猫カフェの夜間営業規制緩和に関するパブコメについて

5/3追記:

結局パブコメフォームつくりました!

http://garden-of-ethel.me.uk/aigo/

チェックボックスで選ぶだけで意見作れます。勿論、自分の意見を書くスペースもあります。
ちょっと億劫だな、と思っている方、是非お試し下さい!

「動物の愛護及び管理に関する法律施行規則の一部を改正する省令の一部を改正する省令案」のパブコメ〆切が5/7と近づいています。

これの本体のパブコメは、自分でフォーム作っちゃうくらい頑張ったのですが、今回は正直どうしたらいいのか戸惑っています。フォームのヒナ型はあるので、作るのはどうってことないのですが。

一番難しいところは、私自身が猫を飼っていないので、細かいところまではわからない、ということです。猫はウサギほど、人が入れ替わり立ち代わり近づくことにストレスはないのかもしれない(個体差があるとも思いますが)。
夜行性であり、夜に人間と遊びたい傾向がある、というのもそうなんだろうな、と思う。
そういう意味で、私は、基本的に「餅は餅屋」な考え方なので、本当に猫を知る人達が、この規制はおかしい、と思うなら、緩和はアリだと思うのです。

ただ一方で、散々もめてようやく案にまとめたのに、後だしジャンケン的なイチャモンの付け方には、確かに納得のいかない部分もあります。
前回のパブコメでも、猫カフェ業界は、猫の夜間規制に関して反対したはず。それに対し、パブコメで圧倒的多数票で、やはり夜間営業はいかん、という国民の票がつきつけられたわけです。
まあ、パブコメは多数決ではない、というのは重々承知していますが、でも、それが彼らの「お客様」である国民の声なわけです。
お客様が事情を分かっていない、と思うなら、猫カフェ業界は、先のパブコメの前に、大々的なキャンペーンを行うべきだった。
文句をつけるのが遅すぎる。議論の基本がなっていません。
議論も、イチャモンも、いつでも好きなときにやっていいわけではなくて、ちゃんと決められた期間内に言うべきことは言わなくてはいけないし、一度決まった事にはそれを前提として次の議論に進まなくてはならない。

……とはいえ、それは「原則」だってことも、実際その通りなんですよね。
議論を蒸し返すことで、もしも動物たちに利益になるのだったら(あくまで動物の利益であって、人間の利益ではない)、頭ごなしに議論を拒否するべきではない、とも思うのです……。
だって、この法案の本当のお客様は、動物たちですから。
我々は、お客様のために、可能な限り努力する必要があるわけです(笑)

このへん、議論の奴隷になるか、自分が目的を持って議論を行うか、つい見失ってしまいがちで難しいところですが……。
そういうファジーさ、というのは、ひとつ、日本人の苦手なところでもあると思う。

うーん、どっちを優先すべきか。

散々悩みましたが、本当に動物のことを考えるなら、一番動物に負担がない方法をとるのが一番いい。
人間の手続きの煩雑さなんて、動物たちは知ったこっちゃない、と思います。

というわけで、私自身は、今回は以下のようなことを軸にコメントを送ろうかと思っています。まだ原案なので、まとめたものは、後日また別エントリーにします。

パブコメフォームをご覧下さい。

私は結局、基本却下、ただし、本当に8時から10時まで猫を店舗に出さないことで、かえって猫にストレスがたまる、と統計的に証明できたら、緩和を考えてもいい、という意見を送りました。(そんなの、予めそういうデータを持ってなかったら、すぐに証拠を作るのは無理ですけどね。)

……皆さんは、どう思いますか?

正直、「議論の根拠となる研究を示せ」なんて、かなり難しい要求だと私も思います。
だけど、本当に猫カフェの人達が猫の福祉を考えてこれまで営業してきたのなら、当然、何が猫にとって一番いいか、試行錯誤をしてきたはず。
それを、猫カフェ同士が協力して、ひとつの統計としてまとめるのは簡単な仕事ではないかもしれないが、それをやっていなかったから、今回のような事態に追い込まれたのです。

方法はいくらでもあったはず。
愛護団体の力を借りる、業界の団体を作って、最低限みたすべき猫の福祉のガイドラインを決める、そのガイドラインの根拠を統計を使って明確に示し、猫カフェという営業方式に対して国民の理解を求める。
いつまでも、今の状態が続く、という前提のもとに営業を続けるのは、危険だったということです(猫カフェに限りませんが)。

これからは、自分の業界を守るために、予め動物の福祉を考えてイザという時に反論できるだけの材料を揃えておく、ということが必要になってくるのだろうな、と思います。

ただ、ひとつ、心苦しいのは、、、、

色々猫カフェのweb見たんだけど、皆さんとても猫のことを思ってやってらっしゃるんだよね……(TT)
(勿論、たまたまそういうwebみただけなのかもしれないし、酷いところはwebも作っていないのかも知れない。)
里親募集もしていたり、時間シフト制にしたり。

ちょっと見たところでは、まだ一店も「販売もやってます」なんてページは見た事がない。
しかも、だっこはNG、ってところもあった。猫が自分から膝に乗るまで待てって。

ウサギカフェよりずっと進んでるじゃん!

ウサギカフェもだっこ禁止にすべきだよ、ホント!
ウサギはただでさえだっこ嫌いなのに、見も知らない人にダッコされて、気持ちいいわけないじゃん。
また、取材にいったレポーターが、怯えて膝の上で動けなくなってる写真をとって、「大人しい」「ウサギはダッコも嫌いじゃない」と思ってるから困るんだよね。
ウサ飼いが見れば、写真一枚でも、リラックスしてダッコされてるか、怯えてるか、すぐに分かる。
今迄、楽しそうにダッコされてるウサギカフェのウサギの写真って、見た事がない。

猫カフェのオーナーは、ペットショップよりも、ずっと動物愛護の意識が高い。
それは、ちゃんと猫も従業員、と思っているからだと思う。
そういうところが叩かれるのは、正直、心苦しい。

……でも、だからこそ、そういう業界の人に、「猫は夜間に人と遊びたいんですよ!」って皆を納得させられるデータを出して欲しいんですよ……。

意識が高い人達だからこそ、自分達の思い込みだけじゃなくて、本当に何が猫にとっていいのか、先入観なしに探って欲しいのです。
猫カフェとか、ウサギカフェとか、「動物を働かせてお金稼いでいる」とあまりいい印象持ってない人、結構いると思うよ。
そういう動物を酷使しているイメージを完全に覆してしまうような活動や研究が、もっと沢山、それでご飯食べてる業界から出て来ていいと思う。

それが出来たとき、猫カフェは今迄とは比べ物にならないくらい、大きな市場を手にいれることが出来るだろう、と、思います。

——————————————————–

実験室出身のかわいいダッチ種のウサギさん、飼い主様募集中です!
最早ペットショップでは手に入らない種類です。
ウサギをおうちに迎えたい方は是非ご検討下さい。

詳細はこちら

——————————————————– 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。