ウサギとペレットの関係あれこれ

ウサギにとってペレットは大事なものですが、ペレットほど実はよくわからなくて、頭を抱えることの多いものも少ないのではないか、と思う今日この頃。
ペレットを食べてくれないウサギとペレットを食べ過ぎて太ってしまうウサギの悩みだけでも、あちらこちらから耳に入ってきます。

先日、福永 令三さん著の「クレヨン王国の花ウサギ」という本を読みまして、その中でウサギのロペが食べていたものが、野菜、果物、パン、というメニューでした。
この本の初出は1982年。それで、そうか、当時はウサギ用ペレットは一般的ではなかったのか、と重い至り、ペレットについて色々考えてみよう、と思った次第です。
9/30訂正:今もう一回よく見たら、ペレットも「ひとつかみ」ちゃんとあげていた!(汗)

(ちなみに、このクレヨン王国の花ウサギは本当に名作、童話の形をとっていても大変考えさせられる内容です。作中のウサギのロペは、実は福永氏の愛兎のロペがモデルで、一見してウサギをよく知る人が書いた作品だと分かります。子供もだけど、是非大人に読んでもらいたい。ただし、ウサギにパンをあげるのはダメですけどね!)

  1. ペレットって、本当にウサギにとって良いの?
  2. じゃあ、どんなペレットがウサギに良いの?
  3. ペレットは、繊維質が多い方が奥歯を削るのに役に立つ?
  4. 大人になったウサギが、どうしても仔ウサギの頃のペレットしか食べてくれないのだけど、やっぱり大人用チモシーペレットに変えないとダメ?
  5. うちのウサギはペレットも牧草も食べません。どうしたらいい?
  6. うちのウサギはペレットの嗜好がころころ変わります。何か問題があるのでしょうか?

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ウサギ視点のパブコメ送ってみました。まだの人は是非!

大変ご無沙汰しております。
今回もパブコメフォームを作成していたのですが、なんといきなりMacBookが異常終了し、しかもDreamweaver6が一時保存ファイルを作ってくれてなかったので、全部きれいさっぱり消えました…(涙)Adobeのソフトは、InDesignもIllustratorも一時ファイル作ってくれるから安心してたのに…(涙)パッケージ販売してるんだから、そういうとこ揃えとけよ、って…(T_T)

というわけで、今回はフォームの作成できません。(もし万が一)そろそろ出るかな〜、と思っていた方がいらっしゃいましたら、すみません!
今回は資料も膨大だから、よけいフォームがあった方がよかったんですけどね。

しかし、他サイト様が沢山意見を上げて下さっていますので、自分の備忘録も兼ねて、色々拝見したことをまとめてみました。

ちなみに、私が拝見したサイトは以下の通り。

  1. PEACE 様
  2. ジュルのしっぽ 様
  3. カプアン通信 様

提出期日は12/12 午後6時15分迄、です。
あと1日もありませんが、まだ迷っている方は、多分このエントリー読みながら、上のサイト様の記述も参考にして、気づいたことをメールに書いていけば出来上がりますので、是非ご一緒にどうぞ!

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[あと1日] ミズーリHRSに投票お願い!

本日、House Rabbit Society からメールが回って参りました。US時間19日〆切のChaseの寄附イベントで、投票数を多く稼いだところから寄付金が下りるので、投票に協力して欲しい、とのこと。
Facebookのアカウントが必要ですので、FBアカウントをお持ちの方は是非のぞいてみて下さい!

  1. Facebookにログインする
  2. 以下のサイトに行く
    https://apps.facebook.com/chasecommunitygiving/charity/view/ein/43-1850628?ref=ef86d46585
  3. “Vote”ボタンを押す(Allow Appricationボタンを押して、アプリケーションを使う設定にする必要があります)

一人2団体まで投票出来ますが、同じ団体に2票は投票できません。
残りの一票は、興味をひいた団体に投票しても良いですし、House Rabbit Societyの別の支部に投票しても結構です。他の団体を探す方法は以下の通りです。

  1. 以下のサイトに行く
    https://www.facebook.com/ChaseCommunityGiving/app_162065369655
  2. Search Charities ウィンドウに検索文字列を入力。
    ”House Rabbit Society”とか入力すると、沢山でてきます。

詳しくは、下の図をクリックして見て下さいね。

HRSミズーリ支部について

前回こちらの記事で紹介したHRSミズーリ支部ですが、ここはウサギの収容数も200以上おり、資金繰りに大変苦労しています。
ミズーリ州と南イリノイ州エリアでは、ほぼ唯一のウサギ保護団体であるため、地区に30以上もあるシェルターから期限切れのウサギの引取りについて相談があるとのこと。また、去年のウサギ治療費は6万ドル(約500万)だったそうです。

HRSというと、ウサギ保護団体としては確かに巨大なグループなのですが、各地の支部の会計は本部と完全に別れており、サンフランシスコ本部からの資金援助はまったくありません。というわけで、できれば支部を応援してあげると、地方のチャプターが喜ぶと思います(^^)。

Chaseのチャリティイベントについて

Chaseといえば、アメリカで1〜2を争う巨大銀行ですが、今回のイベントでは5百万ドル(約4億円)をエントリーのあった団体で分け合うとのことです。投票数を多く稼いだところから多く配分される(おそらくまったく配分されないところもあると思われる)ので、なるべく多く投票数を稼ぐと、より多く寄付金が貰えます。

4億というとすごい金額に見えますが、実際には動物愛護関係だけでなく人道支援や医療関係など他の分野もありますので、なかなか厳しい競争だと思います。
例によって、日本から投票するのが良いのかどうかは不明ですが、とりあえず、アメリカ在住が条件とは書いてないから、多分OKでしょう。 

引っ越しました

大変ご無沙汰ですみません。
6月から日本で会議、引っ越し、ヨーロッパで演奏旅行(私は演奏しないけど)、戻ってきたら保科アカデミー室内管弦楽団の東京公演の宣伝準備、で目も回る忙しさでした。
可哀想に仔牛(同居人)は私のいない間に元のアパートを片付けてチェックアウトを完了する羽目に。
膨大な量の荷物の運搬と、最後の掃除を一人でやらせてしまった。
毎回ごめんねえ。

新しい住処は、こちらで知り合ったウサギ仲間のお友達の家の二階を間借りすることになりました。
実は、このお友達のウサギで、大変残念なこと、というか、本当に後悔の残ることがあって……
結果、そのウサギ(10歳)は、天国へ行きました。
色々反省すべき点の多い出来事なので、落ち着いたら報告したいと思います。

さて、我々の部屋は2階で、面積としては以前のアパートより狭いので、新たなウサギ城が必要に。
スペースの関係で、城とまではいかなかったけど、また仔牛謹製。

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できたてのキレイなときに写真をとればよかった。
前回、黒い絨毯を使ってルーファスが同化して見えない! という問題があったので、今回わざわざ板をペンキで白く塗ったのですが、そしたら今度はハナちゃんが同化して見えない……(汗)

良いニュースもあります。

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可愛いウサギの置物

今日のツブヤキは地元ローカルトピックです(笑)
東京の私の家のすぐ近くに、店長さんがウサギを飼っていらっしゃるお花屋さんがありました。店内のウサギディスプレイに視線釘付け、思わずそのままお持ち帰り(笑)

季節のお花と手作りリース デイリース
(中央線高尾駅、京王線狭間駅から約10分)

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なんだか、ものすごくウサギの特徴が現れている置物だと思いませんか? 立ち上がったときの仕草とか。。

ウサ飼いが見ると、「ウサギはこうじゃないんだよ!」って人形が多いのですが(肉球ついてたりとかね! それじゃソアホックだよ、って(笑))これは合格v

さて、こんな置物をディスプレイする(他にもウサギグッズいっぱい)お花屋さんは、多分ウサギを飼っているに違いない! と思い、突撃インタビュー。
予想通り、おうちにウサギが居る、とのことでした(^^)
思わず長話しちゃった!

いただいたお店紹介カードが手作り感満載なのでご紹介。

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画像をクリックすると、大きくなります。

お店のスタンプカード、よくみるとはしっこにウサギが!
おうちに居るウサギさんかな?

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今週末(6/8~10)に、個人でお洋服を作っていらっしゃる方の即売展示会があるとか。19世紀のヨーロッパの洋服のデザインを使ったものの様子です。人形の洋服とかもあるみたい。

「月と蝶」(展示会用合同サイト)

実は19世紀イギリスあたりかなりツボなので(…つーか、自分古風な顔のせいか、いまどきの服のデザインってほんとに似合わなくて、この時代の襟の形やシルエットの方がずっとしっくりくるんですよ…(汗))、すごく行きたかったのだけど、今週末は京都(実は今も京都のホテル)。ホント行けなくて残念です。

お近くにお住まいの方は、今週末あたり、ちょっと覗いてみてはいかがでしょう?(^^)

(あ、ウサギ置物は私が4点全部お持ち帰りしてしまったので、まだ入荷してないかもですが(汗))

というわけで、久々のツブヤキは地元応援記事でした!
こういう、個人のお店に頑張って欲しいな、と思いますvv 

素人でもやれるウサギへの愉気について(マッサージの代用として)

(このエントリーは、管理人の経験にもとづいて書いています。が、獣医の先生から、素人がやっても全く危険はないこと、効果が認められるケースもあることのお墨付きは頂いています。)

うさぎの軽度の胃腸うっ滞にマッサージやツボ押しが効果があることは、おくだひろこ先生の「うさぎと暮らす式 新マッサージ大事典」などの本が出ていることからも、比較的広く認知されていることかと思います。
すでにこういった情報に詳しく、普段から実践されている方は、ご自分の慣れている方法でやっていただくのが一番かと思います。

ただ、実はマッサージとかツボ治療というのは、それ専用の免許があることでも分かる通り、下手をすると相手に怪我をさせてしまうこともある方法でもあります。
とくに、人間よりずっと小さなウサギが相手の場合、お腹を揉むマッサージは注意が必要です。
力の加減は、きちんと先生について教えていただかないと、素人判断では余計に悪化させてしまう結果にもなりかねません。

というわけで、ここでは、まったく事前知識がなくてもウサギを危険に晒さずにやれる方法を紹介します。
といっても、我々は獣医ではありませんので、人間用に体系づけられた野口晴哉さんの「整体」の中から、どんな場合に用いても危険がなく、かつ一定の効果が認められる「愉気」を用いています。

なお、この方法は、軽度の胃腸うっ滞が解消することを保証するものではありません。
むしろ、夜間に軽いうっ滞が生じ、朝に病院が開くまで待たなくてはならないような場合に、なにもしないよりは良い、という程度のものです。
完全に食欲が回復し、ふんがきちんとコンスタントに出て、水が飲めるようにならない限りは、必ず獣医に診せて下さい。

体がぶるぶる震えている、ひどく歯ぎしりしている、などの場合は、最早軽度のうっ滞とは言えないので、すぐに病院へ。

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ウサギが食べなくなったときの処置

どうも、「うさぎ 食べない」というキーワードで検索して当ブログにお越し頂く方が多いようなので、どのような状況のときどうすべきかを簡単にまとめてみました。

以下の選択肢を選び、該当するアルファベットを選んで下さい。

1)食欲について

  1. ペレットや普段好きな野菜も食べない … 2)へ
  2. 全く食べないわけではないが、何日かかけて、少しずつ食欲がおちている、最近牧草を食べなくなった … こちらの記事をご参照下さい


2)すぐに病院に連れていって下さい!

ペレットも好きな野菜も食べない、というのは、大変危険な状態です。
とにかく、すぐにウサギに詳しい獣医師に診せて下さい

ただ、そうはいっても、このカテゴリにも緊急度に差があります。
何故緊急度の差を気にするかというと、たとえば夜間で、夜間診療をしている病院まで車で1時間以上かかる、とかいった場合に、はたして無理して連れていくのがいいのか、翌日近くの病院に連れ込むまで待った方がいいのか、という判断を迫られるからです。

ここでは、どういった場合に無理をおしても病院に連れていくべきか、という指標は示しません(それはそれぞれのウサギオーナーさんに判断していただかなくてはならないので…)。
ただ、どのくらい危険か、という情報は、ある程度は提供することが出来ます。
なお、以下は、全てのウサギさんに当てはまるとは限りません。あくまで目安としてご参考下さい。

  1. 座っていられず、体がゆっくり横倒しにかしいでしまう … Aへ
  2. 全身がぶるぶる震えている、ひどく歯ぎしりしている … Bへ
  3. 胃袋のあたりがぱんぱんに張っている、あるいは時間がたつにつれどんどん固くなっている… Bへ
  4. 体が回転している、足がふらついている、首が曲がっている … Bへ
  5. 小さく縮こまってだるそうにしている、反応が鈍い、耳などを触ると冷たい、体が熱い … Cへ
  6. 上記の状態が12時間以上続いている … Bへ

なお、最近は、オンラインで獣医師が24時間体制で相談にのってくれるサービスもあります(有料)。回答まで15分ということですので、緊急時にも使えると思います(夜中にどのくらい回答者がいるのか分かりませんが)。
Just Answer 小動物
診察出来るわけではないので、結局最後は「病院に」ということになるケースが多いようですが、ウサギのトラブルはケースバイケースですので、どれだけ緊急性が高いかを計りかねる場合などに利用してみてはいかがでしょうか。

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ウサギが夜中に体調を崩したときの対処(初級編)

(このエントリーは、HRS方式というわけではありません。が、UW-Madisonの大学病院で教えてもらったことなどをもとにしています。背中の暖め方なども、獣医師の先生と相談の上、効果があるケースもあると認めていただいた方法です。)

ウサギは夜に活動的になるため、夜中に急に体調を崩すことがよくあります。 近くに夜間も診療してくれるウサギに詳しい獣医師が居れば良いのですが、おそらく殆どの地域では、翌日朝に病院が開くまでなんとか持ちこたえてもらわなければならないのが現実だと思います。

この記事は、そういう時にどうしたら良いか、また、そういった場合のために予め何を用意しておくべきかをまとめたものです。

この記事では、獣医師との事前の打ち合わせがなくても出来る対処を紹介します。 事前の打ち合わせがないというのは、いきなり体調不良になってしまって、プリンペランなどの整腸剤や、痛み止めなどの他の薬もない場合という意味です。
主治医から薬を貰っており、このような場合の対処が分かっている方は、主治医のすすめに従って下さい。
なお、これらの薬を自分で購入し(出来るのかどうかわかりませんが…)医師の指導もなく使用するのは大変危険ですので、絶対にやらないで下さい。

以下の対処は、あくまで、真夜中でどうしてもウサギに詳しい獣医師に見せられない場合に、やらないよりはましかもしれない、という程度のものです。
近くにウサギに詳しい獣医師がいるときは、獣医師に任せて下さい。
医療行為が出来ないので、これで一晩持ちこたえてくれるとは限りません。
朝がきたら、すぐにウサギに詳しい獣医師のいる病院に連れて行って下さい。

なお、このページの情報をご利用になった結果ウサギの状態が悪化しても、当方は責任を負えません。必ず自己責任でご利用下さい。

最近は、オンラインで獣医師が24時間体制で相談にのってくれるサービスもあります(有料)。回答まで15分ということですので、緊急時にも使えると思います。 (夜中にどのくらい回答者がいるのか分かりませんが)
Just Answer 小動物
診察出来るわけではないので、結局最後は「病院に」ということになるケースが多いようですが、ウサギのトラブルはケースバイケースですので、どれだけ緊急性が高いかを計りかねる場合など利用してみてはいかがでしょうか。

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ウサギの強制給餌の方法

強制給餌は、むやみにやると大変危険です。(とくに急性胃拡張の場合)。
今現在具合の悪いウサギがいる方は、まずこちらのページで重篤度を確認して下さい。

ウサギの強制給餌について、YouTubeなどで動画検索すると、座っているウサギにシリンジを口の脇から押し込んで与えている映像がいくつか見つかります。
シリンジに慣れている子はこれで良いのですが、おそらく殆どの場合、ウサギはこんなに素直に食べてなどくれません。無理に押さえつけてやろうとすると、暴れて飛び出し危険です。

というわけで、おそらく獣医さんはタオルで包む方法を教えると思います。
が、これも実はひと苦労。

以下、我々が教わったTipsです。
できれば、2人でやった方がかなり楽です。
実際にウサギでやる前に、ぬいぐるみなどで何度か練習してみて下さい。

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「動物の愛護及び管理に関する法律施行規則の一部を改正する省令の一部を改正する省令案」パブリックコメント作成支援フォーム作りました

5/7〆切の、「動物の愛護及び管理に関する法律施行規則の一部を改正する省令の一部を改正する省令案」のパブリックコメントの作成支援フォームを作りました。
チェックボックスのチェックを入れる(正確には外すですが)だけで、意見書が作れます。勿論、自分の意見も加えられます。

以下のリンクからお入り下さい。

http://garden-of-ethel.me.uk/aigo/

〆切は5/7(月)必着です!

なんだか、「猫カフェだけの特例」だという印象が一人歩きしているようですが、条例文を見ると、別に「展示」であれば業種は問わない文章になっています。ってことは、ペットショップだって、売らなきゃ展示できるんじゃん! ということです。(まあ、ペットショップが成猫を扱うか、現実的なところは私には分からないですが…)

そもそも、猫カフェといいつつ、猫売ってるところもあるみたいだしなあ。

あと、ウラ情報ですが、(ひどい営業をしている)ウサギカフェについて文句たれても、記録として残してくれるそうです。
そういう現場を見た方は、この機会に環境省にお知らせしてはどうでしょうか。

とにかく、意見を送りましょう!

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実験室出身のかわいいダッチ種のウサギさん、飼い主様募集中です!
最早ペットショップでは手に入らない種類です。
ウサギをおうちに迎えたい方は是非ご検討下さい。

詳細はこちら

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猫カフェの夜間営業規制緩和に関するパブコメについて

5/3追記:

結局パブコメフォームつくりました!

http://garden-of-ethel.me.uk/aigo/

チェックボックスで選ぶだけで意見作れます。勿論、自分の意見を書くスペースもあります。
ちょっと億劫だな、と思っている方、是非お試し下さい!

「動物の愛護及び管理に関する法律施行規則の一部を改正する省令の一部を改正する省令案」のパブコメ〆切が5/7と近づいています。

これの本体のパブコメは、自分でフォーム作っちゃうくらい頑張ったのですが、今回は正直どうしたらいいのか戸惑っています。フォームのヒナ型はあるので、作るのはどうってことないのですが。

一番難しいところは、私自身が猫を飼っていないので、細かいところまではわからない、ということです。猫はウサギほど、人が入れ替わり立ち代わり近づくことにストレスはないのかもしれない(個体差があるとも思いますが)。
夜行性であり、夜に人間と遊びたい傾向がある、というのもそうなんだろうな、と思う。
そういう意味で、私は、基本的に「餅は餅屋」な考え方なので、本当に猫を知る人達が、この規制はおかしい、と思うなら、緩和はアリだと思うのです。

ただ一方で、散々もめてようやく案にまとめたのに、後だしジャンケン的なイチャモンの付け方には、確かに納得のいかない部分もあります。
前回のパブコメでも、猫カフェ業界は、猫の夜間規制に関して反対したはず。それに対し、パブコメで圧倒的多数票で、やはり夜間営業はいかん、という国民の票がつきつけられたわけです。
まあ、パブコメは多数決ではない、というのは重々承知していますが、でも、それが彼らの「お客様」である国民の声なわけです。
お客様が事情を分かっていない、と思うなら、猫カフェ業界は、先のパブコメの前に、大々的なキャンペーンを行うべきだった。
文句をつけるのが遅すぎる。議論の基本がなっていません。
議論も、イチャモンも、いつでも好きなときにやっていいわけではなくて、ちゃんと決められた期間内に言うべきことは言わなくてはいけないし、一度決まった事にはそれを前提として次の議論に進まなくてはならない。

……とはいえ、それは「原則」だってことも、実際その通りなんですよね。
議論を蒸し返すことで、もしも動物たちに利益になるのだったら(あくまで動物の利益であって、人間の利益ではない)、頭ごなしに議論を拒否するべきではない、とも思うのです……。
だって、この法案の本当のお客様は、動物たちですから。
我々は、お客様のために、可能な限り努力する必要があるわけです(笑)

このへん、議論の奴隷になるか、自分が目的を持って議論を行うか、つい見失ってしまいがちで難しいところですが……。
そういうファジーさ、というのは、ひとつ、日本人の苦手なところでもあると思う。

うーん、どっちを優先すべきか。

散々悩みましたが、本当に動物のことを考えるなら、一番動物に負担がない方法をとるのが一番いい。
人間の手続きの煩雑さなんて、動物たちは知ったこっちゃない、と思います。

というわけで、私自身は、今回は以下のようなことを軸にコメントを送ろうかと思っています。まだ原案なので、まとめたものは、後日また別エントリーにします。

パブコメフォームをご覧下さい。

私は結局、基本却下、ただし、本当に8時から10時まで猫を店舗に出さないことで、かえって猫にストレスがたまる、と統計的に証明できたら、緩和を考えてもいい、という意見を送りました。(そんなの、予めそういうデータを持ってなかったら、すぐに証拠を作るのは無理ですけどね。)

……皆さんは、どう思いますか?

正直、「議論の根拠となる研究を示せ」なんて、かなり難しい要求だと私も思います。
だけど、本当に猫カフェの人達が猫の福祉を考えてこれまで営業してきたのなら、当然、何が猫にとって一番いいか、試行錯誤をしてきたはず。
それを、猫カフェ同士が協力して、ひとつの統計としてまとめるのは簡単な仕事ではないかもしれないが、それをやっていなかったから、今回のような事態に追い込まれたのです。

方法はいくらでもあったはず。
愛護団体の力を借りる、業界の団体を作って、最低限みたすべき猫の福祉のガイドラインを決める、そのガイドラインの根拠を統計を使って明確に示し、猫カフェという営業方式に対して国民の理解を求める。
いつまでも、今の状態が続く、という前提のもとに営業を続けるのは、危険だったということです(猫カフェに限りませんが)。

これからは、自分の業界を守るために、予め動物の福祉を考えてイザという時に反論できるだけの材料を揃えておく、ということが必要になってくるのだろうな、と思います。

ただ、ひとつ、心苦しいのは、、、、

色々猫カフェのweb見たんだけど、皆さんとても猫のことを思ってやってらっしゃるんだよね……(TT)
(勿論、たまたまそういうwebみただけなのかもしれないし、酷いところはwebも作っていないのかも知れない。)
里親募集もしていたり、時間シフト制にしたり。

ちょっと見たところでは、まだ一店も「販売もやってます」なんてページは見た事がない。
しかも、だっこはNG、ってところもあった。猫が自分から膝に乗るまで待てって。

ウサギカフェよりずっと進んでるじゃん!

ウサギカフェもだっこ禁止にすべきだよ、ホント!
ウサギはただでさえだっこ嫌いなのに、見も知らない人にダッコされて、気持ちいいわけないじゃん。
また、取材にいったレポーターが、怯えて膝の上で動けなくなってる写真をとって、「大人しい」「ウサギはダッコも嫌いじゃない」と思ってるから困るんだよね。
ウサ飼いが見れば、写真一枚でも、リラックスしてダッコされてるか、怯えてるか、すぐに分かる。
今迄、楽しそうにダッコされてるウサギカフェのウサギの写真って、見た事がない。

猫カフェのオーナーは、ペットショップよりも、ずっと動物愛護の意識が高い。
それは、ちゃんと猫も従業員、と思っているからだと思う。
そういうところが叩かれるのは、正直、心苦しい。

……でも、だからこそ、そういう業界の人に、「猫は夜間に人と遊びたいんですよ!」って皆を納得させられるデータを出して欲しいんですよ……。

意識が高い人達だからこそ、自分達の思い込みだけじゃなくて、本当に何が猫にとっていいのか、先入観なしに探って欲しいのです。
猫カフェとか、ウサギカフェとか、「動物を働かせてお金稼いでいる」とあまりいい印象持ってない人、結構いると思うよ。
そういう動物を酷使しているイメージを完全に覆してしまうような活動や研究が、もっと沢山、それでご飯食べてる業界から出て来ていいと思う。

それが出来たとき、猫カフェは今迄とは比べ物にならないくらい、大きな市場を手にいれることが出来るだろう、と、思います。

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実験室出身のかわいいダッチ種のウサギさん、飼い主様募集中です!
最早ペットショップでは手に入らない種類です。
ウサギをおうちに迎えたい方は是非ご検討下さい。

詳細はこちら

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またまた実験ウサギさん飼い主様募集&webが不安定ですみません

またまた可愛いダッチさんの飼い主様募集が出ています!

兎鳥庵 日記 様

ニュージーランドホワイトの男の子、及びジャパニーズホワイト(日本白色種)の女の子も募集中。
みんなかわいい子達ばかりですよ!
(写真はばりくんのものをお借りしました)

ウサギを飼うのは初めて、という方は、こちらのエントリーも是非ご覧下さい。

さて、ご無沙汰しております。
只今出張中、これが終わればちょっとまた余裕が出るので、ウサギブログも真面目に更新したいと思いますm(_~_)m
(春のHRSアダプションキャンペーンの報告もまだしてないし…)

ところで、ここ数ヶ月ですが、このブログの表示が出来ないケースが頻発している模様で、本当にすみません。
原因は分かっていて(wordpressのデータベースオーバーヘッド)それを解消するプラグインも入れて、1時間に一度最適化かけてるんですが、どうも有り得ない速度でオーバーヘッドが溜まっているみたいです…。
ある時から突然そうなったので、何かの記事投稿後にへんなレコードが出来てそれが悪さしているのではないかと疑っているのですが、なかなか原因究明に辿り着きません。

つきましては、大変恐縮ですが、もしwebの表示が出来なくなっていたら、差し支えなければ私宛にご一報いただけないでしょうか?
こんなことお願い出来るような立場ではないのは重々承知しておりますので、本当に差し支えなければ、で結構なのですが…
twitterをご利用の方はtwitter経由でも結構ですし、メールでも結構です。
現時点で、私もどのくらいの頻度でこの問題が発生しているのか、把握しきれていない状況でして…どうしてもダメならサーバー移転も考慮にいれて対策を考えようと思っております。(こないだ移転したばっかりなのに(涙))

出張中に可愛いウサギグッズを沢山みつけたので、また報告しますね♪ 

牧草好きな子は本当に健康なのか?

2014/8/7 文末に追記しました。
8/11、更に追記(ルーファスのケースについて)。

牧草大好きハナちゃん、またも食欲不振週間です…。

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いつも、それは突然に起こります。
前日まで、長さ2センチ、幅1.5cmの巨大う●ちをしていたハナちゃんが、いきなりぱたっと水を飲むのを止めます。
水が飲めなくなると、普段牧草を一日右手一杯に4〜5掴みくらい食べるハナちゃんが、牧草を食べられなくなります。
そもそもハナちゃんのペレットは一日大さじ4杯。あまりに大量の牧草を食べるので、これ以上与えると太ってしまいます。
でもそのお陰で、ひとたび牧草が食べられなくなると、一気に体調悪化します。
朝は元気でも、半日のうちにうっ滞、脱水して、仕事から家に戻ったらグッタリ。
その悪化具合が、脱水が極度に進んでいる、お腹にもうかなりガスが溜まっているなど、かなり危険な状態まで進んでいることが多いのです。
で、24時間後には目に見えるほどげっそり痩せます。

実は、こんなに体調が急転直下するのは、うちではハナちゃんだけなのです。
ハナちゃんは体重4.5キロ。常識で考えれば、もっと小さい子より体力がありそうなものなのに。
それなのに、実際に体調を崩すと、他の子なら1日は猶予があるところが、半日しか猶予がないのです。

2014/8/7 文末に追記しました。

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[急募]ニュージーランドホワイト♂飼い主様募集

実験ウサギの里親募集をされている兎鳥庵さんの所で、3匹の元気な雄ウサギが新しいお家を探しています。
投薬履歴なし、採血されただけのウサギさんですが、お家がみつからない場合安楽死処分になります。
ウサギを飼ってみたい方、ペットショップに行く前に、この子達のお迎えを検討してみませんか?

  1. ニュージーランドホワイトは、一般にとてもおだやかです。(勿論個体差はありますが、私がHRSで見たところ、凶暴な子には今のところ会ったことがありません。ロップやネザーはとびかかってくるのがいますが。)
  2. 大きさは4〜6.5kgくらいまで育ちますので、あまり狭いお家では飼育が難しいかもしれません。ご不安な方は直接兎鳥庵管理人のちゅんちき様にご相談されたら良いと思います。
  3. 小さい子は見て可愛いけど、大きい子は触って可愛い!!(断言)

詳細は以下のページをご覧下さい。

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不正咬合の治療について(門歯抜歯)

このエントリーについては、多少議論の余地があるかと思いますので、Wisconsin HRSの1事例として報告します。

先日HRSにやってきたロップイヤーの不正咬合の男の子ですが、体力が回復したら、門歯を6本全部抜くことになりました。

不正咬合の治療といったら、定期的に歯をトリムするのが常套手段だと思っていたのですが、George曰く、「うちでは門歯不正咬合でまだ若い場合には、基本的に抜歯している」とのこと。
何故かというと、第一に歯を削るために数ヶ月に一度麻酔をかけることの方が、門歯がなくなるよりウサギ本人への負担が大きいから。
第二に、飼い主の金銭的負担も大きいから、だそうです。
他の支部でもそうやっているのかどうかは分かりません。
Georgeは薬学の専門家ですから、麻酔が体に及ぼす影響については重々承知しているので、麻酔を何度もかける方が危険だと結論したのかも知れません。

このへん、すでに誰かのウサギになってしまった子達と、これから誰かの家に行くウサギの立場に差があるかもしれない、とも思います。
不正咬合で治療費がかかる、とわかっている子はなかなかアダプションされにくい、という現実もあるでしょう。

ただ、HRSの会員で11歳の不正咬合の子がいる人の話など聞くと、たしかに「麻酔の負担」は無視出来ない、という気もします。
11歳という高齢で、数ヶ月に一度全身麻酔というのは、毎回大変心臓に悪い事だと思います。
出来れば抜歯したいが、抜歯は大手術なので、高齢ではやれない、とのことでした。

日本では、無麻酔で歯を削ることの出来る獣医さんも居ますが、まだまだ数は多くありません。
また、無麻酔で歯を削られるストレスが、はたしてウサギにとって良いのかどうか、、まあ、慣れてしまえば大丈夫なのかもしれませんが、個人的には多少疑問があります。

勿論、以上の話は、既に育ってしまったウサギで、歯をトリムしたり、食事を変えたりするだけでは不正咬合が解消しない、と分かっている子の話です。
(ペレットをやめ、完全野菜食にすることで軽度の不正咬合のトリムが必要なくなった例があります。こちらでチーママさんがコメントされています。ただし、ペレットを完全にやめてしまう場合、毎日相当量の野菜が必要になります。)
また、門歯だけでなく奥歯も不正交合の場合は使えない方法ですね。

ちなみに、門歯が全部なくなっても、食べるのに殆ど支障はないとのことでした。
ただ、野菜は小さく切って与える必要があります。
牧草などは、上手く奥歯に突っ込んで自力で食べているらしい。
今迄もずっとそうしてきたが、門歯がないことでトラブルが起きた事例はない、とのこと。

また、このロップ君は、歯をカットした現在でも左目から涙を流していますが、こういった問題も、かなりの確率で、門歯を全部抜歯してしまうと解消する、とのことでした。

日本では、不正咬合の子の歯のトリムについて、何度も麻酔をかけたくないと悩んでいる方も多いと思います。
私も、今迄は、麻酔をかけてやるか、なんとか無麻酔で歯を削れる獣医を探すかの二者択一だと思っていましたが、今回の話をきいて、第三の道もあるのかな、と思いました。
もっとも、日本では、ウサギの抜歯を安心して任せられる獣医さんがどのくらいいるか、分かりませんが……。

この子がどうなったかは、また手術が終了して回復したらご報告します。

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ちなみに、先週のお掃除のときには、すっかり肉付きもしっかりしていました!
(何故か、体重は少し減ったらしい。でも、触れば、明らかに肉付きがみっしりとして、先々週より体力が満ちている感じでした。)

新顔のConfiscationウサギ達

先日、HRSに行ったら、新顔のウサギ達が増えていました。
Confiscation(差し押さえ)ウサギ、つまり、動物虐待と見なされ救出された子達です。
今回のケースは飼育放棄だとのことでした。
経営悪化のシェルター等ではなく、個人の所有で20匹以上に増えていた模様です。

各地のシェルターで分担した結果、HRSにはいつも通り、もっとも難しい子たち(病気、極度の恐がり、アルビノでアダプションが難しい)がやってきました。
全部で5匹、うち2匹はフォスターホーム預かりになり、Georgeの家には3匹が引き取られることに。
丁度ハナちゃんのお見合いをしたためカメラを持っていたので、写真をとってきました。

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警戒区域内家畜保護管理プロジェクト責任者の方とのメール

いきなり煽りタイトルですみません。出来るだけ多くの方に見てほしいので、敢えてこんなタイトルにしました。

警戒区域内家畜保護管理プロジェクトは、大学研究機関が主体となって福島で被曝した家畜を生体保存していく道を探るプロジェクトです。予算の都合で50頭しか対象になりませんが、家畜の用途を離れた大型動物が人間と共存する道を探るとのことです。

実は、このプロジェクトがメディアに紹介された時(もう去年の話ですが)、私が一方的にフォローさせていただいている方から、この件についてあまり良いツィートを見なかったのが気になり、直接プロジェクトの責任者にメールを出して真意はどこにあるのかを確認させていただきました。結果、私が最初に持った印象は、大きく実態と離れており、(私個人の考えでは)十分賛同できるプロジェクトであると思いました。
このエントリーの最後にメール文を転載しますので、ご覧になってみて下さい(先方の許可はとっています)。
なお、私用でweb上での公表が1ヶ月近く遅れましたので、メールを頂いたのはもう1ヶ月ほど前であることをお断りしておきます。

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困った時のTips

このカテゴリーには、ウサギを家に迎えた後で、困った時に役に立ちそうなTipsなどを集めています。
HRSや獣医師の先生方から学んだこともありますし、私達がこれまで見て来たウサギ達から教えてもらったこともあります。

HRSまたは獣医師から学んだ情報に関しては、記事の先頭にその旨明記されていますので、ご参考下さい。

なお、このカテゴリの記事は全てのウサギさんに当てはまるとは限りません。情報のご利用は、皆様の責任においてお願い致します。

Mery Christmas!

毎年、クリスマスにはにわかクリスチャンになって(笑)夜中のミサに顔出したりするのですが、今年は家の中で掃除もせずのんべんだらり、でもうすぐ25日も終わろうとしています。
このホリデーシーズンで完成させないといけないウェブサイトが2つ。それが終わったら、去年からストップしているウサギの避妊についてのエントリーにまた戻って来たいと思うのだけど……なかなか割り込みの仕事が多くて進まないなあ。

2011年のウサギ年は、色々な意味で長く記憶に残る年になるだろう、と思います。
勿論、大災害があったことは一番なのだけど、我が家のウサギ達にも色々試練の年でした。
もうすっかり、うちはUW-Vetで「奇妙な症例のウサギ」ばかり連れて来る患者として有名です(苦笑)。

ルーファスの「眼球後方の球後膿瘍」+左頬骨の皹は、どうやら結局一番問題だったのはヒビの方だったらしい、と結論がつきつつあります。
あくまで予想にすぎませんが、
1)顔をエクササイズパンの隙間に挟んで抜けなくなったときに頬骨に細かい皹が入り、
2)その後眼球後方で膿瘍が育ったため歯が尖って食欲が落ち、
3)麻酔して歯を削る際に頬骨の皹が大きくなり、
4)骨が痛くて食べられないため体力が落ちて急激に膿瘍が成長、
という経過だったのではないかと思っています。
膿瘍の方はアクチノバシルスという、これまたウサギではあまり聞かない菌でしたが、結局食べられないのは膿瘍のせいではなく、骨の皹の方だった、ということです。

実は、先日また一ヶ月検診に行って、そのあとまたぱたっと食べなくなりました。野菜の食べ方を見ても、口を小さくしか開けず、噛むときにたまにへんな「きゅっ」という音がします。で、こういう状態になると、とにかくやたら敷物を八つ当たりするみたいに掘りまくります。

流石にこちらも慣れてきて、これは痛いんだな、と結論。
案の定、痛み止めをやると食欲が回復し、翌日また食べない、の繰り返し。
どうやら、検診時に口の中に小さなスコープを入れて奥歯の様子を見ただけで、また皹の部分が少し悪化したらしい。
この検査の様子は私も見ていましたが、勿論直径1cmくらいのプラスチックの筒を口の中に入れるだけですから、普通ならなんの問題もない検査です。ただ、どうしてもウサギは筒を噛んでしまうので、そのときにまた頬骨に負担がかかったんでしょう。ヒビ入れてから2ヶ月以上経っているし、もう大丈夫だろうと思いましたが……(勿論先生もそう思ったから検査したんでしょうが)

あらためて、ウサギの骨って本当に脆いんだな、と実感。
次の一ヶ月検診では、口の中の検査はスキップしてもらおうと思います。
ちなみに、ルーの食欲はそれから5日間痛み止め投与し続けたら、正常に戻りました。

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ペニシリン注射の後のルーファス。
2ヶ月間、2日に一度注射し続けて、ようやく投与が終わりました。
これから暫く様子を見て、膿瘍が再発しなければこれで注射は終わり!

お次はハナちゃん。
とにかく牧草をよく食べて、もう花豆くらいのう●ちをしてくれる子なのに、一度胃腸うっ滞になったらなかなか回復しない……(溜息)。

ウサギによりけり、というけれど、流石にここまで回復が遅いのは、先生もあまり見たことがないらしい。
今年は秋〜冬に二回うっ滞し、1回目は3日、2回目は完全回復までほぼ10日かかりました。
流石に10日もかかるというのは何かしら問題があるのじゃないかと思うのだけど、結局血液検査やレントゲンの結果も正常だし、理由がわかりません。
ハナちゃんも、所謂状態の悪いブリーダーから救い出された子なので、まだまだ何かあるかもしれん、と警戒。

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回復すればこんな感じで爆睡してくれるんですけどねえ。。

唯一、病気知らずのプチ。

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この子は、避妊手術後にちょっと大変なことになりましたが、実はそれ以外ではただの一度も病気したことがありません。胃腸うっ滞もナシ。歯のトラブルもなし!
もう6歳だというのに、相変わらず立派な背筋力、脚力で何処へでも飛び乗ります。
(そもそも、ケージの中に入れてやった自分の体の半分ほどもある木のオモチャをくわえては持ち上げる、ウェイトリフティングで背筋鍛えてるウサギはこの子だけだし(汗))

まあ、かなりワイルドで人間に寄ってもこない(手にオヤツを持っているときだけは別)、飼いウサギなのか?と首を捻りたくなるような子ですが、今までうちに来たウサギ達の中でダントツに健康です。
まあ、ウサギのくせにいびきをかくのが、ちょっと心配ですが。

プチは生後8週目以後もずっと母親のえせると一緒に居たウサギです。
父親のろし太と、母親えせるの間にはまったく血縁関係はないので、完全な雑種です。
もし、プチのこの強さがそのためだったとしたら……
今回の動物愛護法改正で、8週齢未満の販売禁止が犬猫しか提言されないのは本当に残念です。
(それでも、一歩前進ではあるのだけど。)

それから勿論、まんごろし太。

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最後の写真のうちの一枚、鼻から大量出血した後の写真です。
結局、解剖して分かったのは、既に骨髄がほとんど脂質化していたこと(血液を作る細胞がゼロに近い数になっていた)、肝臓のうちの一葉が捻転して壊死していたこと、それから白血球、血小板の減少のため内蔵器官のあちこちで出血していたことでした。

再生不良性貧血と肝臓捻転のどちらが先に起きたのか、どちらかがどちらかの原因となったのか、とにかく症例がないため分かりません。
肝臓捻転はウサギにはたまに見られるけれど、通常の貧血はともかく、造血幹細胞自体がなくなってしまうような貧血を誘発する例はない、とのことでした。
こんな事が起こるのは、遺伝的欠陥か、毒物か、その両方の相乗効果か。

個人的には、毒物の可能性も完全に消えたわけではないと思っています。
4匹のうち、プチを除く3匹のウサギが、同時期に貧血、もしくは血液中の赤血球数の急降下を示しました。
カーペットクリーナーの成分は問題なさそうだったとはいえ、あれから恐ろしくて使ってませんが、原因はそれではないかも知れないし、たまたま外で撒いていた駆虫薬が風向きが悪くて家の中に入ってしまったのかも知れないし……。

色々なことを学んだ1年でした。
来年は、もう少し穏やかな年になるといいんですが……。

日本はこれから正月シーズンですが、こちらでは明日のクリスマスの代休が開けたらクリスマス休暇は終わりです。ちょっと早いですが、今年一年を振り返ってみました。