ウサギは、24時間何も食べないと死ぬ?

現在ペレットや野菜などが食べられないウサギが居る場合は、こちらの記事をご覧下さい。

これは、「イエス」です。
正確には、腸の動きが止まって24時間経つと、非常に危険な状態に陥る、ということです。
(したがって、健康なウサギで、24時間ご飯がもらえなくても、自分のふんを食べてお腹を動かしていた場合は死にはしないと思います。小学校などで休日ご飯がもらえなくてもサバイバルしているウサギはそういう状態でしょう。しかし、これはウサギに心身共に大変な負担をかけることです。生きているから大丈夫、で済ませられる問題ではなく、常習的にやればれっきとした虐待です。)

これには、ウサギの消化システムが関与しています。
生き延びるため、他の動物たちが見向きもしない、もっとも繊維が多く栄養の少ない草を主食に選んだウサギは、これを消化するために、盲腸の機能を最大限に使っています。
人間の盲腸は退化して小腸の端にぶら下がっているだけですが、ウサギの盲腸はお腹の右半分を殆ど埋め尽くしています。
この盲腸の中では、細菌が固いセルロースなどを分解しています。
つまりウサギは、自分の消化酵素だけでは栄養の貧弱な草から十分な栄養を摂取できないので、細菌の力を借りて消化を行っているのです。

さて、お腹が動いている間は、盲腸内でも正常な発酵が進んで、何も問題はないのですが……。
腸の動きが止まると、盲腸の中の栄養物の動きも止まります。
ウサギの温かな体温の中で、栄養の高いものを放置したらどうなるか──当然、有害な菌が増殖します。これが、ウサギが発酵のために使っていた善玉の細菌を打ち負かし、有毒ガスを生成します。
この有毒ガスのために、ウサギは死に至ります。
(さらに、このガスがたまった状態は、ウサギにとって大変な腹痛を伴うものだそうです)

胃腸うっ滞については、以下に大変詳しい記事があります。
ウサギを飼うなら是非一読をおすすめします。
Dr. Dana Krempels / Translated by: Dr. Ayako Imai
胃腸内容うっ滞 物言わぬ殺し屋

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ウサギは、24時間何も食べないと死ぬ?” への1件のコメント

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