エンセファリトゾーンが疑われる場合の初期対応について

エンセファリトゾーンは最早必ずしも不治の病ではなくなりましたが、予後経過は初期の対応の善し悪しで大きく左右されます。
斜頸など、エンセファリトゾーンが疑われる症状が現れた場合には、まず一刻も早くウサギに詳しい病院に駆け込む必要があります。夜中なら、救急病院がある場合は様子見せずに運ぶべきです。

斜頸などの症状は、小脳が免疫の過剰防衛によって傷つけられて起こる場合(エンセファリトゾーン起源)と、細菌感染によって内耳に異常をきたす場合(パスツレラ)があります。もし前者の場合、脳の炎症部分が酷くやられる前に、いかに早く対処するかで、後遺症の重篤さが決まります。

消炎剤としては、ステロイド剤が使われますが、残念なことに、ステロイド剤は一方でパスツレラ菌を元気にしてしまう可能性があるようです。パスツレラが強く疑われる場合は、獣医さんによってはステロイドの処方を行わない方もおられるでしょうが、エンセファリトゾーンが原因であった場合には、ステロイドも含めた可能な限り早い対処が必要になります。
夜に発症した場合、朝まで待たずに救急病院へ連れていくことを勧める理由は、このためです。

(逆にいえば、これらの処方をしてくれない救急病院に連れていっても、あまり効果は望めないかも知れない、ということですが……。
人間にとっての1日は、ウサギにとっての3日、というのが目安です。つまり、8時間様子見をしたら、人間ならまる1日放置されたのも同じ、ということです!)

以下、エンセファリトゾーンが疑われる場合、私達が実際にとった行動と獣医師の処方です。


1)斜頸を発症している場合、タオルで包み狭いケージに入れるなど、体が転がらない応急処置をする。

斜頸でローリング(頸が曲がってしまい、座れなくなって体がごろごろ転がってしまう)を起こしている場合、一番怖いのはパニックによる骨折です。まず、ローリングを強制的に止めてやる必要があります。

バスタオルなどで体を包み、狭いキャリー用ケージなどに入れ、タオルを詰めて体が動かないように固定します。結構な力で転がりますので、固いケージでないと回ってしまいます。こんなにぎちぎちにしたら可哀想なんじゃないか、と思うくらいで大丈夫です。

こちらの記事に、えせるの体を固定した様子を示したビデオがあります。これは、バリケンネルのP100サイズのものの中に、急遽木で仕切りを作り、その間にえせるを寝かせたものです。
注)呼吸が出来るように、顔の前は十分隙間をあけて下さい。
なお、えせるはこのベッドを使っていましたが、明け方に別のウサギが突然大変驚いて小屋を駆け上がりスタンピングを繰り返し、それに怯えたえせるがパニックになり、心臓発作を起こして、そのままお月さまへ旅立ってしまいました。
もともと弱っていたのですが、もしかしたら、驚いて逃げようとしたのに体が挟まれて動かず、パニックを起こした可能性もあります。
このベッドはWHRSで効果があったものですが、そういう特殊なケースにはもしかしたら危険かもしれませんので、絶対にウサギを脅かさないようにして下さい。
(その音がするまでは、苦しそうな素振りはありませんでした。)

 

2)発症に至るまでの経過を確認し、獣医に急患の連絡を入れる。

特に、以下の情報が分かるようなら正確に伝えて下さい。

  • 突然症状が現れたのか、それとも数時間前から少しずつふらつくようになったり、眼振(眼球が上下、左右に行ったり来たりすること)があり、それから現在の症状に至ったのか
  • 最近、あなたやあなたの家族、ウサギが他のウサギと接触したか(その接触相手が過去にパスツレラ起因の斜頸を煩ったことがあるか、スナッフルなどの症状を見せていたか
  • もし過去にエンセファリトゾーン感染の検査をしていたら、その結果

斜頸の場合、殆どの獣医師はまずパスツレラによる細菌感染を疑います。しかし、多くの場合、パスツレラ起因の斜頸は、殆ど前触れもなく急激に起こります。

もし、転がり始める数時間前から、少し足がふらついていた、あるいはゆるやかな眼振がみられた、などの場合には、エンセファリトゾーンが原因である可能性が高くなります。
実際の処方については獣医師が判断するでしょうが、この情報はその処方の役に立つと思われます。

また、他のウサギと接触した場合には、パスツレラ感染も疑われます。実際には、ウサギは殆どパスツレラ菌を持っているとも言われますが、パスツレラに免疫がない子が感染した可能性も否定出来ません。

パスツレラの感染については、あまり神経質になる必要はないと我々も獣医師から言われましたが(たとえば、斜頸のウサギのケージを掃除して家に帰り、家のウサギに触った、というくらいなら問題ない)、一応過去に斜頸やスナッフルを発症したウサギを触った後は、手を洗うくらいのことはした方がいいでしょう。

3)獣医師の処方について

これについては、我々は獣医師ではありませんので、あくまで私達が体験したこと、及びWHRSのディレクターのG.F氏から聞いた話を紹介します。

私達は通算6匹のウサギをみてきましたが、うち2匹が斜頸を発症しました。
1匹目のろし太は、夜中に足もとがふらつきはじめ、ゆるやかな眼振が始まり、それから暫くして姿勢を保てなくなり、ゆっくりとローリングを始めました。
ローリングを始めて2時間後の明方4時、急患で大学病院で診療してもらい、耳が綺麗だったこと、発症が比較的ゆるやかであったことからエンセファリトゾーンを疑い、アルベンダゾールの処方を受けました。
投与して4日目には、ローリングなどの症状は落ち着き、ふらつきながらも自分で動けるようになり、約1ヶ月でほとんど斜頸がわからないレベルになりました。

一方、2匹目のえせるは、発症する数時間前まで普通に走っており、発症後の症状もろし太の時よりずっと急激で、ゆっくり回るのではなくグルグルと回転してしまっていました。
発症して一時間後、朝の5時半に、24時間の救急診療獣医に連れて行き、まずパスツレラ感染を疑って抗生物質の投与をしました。その後、半日遅れてフェンベンダゾールの投与も合わせて始まりました。

(私達は最初からエンセファリトゾーンの可能性もあるのではないか、と医師に報告しましたが、最初の医師はパスツレラを強く疑ったようです。その後、担当医が変わり、抗生物質を続けながら、フェンベンダゾールも処方されました。)

以下、えせるの1日の入院中の薬品投与記録です。
※日本では使用を控えられている薬品もあるかも知れません。あくまでご参考程度に。

  • Enrofloxacin(エンロフロキサシン、抗生物質)注射 1ml
  • Fluid(輸液)注射 100~500cc
  • Dimenhydrinate(ジメチルハイドレート、酔い止め)注射 4ml
  • Dexamethasone(デキサメタゾン、ステロイド)注射 0.1ml
  • Sedation(鎮静剤、成分わからず)
  • Fenbendazole(フェンベンダゾール、エンセファリトゾーン駆除薬)

ちなみに、輸液は、薬を急激に沢山使うため、脱水を起こさせないようにするための措置だそうです。
このリストをみると、パスツレラの細菌感染とエンセファリトゾーンの両方を疑った処方になっています。

実際、斜頸を発症しても、どちらが原因なのかを調べるのは容易ではありません。レントゲン等で内耳の異常が認められればパスツレラを疑うでしょうが、エンセファリトゾーン寄生虫自体は多くのウサギが持っていますし、抗体検査をしたところでそれが斜頸の原因かどうかが分かるわけではありません。

このような事情から、最近では、最初から抗生物質とベンダズイミ系の駆除薬を投与するケースが増えているようです。ステロイドを処方するかどうかは、医師の判断によるでしょう。

ひとつ勉強したことは、人間用の酔い止め薬がウサギにも効く(ことがある)ということ。
斜頸を発症すると大抵眼振を伴いますので、所謂目が回った状態になり、ウサギが酔って御飯を食べられなくなります。
これを軽減するのに、人間用のカフェインを含まない酔い止めを買って来て飲ませろ、と言われました。
実際、その処方がきいたのか、一日入院して戻って来たえせるの眼振は、朝より随分と収まっていました(ローリングの頻度も激減していました)。

残念ながら、その次の日の朝には、えせるは発作でなくなってしまいましたので、上の処方で症状が改善したかは分かりません。詳細な記録は、こちらにあります。

4)1週間はウサギの隣に寝て番をする

なにしろ相手は集中治療室に居るようなものですから、一週間は気が抜けないと思います。
強制給餌、転がったら手を置いて宥めてやる、などの対処が必要です。

ただ、薬がきいてきて、対処が十分に早ければ、殆ど斜頸であったことが分からないレベルまで回復する事例も多いようです(ろし太もそうでした)から、諦めないで頑張って下さい。

28 thoughts on “エンセファリトゾーンが疑われる場合の初期対応について

  1. 一昨日動物病院に行ったら、エンセファリトゾーンと、診断されました。
    診察してもらったとき、しんさつだいから落ちそうになったため、先生が慌てて、ウサギを持ったためか、左足を引きずるようになってしまいました。
    そのためか、直腸からふんが、食べられず、落ちたふんを食べてます。あと、ふんが固まってお尻に、くっついているため、ウエットティシュでふいてとっています。このままでいいのでしょうか?

  2. 宮下さま、
    盲腸糞はお尻から直接食べられなくても、すぐに拾って食べられるようならそれで大丈夫だと思います。お尻にくっついてしまった糞(軟便でしょうか)は、今されているように、こまめに取ってあげた方が良いと思います。

    今後の話ですが、(あくまで一般論の話ですが)エンセファリトゾーンと診断され、ベンダズイミ系の薬の処方が始まってから、効果があらわれ始めるまでに、3〜4日かかります。その間にも免疫系の神経への攻撃は続いているので、足を引き摺っているのが怪我なのか、エンセファリトゾーンのためなのかは、現時点ではちょっとよく分からないですね…。
    エンセファリトゾーンは、薬の投与が早い時期に行われれば、神経症状も改善することが多いと聞いていますので、諦めずに薬の投与を続けてあげて下さい。

  3. 眼振が酷いので酔い止めを飲ませたいのですが
    どのくらいの量を飲ませたらいいでしょうか。

  4. ろい 様、
    暫く忙しく、返信遅くなりましてすみませんでした。
    酔い止めの件ですが、一応薬ですので、お医者様に必ず相談して下さい。どのくらいの量を飲ませるかも、体重だけでなくウサギさんの体調や他の薬との兼ね合いもありますので…。

  5. 5月に4歳になるネザーランドドワーフ(♂)が、3日前の朝から突然左側に体が傾き、歩こうとするとふらついてしまうようになりました。
    少しずつ首も曲がってしまい、斜頸だと気づいて急いでエキゾチックアニマル専門の病院に連れて行きました。(症状に気づいてから4時間半後に受診)
    血液検査、エンセファリトゾーン検査などしてもらい、薬を処方されて帰宅したら、病院ではふらつきもあまりなく歩きまわっていたのが、家に着いたとたんよろけて倒れ、それにパニックになって動こうとしてさらに倒れる状態になり、呼吸も荒くあわててすぐに再受診しました。
    1晩入院、餌も食べられないので点滴や注射、投薬してもらい翌朝迎えに行きました。
    病院で対面したバッグの中のうさぎは、首が曲がり体はかたく、頭をなでても反応もなく、あんなに元気だったこが、、、と涙が止まりませんでした。強制給餌のやり方などを教わり、帰宅。家に着くと、少しふらつきながらも部屋中をまわり、走ることも!やっぱり家がいいんだな、とまた泣けてしまいました。
    3日目の今日、薬(ステロイドも追加)もりんごやバナナと一緒に食べてくれ、シリンジであげなくてもいいのですが、餌(牧草、ペレット)をほぼ食べないので強制給餌が必要です。うんちは出ていて、普段より色は薄いですがおしっこもしています。基本じっと部屋の隅のいつもいる場所で、眠ったように動かず、首の曲がりはだいぶわからないくらいになりました。
    こちらが強制給餌のやり方やエンセファリトゾーンについて詳しく書かれていたので、大変参考になりました。給餌もがんばっていこうと思います。ただ、口に入れても出しちゃう(病院でもそうだったらしい)ので、あげてるうちのほんの少ししか食べてないようです、、、これでいいのでしょうか?突然の長文で失礼しました。
    後遺症が残っても一緒にがんばっていこう、少しでも回復してほしい、と毎日祈るような気持ちでいます。

  6. ごまママさま、
    ウサギさんが急に斜頸とのこと、さぞかしご心配かと存じます。
    しかし、発症してからの処置が大変早かった模様ですので、ほぼまっすぐまで回復できる可能性も高いと思いますから、是非諦めないで頑張ってください!

    斜頸を発症しているときのウサギは、大抵、眼振も伴っています。人間でいえば、常に乗り物酔いのような状態です。そういう状態で食事をとることの辛さはご想像可能かと思います…といっても、食べなければ良くなりませんから、なんとか零しても良いので少しずつ強制給餌で食べさせてあげて下さい。

    私達の経験では、エンセファリトゾーンの場合、処置が早ければ薬の処方から大体4日目くらいに回復のきざしが見えてきます。勿論ウサギさんにより個体差はありますが、目安として、薬が効果を発揮するまでそのくらいは最低かかる、とご理解下さい。それまでは、人間でいえば集中治療室に入っているようなものですので、ちょっとしたことで症状悪化するおそれもあります。何かあったらすぐに病院に連れていってあげて下さい。

  7. さっそくのお返事、ありがとうございます!
    首の曲がりも目立たなくなり、ペレットや牧草も少しずつ自分で食べるようになって、発症から順調に回復していたように見えたのですが、5日目の昨夜、また緩やかですが眼振と左への傾きが出て、ふらついて倒れるようになり、、、
    明け方にはだいぶ落ち着いてましたが、私もかなり動揺してしまいました
    ちょうど今日の午前が受診日だったのですが、お医者さんではやはり気を張ってるのか症状も家ほどひどくなく、回復傾向だと言われたのですが、、、

    エンセファリトゾーン検査結果は160倍で、ギリギリグレーゾーンらしいのですが、内耳はきれいだったそうで、やはりエンセファリトゾーン起因だと思われます
    今日も日中はじっとしていて、夜にやはり活動的になり、ふらついたり左への傾きは少しあるのですが、ペレットやおやつを食べたり少し走ったりしています
    長期戦は覚悟しているのですが、やはり目の前で倒れたりするのを見るとつらいですね、、、
    投薬も、果物に混ぜてたのが気づかれて食べてくれなくなって、シリンジで必死で飲ませてます
    ろし太くんの回復したお話に勇気づけられてます!
    なんとかがんばります!
    丁寧にお返事いただき、本当にありがとうございました!

  8. その後、いかがでしょうか? もうそろそろ、ひっくり返らなくなってきているのではないか、と期待しています。
    お話のご様子では、だんだんふらつくようになった模様ですので、私もエンセファリトゾーンだと思います。
    回復してくると、薬はイヤ、強制給餌もイヤ、と色々手をやくかもしれませんが、それも元気になってきた証拠と思って、頑張って下さい!

  9. お気遣いありがとうございます!
    首を少しかしげたような曲がりはありますが、元気になってきて強制給餌でなく、自分でペレットや牧草、おやつもガツガツ食べるようになってきました!
    お医者さんいわく、本人もこの状態に慣れてきている、とのこと、、、生きるための適応力というのか、がんばってるんだなと、私もしっかりしなければ、と思っています

    ただ、おっしゃる通り薬は嫌、病院に行くのも嫌、で苦心してます
    今は1週間ごとに通院していますが、嫌がって逃げ回り、暴れてそのストレスによって首の曲がりが一時的にひどくなったり、、、
    薬もあまりに嫌がって、飲ませられないこともあったので、最低限飲ませたい薬にしぼってもらい、においの強い薬を減らして再調合してもらいました
    まだまだ要経過観察ですが、元気になってきているので本当にうれしいです!

    1つ気になったのが、音に異常に敏感になっていて、家の外の聞きなれない物音にパニックになることがあるのですが、病気のせいなんでしょうか?

  10. 回復してきているとのことで良かったです! うちのろし太も、結局寛解するまで1ヶ月くらいはかかったと思いますので、まだ暫くお薬続きますが、頑張って下さい!
    音に敏感なのは、やはりまだ体の自由が完全にはきかないからだと思います。いざというとき逃げられないかも、と思うと、ウサギはパニックになりますので…しかし、最終的には、首が傾いた状態にも慣れますし、それほど心配はいらないと思います。
    (HRSのサンクチュアリバニーのターシャちゃんは、真横どころか頭が下を向くくらい曲がってしまっていますが、それでも全く問題なく生活しています。しかも、もうあの首治らないと思っていたら、年々可動範囲が広くなって、水を飲んだりするときにはかなりまっすぐまで戻せるようになってきました。ホントにウサギって強かだな、と思います。)

  11. 初めまして。
    6/26夜に眼振を見つけ動物病院に連れて行こうとしましたが何せひどく田舎なもので翌27日朝一で受診しました。
    斜頸だと言われましたがローリングの症状は見られません。
    お薬は抗生物質が2週間分出されました。
    ネットでいろいろ調べると斜頸=ローリングとなっているので疑問が残ります。
    必ずしもセットではないのでしょうか?
    ただ、以前からよくたっちする子だったので怪我予防のためにもしよろけて転んだときのために衝撃吸収できるような環境にしました
    一年前に友人からうさぎをお迎えし、4月生まれのミックスをペットショップからお迎えしました。今までこんなことがなかったので不安で仕方ありません。もしよろしければアドバイス頂けたら幸いです

  12. とらさま、

    ウサギさんが斜頸とのこと、大変ご心配のこととお察しいたします。
    斜頸とローリングについてですが、斜頸が起こる=ローリング、というわけではないと思います。斜頸とは首が傾いている状態のことでして、ローリングがおさまっても斜頸が残るというのはままあることですし、どちらかというと斜頸がひどい場合にローリングも併発する、という感じだと思います。

    すでに症状の発現から3日が経過している模様ですが、改善のきざしはありますでしょうか? 4日目くらいにはお薬がきいて症状が改善してくるのが一般的ですが…(もちろん例外はありますが)

    お薬は抗生物質のみということですので、おそらくお医者様には強くパスツレラ感染を疑う理由があったのだと思いますが、もしも次第に足元がふらつき始めたり、ゆるやかに症状が悪化しているような感じがありましたら、「エンセファリトゾーンのおそれはないか」ということをお医者様に相談されることをおすすめします。

  13. 大変ご丁寧なアドバイスありがとうございます。首は傾いてはいますが眼振も今日はよーーーく見ないと分からないくらい落ち着いており、昨日ほとんど食べなかった牧草やお水も自力で飲み始めました。夜になったら笑ってしまうほど食欲マンマンで一安心です。
    まだお部屋から出していないのでふらつくか、分からない状態ですので落ち着いたら少し出してみようと思います。今朝は糞も数個で数えられるほどでしたが今の時間(我が家は朝のお掃除です)今までよりは少ないもののきちんと出てくれました。
    うさぎさんの病気のことなんかこれっぽっちも考えたことなく飼い始め楽しく過ごせていたので2匹目をお迎えしましたが今まで考えが甘かったと反省しております。
    これを機に少し勉強してうさぎさんにも安心して家族として過ごしてもらいたいと思います。
    お忙しい中本当にありがとうございました。
    動物病院なんて初めて行ったので先生との信頼関係も全くない中、親切に教えていただき、非常に心強く、助かりました。

  14. とらさま、

    回復してきているとのこと、よかったです!
    十分早い処置でしたから、斜頸も気にならないくらいまで改善するかもしれませんね。
    これを機に、もう一匹のウサギさんも一緒に健康診断を受けて、主治医の先生と関係を築いておかれると、のちのち助かることも多いかと思います。

  15. 教えてください! 斜頸でいろいろと調べこちらにたどり着きました。
    我が家のウサギは2週間ほど前に発症をし
    病院にて皮下注射を受けました。
    その時パニックになり、針を刺したまま逃げ回り
    とても強いショックを受けたのか
    処置をしたにもかかわらず、
    状態が悪化し帰宅してから夜中ずっと
    激しいローリングをして私も寝られないほどでした。
    その為、皮下注射はその時一回だけで
    その後薬の投与2週間続けています。
    レネパル50
    プリンペラン
    プレドニゾロン(ステロイド)
    レベニン
    しかし、おとといぐらいから食欲が落ち
    状態はあまりよくありません。
    薬だけで本当に症状が改善されるのか
    ご存知でしたら教えてください。

  16. しんちゃんの母さま、
    しばらくこちらを確認できず返信が遅くなりまして申し訳ございません。
    その後、うさぎさんのご様子はいかがでしょうか?
    出されたお薬の名前から、おそらく獣医さんはパスツレラ感染を疑っていると思われますが、2週間が経過しても食欲があまりないのが気になります。

    薬だけで症状改善するか、とのご質問ですが、ひどい内耳炎で手術が必要なケースでなければ、斜傾の治療は薬で治るかどうか、というところだと思います。曲がった首が戻るかどうかは、ウサギさんの状態にもよりますので、現時点ではなんとも言えません。しかし、元気にさえなれば、ウサギたちは首が曲がっていても気にせず楽しく生きていけますので、まずは食欲を回復させ、体力をつけることが先決かと思います。

    初日の注射が何だったのかわからないのでなんとも言えないのですが、処置をしてから薬が効き始めるまでの数日は状態が悪化したように見えることがあります。すでに2週間すぎているということは、最初の炎症は治まってきているのではないかと思いますが、発症してから数日間より悪くなっている印象はありますか?
    いずれにしても、食欲がおちてきているウサギは、あっという間に体調を崩すことがありますので、まずその状態を獣医師にご相談することを強くお勧めします。

  17. ご回答ありがとうございます。
    残念ながらしんちゃんは発症から2週間で処置・看護のかいもなく
    亡くなってしまいました。 
    本当に悲しい、そしてまだ若いのに悔しいです。

    斜頸は死ない治る病気だと信じていたのに
    容体が悪化し→衰弱し、呼吸がさらに苦しくなり息絶えました。
    注射は
    バイトリル(抗生剤)
    デキタメダゾン(消炎剤)
    プリンペラン(消化管機能亢進薬)
    ビタミンBCです。

    治療開始から12日目に急に食欲がなくなり
    それでも食べれるものを食べさせていました。
    食事の量は減っても
    カキの皮、イチゴ少々、ブロッコリの葉など・・・
    そして、ペレットをふやかした強制給仕も
    13日目にはじめてシリンジ20ml×7本
    も頑張って食べてくれました。
    なんとか乗り切ってほしいと思っていましたが
    翌日、さらに呼吸が荒くなり、衰弱がみられたので
    急いで病院へ行き
    同じ皮下注射(5.6.7種類)、総合栄養剤を打ちましたが
    全く改善がなくさらに呼吸が苦しくなり
    その日の夕方には大きく口を開け呼吸して絶命しました。

    いろいろとネットを通して質問しました。
    食糞を食べていないことによる栄養失調ではないか
    という意見があったり・・・
    私が一番気になるのはステロイドが効かない
    あるいは逆効果になる疾患でもあったのではないかと
    疑問に思っています。
    投薬を始めたからあまりにもあっという間でしたので
    本当になんでこうなってしまったの・・・?と
    納得できない状態でおります。

  18. しんちゃんの母さま、
    しんちゃんのこと、本当に残念です。心よりお悔やみ申し上げます。
    私も正直、2週間生き延びたのだから時間はかかってもきっと大丈夫、と思っておりました…。

    13日目から強制給餌を始められたということは、それまでは自力で食べられていたということなのでしょうか?
    私の知るケースでは、ほとんどが最初の数日はローリングしたり、眼振があるおかげで乗り物酔いのような状態になってしまって食べられず、初日から強制給餌になります。それで投薬して4日ほどで薬がきいてきて、その症状が落ち着き始め、食欲が戻ってくる、という感じです。

    初日は激しいローリングをしていた、とのことなので、それでも自力で食べられていたのならすごいと思いますし、そこまで頑張った子が生き抜けなかったのは本当に残念で、諦めきれない気持ちは本当によくわかります…。

    ただ、うちのえせるもそうでしたが、斜傾のような重大な疾患を発症した子というのは、ナイフの上のエッジを渡っているようなものでして、ほんのちょっとしたことで亡くなってしまうことがあります。
    そして、これはウサギさんの性格にもよるのですが、ふだんから「具合悪い」と甘えてくる子よりも、「元気だよ、食べるよ!」とアピールする子の方が、最後まで必死で食べてその危険を隠そうとします。
    そういう子が食べられなくなったときというのは、もうかなり危ない状態であることが多いです…。
    えせるが旅立ってしまったときも、仲間のウサギがたてた物音にびっくりして心臓発作であっという間でした。強制給餌も自分で飲み込んでいたし、眼振も治まってきていたのですが、弱ったウサギは本当に簡単に死んでしまう、というのを痛感しました。

    ステロイドについては、素人の私に是非の判断はできませんが、ステロイドを投与するならエンセファリトゾーンを疑ってベンダズイミ系の薬も投与するのが一般的だと思っていました。もし私のウサギがこのようなことになったら、やはり何を疑ってこのような薬を処方されたのか、お医者様に直接尋ねてみるだろう、と思います。

    斜傾でなくなるウサギさんは、早めに処置を行えば、以前にくらべればかなり減りましたが、それでもやはりゼロではないという現実があります…。薬が効かない子もいますし、治るまで体力、気力が持たなかった、という子もいます。ウサギは、どんなに手をつくして引き止めても逝くときは逝ってしまうと、とある兎診療の名医さんがおっしゃっておられた旨ネットで拝見したことがありますが、私自身これまで5匹のウサギたちを見送ってきて同じ思いでいます。

    しんちゃんの母さまも、しんちゃんも、この2週間必死で手を尽くして頑張ってこられたことは本当によくわかります。
    どうか、ご自身を責めないでくださいね。

  19. 優しいお言葉ありがとうござます。
    亡くなって一週間、毎日毎日・・・
    苦しめてしまった申し訳なさと反省の日々です。
    強制給仕をする前はラビットフード以外は
    食べれるものを食べさせ、
    野菜、果物など・・・好きなものはすごくよく食べ
    ウンチも通常の大きさに戻ってきたのでホッとしたところでした。
    自力でバランスを取って立とうともしていたので
    これは時間がかかっても大丈夫!と思っていました。

    処置に関してはエンセ寄生虫を疑った駆除薬などは投与しておらず
    まずは今の状態をよくすることということでステロイドを
    中心にしていたようで、改善が見られないので
    次回から駆除薬などを投与していこうという話でした。
    (最初から投与していればよかったのかもしれません)
    悪い菌が頭に回っていたせいなのか
    目が焦点が定まらない状態もありました。

    反省するべき点は顔の傾き、ローリングがあってもその日の夜に
    病院へ連れて行かず、翌日仕事を終えてから連れて行ったのも
    時間が経過してしまったということで事態を悪くしてしまった
    原因かもしれません。

    そしてとてもストレスに弱い性格なので
    病院への移動、処置、
    自分の体がおかしくなってしまったことへの不安・・・
    寿命を縮めてしまった一つの原因かなと考えております。

    本当に本当に丁寧な説明ありがとうございます。
    たった5歳で逝ってしまったのはとても悔しいけれど
    ご縁があってあたらしいウサギを迎える時
    今回のことを教訓に健やかで長生きできるうさぎさんを
    育てたいと思います。

  20. こんばんは。お知恵を貸していただけたら助かります。

    我が家のライオンラビット(♂8歳、1500g)にローリングの症状(左側に転倒)があり、投薬中です。

    そこでフェンベンダゾールの投薬について質問があります。
    軽めの抗生物質、整腸効果のある薬、Pana Cure Pet Paste を処方されました。フェンベンダゾールは20㎎/kg/Day を投与すると効果を得られるとネットで確認しました。
    うちの子だと30㎎で充分のはずが、処方されたのは50㎎/日。
    多く与える分に問題はないのでしょうか。
    Pana Cure をあげると、貧血のような症状が見られ、明らかに副作用があるように見えた為、セカンドオピニオンを求め、他院に連れて行きました。
    そこの病院では、適正量20㎎/kg/Dayで正しい、フェンベンダゾールは21日の投与で充分だと言います。

    当方ドイツ在住で何が正しいのかわからなくなり、助けを求めた次第です。
    一般的に、適正な量、そして最低何日もしくは何クール投与するべきなのか、教えて下さると助かります。
    連れていった病院は、うさぎの治療にある程度定評のある動物病院です。

    よろしくお願い致します。

  21. もりもりさま、

    出張中で確認が遅くなり、コメント遅れましてすみません。
    フェンベンダゾールの件ですが、ほとんどの薬の投与量は中央値から多少上下に幅がありますので、お医者様の判断である程度の増減はあるかと思います。私たちは専門家ではないため、薬の許容量について全く知識がありませんので、標準投与量の50%強増しというのが危険かどうかの判断は、やはり主治医の先生に直接お訊ねになるのが一番かと思います。もちろん先生は大丈夫だと思ってやっておられるのだと思いますが、具体的にどのくらいまでOKなのか、薬理に興味があるフリをして聞いてみるというのも手かもしれません。

    うちのウサギの例ですが、うちの主治医は痛み止めに関しては標準量より割合少なめに処方を開始し、それで痛みが残っているなら量を増やす、という立場なのですが、エンセファリトゾーンのときは最初からかなり強めの薬を処方されました。もし本当にエンセファリトゾーンだった場合、一刻も早く炎症をとめることが後遺症をへらす鍵になりますので、そういう判断である可能性もあるかもしれません(もちろん肝臓系の数値に問題がなければ、の話ですが)。きいてみないとわからない話ですが…。

    ちなみに、21日という投与量の根拠は、2001年の論文がもとになっています。このとき、実験体となったウサギに21日間の投与を行い、その後解剖したところエンセファリトゾーンを発見できなかった、という結果が得られています。最低日数は同じ実験を投与日数を変えてやらないとわかりませんが、それはその分被験ウサギの命を奪うことでもあるので、1ヶ月ならそれほど肝臓への負担を心配しなくても良い、ということから現在1ヶ月投与が標準になっている模様です。
    これで完全に駆虫できたか、というのは、実は解剖を行わない限りわからないので、現在は再発したらまた1ヶ月の投与を行う、というのが主流ではないかと。

    一方、Pana Cureで副作用のような症状がみられた、というのは少々心配な気がします。発症から何日たっていますか?
    整腸剤は、たぶん強い薬と抗生剤を最初数日投与しなければならず、たいていローリングを起こしているウサギは目をまわして食事がうまくとれないため、多少食欲を改善するために処方されているのだと思いますが、具合が悪くなるようならなくても良いのではないかと。うちのウサギたちが斜頸になったときは、どちらも整腸剤の処方はありませんでした。

    いずれにしても、ご不安に感じられたことを直接主治医の先生にご相談されるのが一番かと思います。幸いすでにセカンドオピニオンのお医者様もおられるようですので、どうしても説明に納得できなければ、そちらに転院する選択肢もあると思いますので…。

    ウサギさんが早く回復されることをお祈りしております!

  22. アドバイス頂きありがとうございます。

    その後ふらつきも少なくなり、完全に横転する事がなくなりました。
    処方された薬のどれかが効いたようで、今では壁や柱を使いバランスを取りながら、食糞や毛づくろいも出来るようになり、一山超えた気が致します。

    発症について、様子がおかしいと思ったのが、1月28日深夜。
    斜めに走っており、翌日朝少しふらふらしていたので、すぐに診察を受けました。
    他のうさぎさん達の参考になればと思いますので、診断内容、処方された薬品名を挙げてみます。

    1月29日 救急 
    耳が綺麗である為E.カニキュリの可能性があると診断
    さらさらした鼻水があった為、風邪薬、エンセファリトゾーンの薬を処方される

    Zylexis 0,5ml(注射)
    Engystol 1ml ×5日分 (風邪薬)
    Panacur Petpaste 最低28日投与と指示あり。

    1月31日 コントロールの為再来院
    食欲、体重低下、眩暈で寝込む、ふらつきが酷くなる

    Zylexis 0,5ml (注射)
    Metacam (痛み止め)
    この日よりクリティカルケアで強制給餌開始。

    2月3日 
    前日深夜てんかんのような症状が一瞬見られた。横転がどんどん酷くなる。本当は初診して頂いた病院に来院予定だったが、セカンドオピニオンを求め別院へ。
    病院ではふらつく様子を見せない為、内耳の奥に問題があるかもしれない、もしくはエンセファリトゾーン。両方の可能性を疑い投薬を強化。
    お腹にガスが溜まって、腹痛もあるだろうとの診断。

    ・水分補給の為の点滴
    ・コルチゾン 注射
    ・Marbocyl  0,5ml ×6日分 (抗生物質)
    ・Emeprid 7日分 (酔い止め)
    ・sab simplex  (整腸剤、ガス排出)
    ・Novaminsulfon ratiopharm (痛み止め)

    2月4日 
    インターネットで調べ、独断でVitamin B Komplex 0,75ml/Day を追加
    その後医者に確認済み

    2月10日
    2月3日に訪れた病院で血液検査。
    ふら付き、横転は回復していないものの、機嫌よく小屋の外に出てくつろぐ姿が見られた。ただ一進一退。貧血気味でグッタリしている時もある。
    抗生剤を変更。この病院でPanacurは21日投与でOKといわれる。

    ・コルチゾン注射
    ・点滴
    ・Marbocyl からChloromycetin Palmitat 3ml (1日2回に分けて)に変更
    継続してSab Simplex, Vitamin B Komplex,Panacur を投与。

    2月13日頃より少しずつ表情が軽くなった。

    2月15日 病院より連絡。エンセファリトゾーンの可能性大。
        抗体値が高めだった。
        3日後にChloromycetinの投与をストップするよう指示あり。

    2月17日現在。
    横転なし。ふらつきも稀になった。走ったり、後脚のみでタッチしておねだりポーズもするように。食欲は少し戻りつつあるが、体重が軽いままなので量を減らして強制給餌を続けている。

    このような流れで、闘病中です。
    嫌いな薬、強制給餌をよく頑張って耐えてくれていると思います。

    一方、抗体値が高めで、エンセファリトゾーンの可能性が高いとなると、やはりPanacurは28日投与した方がいいのでは、と思っておりますので、次回お医者さまにしつこく尋ねてみようと思います。
    (Panacurの発売元のサイトには28日以上投与する事とあり、その根拠となった論文名も記載されていました)

    ただ色んなサイトで勉強させて頂いたところ、再発防止の為2クールで投与する病院もあれば、28日より短めに投与、残りは再発した時、即座に投与できるよう保管してもらうという病院もあり、やはり獣医師の判断を仰ぐことも大切なんだと思った次第です。

    我が家のモーリスは、彼が6歳の時、引っ越しで継続して飼えなくなった友人から譲り受け、我が家にやってきました。うさぎについて全く無知だったため、このmogumogu 様のサイトでたくさん勉強させていただきました。

    また何かあったら相談させていただきます。

    ありがとうございました!

  23. もりもりさま、

    改善してきているとのことで、ほっとしました!
    また、詳細な投薬記録もありがとうございました。大変参考になりました。

    一番大変な時期はのりきったように見受けられますが、体重が戻って元どおりの生活ができるようになるまで、もう少し頑張ってくださいね。再発の問題ですが、再発する子もいればしない子もあり、半年に一回ほど投薬しながら何年も生きている子もいますので、現時点ではそれほどご心配にならなくても大丈夫なのではないかと思います。

    長期投与が必要になり、肝臓への負担が心配な場合は、オキシベンダゾールで代用することを獣医師に相談してみられると良いかと思います。無毒ではありませんが、フェンベンダゾールよりは負担が少ないのと、なにより投与量が少なくて済むので、バナナなどに塗ってやれば投薬完了してウサギにストレスを与えずに済みますので…

    オキシベンダゾールはin vitroの実験しかないため、日本では使わない獣医さんが多いようですが、ヨーロッパではわりと使われている模様です(馬用の虫下しなので、馬があまりいないところでは手に入り難いかもしれませんが)。

  24. 初めまして
    本日夜の8時頃におうちに帰ってから様子を見たら普段とは違い足場もふらついていて、目が左右に動いています。首も目の動きに合わせて動いてしまい、なでている間などは割とマジにはなるのですがゲージに戻すとまた酷くなります。病院は電話してみましたが営業外ということで受け付けられない状況です。明日の朝から病院へ連れていく予定なのですが今出来ることはありますか?
    この子は五日前に生後1ヶ月以上の子を譲っていただきました。
    以前までは外の小屋で飼育されていました。
    ご飯はチモシーをほぼ食べずペレットと小松菜の葉っぱは食べてくれています。うんちのあとやおしっこのあとはあります。

  25. ゆーあ様、
    コメントの確認が遅くなり申し訳ございません。その後、うさぎさんの様子はいかがでしょうか?
    治療が始まって症状が落ち着いてきていれば良いのですが…

  26. 突然失礼します
    珠数屋のふんが続いて食べなくなりじゅしんしました。以前より時々コーナリングで左によろめくことがあるなあと思っていたのですが元気だたのであまり気にもとめずにおりました。
    うずくまり、動くと左によろめき、受診したのですが二日目からエンセかもしれないということで神経のお薬とお腹のお薬とを注射してもらっております。
    食欲はむらがありますが野菜と少量の牧草も食べ、ときにはペレットもすこしてべるようになりいいふんもでるようになってきましたが、ふらつきがなおりません。投薬がうまくできないので毎日注射にかよい今日で9*日目です。
    気づく眼震はありませんか
    上にのびようとしたり、水をのみたいのに立ちあがり一回りしてふらついたりするようになってきました。
    今日は留守録していた画像を見るとうしろにぶっ飛んで倒れてしまうようすが二回のこっていました。
    先生にもお見せしたのですがふらつきがおさまってくれればと、また同じ注射をしていただき帰ってきたところです。
    今日は元気もありません。
    にいがたのいなかで動物病院はそこしかありません、以前のこも子宮蓄のう症をみつけてくださって助けてもらったしんらいできるお医者さまです。
    わたしにできることは
    さすってあげることくらいしかないのでしょうか
    乱筆乱文で申し訳ありませんがご意見をいただければと、

  27. 補足、
    うしろというか横に思い切りとびあがりうちつけるように倒れておりました。すぐ立ちあがり横になってスフィンクスすわり?で一点をみつめています。

  28. さいとうさま、
    ご心配お察しいたします。
    以前からコーナリングでふらつくことがあった、というお話ですので、素人判断では慢性のエンセファリトゾーン症が急に活発になりひどくなったような感じに思えますね。
    ただ、すでに先生もそれを疑っておられるとのことですので、通常は駆虫薬(十中八九フェンベンダゾール、それでなければ、●●ベンダゾール、という名前の薬だと思います)を処方されていると思います。

    もし、すでにベンダズイミ系の薬の投与が始まっているようでしたら、薬がきいてくるまで通常4日ほどかかり、この間はむしろ悪化したように見えることが多いです。
    また、もしも同時にステロイドなどの消炎剤の投与が開始されていなかった場合、虫が駆虫されてもしばらく脳の炎症自体は続いていますので、もう少し時間がかかることがあります。
    この日数も、通常は、という話でして、もちろんウサギさんにより個体差はあります。
    お話では、多少食欲が回復してきたとのことですので、一番しんどい時期は脱したと思うのですが、いつまでもふらつきがおさまらないのは心配ですね。

    ステロイドの使用について、先生に伺ってみるのはいかがでしょうか?
    もちろん、すでに処方されていることも十分にありえますので、たんに「これはなんというお薬ですか?」と注射のときに聞いてみられたらよいかと。名前を控えておいて、あとでネットで検索をすれば、だいたいどんな薬かがわかりますので。
    あるいは、病院でもらう明細に、投与した薬の名前が書いてあるかもしれません。

    ステロイドは、先生によっては慎重になる方もいらっしゃるようですが、9日目になってもまだ平衡機能が回復しない、となると、うちの主治医だったら迷わずステロイドを使う場面かなあ、とは思います…もちろん、他の内臓器官に問題がなければ、なんですが。

    あるいは、すでに最初の炎症で脳の平衡感覚をつかさどる部分が損傷を受けていた場合、治療しても治らない、ということは残念ながらあり得ます。そこから少しずつ回復するかどうかは、かなり個体差があると思います…。ただ、お話では、日によってムラはあるものの、食欲が回復するときもあるようですので、まだ諦める必要はないと思います。
    食欲があるなら、多少首が傾いたままだったり、足元がおぼつかなくても、ウサギは次第にその状態に慣れて普通に生活しますので。

    うちのウサギのケースですが、慢性のエンセファリトゾーンが疑われるケースで、ゆるやかな眼振や首振りがあったウサギが、1日豆腐のケース1杯の葉物野菜(5種類ほどをきざんだもの、種類はなるべく毎日変える)を与えたところ、首がすわってしっかりした子がおりました。
    腸内の細菌活動をしっかりさせてやれば多少自律神経も整うかもしれない、と思ってやったことですが、2匹ほどに同じような効果がみられましたので、まったく効かないわけではないのかな、と思っています。
    5種類の葉物野菜を揃えるのが、かなり大変でしたが、、(汗)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA