣れてしまえば大丈夫なのかもしれませんが、個人的には多少疑問があります。

勿論、以上の話は、既に育ってしまったウサギで、歯をトリムしたり、食事を変えたりするだけでは不正咬合が解消しない、と分かっている子の話です。
(ペレットをやめ、完全野菜食にすることで軽度の不正咬合のトリムが必要なくなった例があります。こちらでチーママさんがコメントされています。ただし、ペレットを完全にやめてしまう場合、毎日相当量の野菜が必要になります。)
また、門歯だけでなく奥歯も不正交合の場合は使えない方法ですね。

ちなみに、門歯が全部なくなっても、食べるのに殆ど支障はないとのことでした。
ただ、野菜は小さく切って与える必要があります。
牧草などは、上手く奥歯に突っ込んで自力で食べているらしい。
今迄もずっとそうしてきたが、門歯がないことでトラブルが起きた事例はない、とのこと。

また、このロップ君は、歯をカットした現在でも左目から涙を流していますが、こういった問題も、かなりの確率で、門歯を全部抜歯してしまうと解消する、とのことでした。

日本では、不正咬合の子の歯のトリムについて、何度も麻酔をかけたくないと悩んでいる方も多いと思います。
私も、今迄は、麻酔をかけてやるか、なんとか無麻酔で歯を削れる獣医を探すかの二者択一だと思っていましたが、今回の話をきいて、第三の道もあるのかな、と思いました。
もっとも、日本では、ウサギの抜歯を安心して任せられる獣医さんがどのくらいいるか、分かりませんが……。

この子がどうなったかは、また手術が終了して回復したらご報告します。

RIMG0010

ちなみに、先週のお掃除のときには、すっかり肉付きもしっかりしていました!
(何故か、体重は少し減ったらしい。でも、触れば、明らかに肉付きがみっしりとして、先々週より体力が満ちている感じでした。)