答えは「ノー」です……。
特に、仔ウサギの難しさは最大級です。
ウサギの何が難しいか。
第一に、体調を崩したとき、犬猫ほど持ちこたえてくれない、ということです。
例えば、朝、ご飯(ペレット)を全く食べずに踞っていたら、即その場で病院行きです。
仕事から戻るまで待ってね、とか、明日の休日まで待ってね、なんてやっていたら、あっという間に死にます。
24時間腸が動かないだけで、ウサギは重篤な状態に陥ります。
しかも、ウサギを家に連れて来て最初の二週間以内に、(ストレスで)こうなる可能性が結構高いのです。
ウサギの為に会社を休めるか、というところも問題ですが、それ以上に、初心者はウサギの異常に気づくのが難しいのです。
ウサギに慣れた人なら、ほんのわずかなウサギの行動の違和感や、表情などから、ウサギの不調を早期に読み取り、早めに手を打つことも出来るのですが……。
ウサギに接したばかりの初心者にはそれが出来ません。
第二に、いざ体調を崩したときに、頼れる獣医の数が犬猫に比べて圧倒的に少ない、ということですが、これはこちらの項目をご覧下さい。
第三に、ウサギは犬猫ほどには人間の言葉が通じない、ということです。
つまり、ウサギと仲良くなるには、ウサギ流のボディランゲージを覚え、ウサギの視点で思考しなくてはなりません。
慣れればそこそこ想像できるようになりますが、初心者には難しいのです。
しかし、どんな人でも最初は初心者ですから、難しいことは確かですが、無理というわけではありません。
大人のウサギならば、多少不調があっても、仔ウサギよりは長く耐えてくれます。
(というより、子ウサギは下痢をしたらもう助からない、というくらいに思っていて下さい。実際、下痢をした子ウサギに出来る医療行為はほとんどありません。たとえ元気に飛び跳ねているように見えても、数時間後には弱って死ぬケースが殆どです。しかも、通常のペットショップ出身の子ウサギは、簡単に下痢をしてしまいます。
既に子ウサギを家に連れてきてしまった場合は、こちらの記事を参考に、絶対に下痢させないように注意して下さい。
大人のウサギなら、下痢をした直後に病院に担ぎ込めば、子ウサギよりは体力があり出来る処置も多いので、医療処置が間に合う可能性があります。とにかく、一刻も早くウサギに慣れている獣医に処置をしてもらうことです。それでも、助からないこともあります。)
というわけで、犬や猫などに比べると、初心者がウサギを飼うのは難しいと思います。
勿論、犬や猫にもそれなりの難しさがあることは重々承知していますが、命に関わるトラブルの頻度という意味では、明らかに難しい、と言ってよいと思います。
貴重なアドバイスありがとうございます、
実は、うさぎさん何度も飼っています
うさぎさんは、繊細で、とても手入れが大変です。体調に気づき病院に連れて行っても
動物病院であるのに、うさぎはみません
とか言われて、亡くなったり、
うさぎさんの歯は伸びるので、かじり木だけでは追いつかず、トイレを清潔にお日様に当てて運動し牧草をメインにペレットは後で、
果物は、少し月2回と決め、ブラシも豆にして、爪も切り過ぎない様に、ゲージを買い
ハウスを大きくしていき、藁の家を買い
病院が遠くて大変で、定期健診も定期的にいき
それでも、長生きとは言えませんでした、
悲しくて悲しくて泣きまくりました。
未熟な私が何度もうさぎさんを飼った他の方はわかりませんが、素直な私の感想です。
とても、共感する所がありました。
うさぎさん、こんにちは。
大事に大事に育てた子が行ってしまうのは、本当に辛いですよね。
ウサギと暮らす方々は、熱心な方ほど、「なにがいけなかったんだろう」「あのときああしていれば助けられたかもしれない」と後悔し続けることが多いように思います。
私たちも、この夏、また一匹大切な子をお月さまに見送ってしまいました…。助けられたかもしれない子でした。
本当にウサギは難しい、10年以上ウサギと暮らしていてもまだ難しい、と思う今日このごろです。