Last Summer

(エンコードの関係で最初数秒画像が乱れます)

This is the last movie of Los. We were very happy that he had recovered from E-Cuniculi perfectly, and never doubt that he will enjoy his life for another years.

I took the movie because his hair-style(?) looks funny, he lost his fur on head-top except for a bunch of fur. Now I think that was a sign of his health problem, he might had favor on head chronically then discarded the top hair.

一代目ろし太の最後のmovie。

この一ヶ月程前、エンセファリトゾーンで夜中に斜首を発症し、座っている事も出来なくて(転がってしまう)生きる希望もなくしたような顔をしていたのだが、そのときは、とにかく処置が早かったお陰でなんとか持ち直してくれた。

頭の毛がごっそりとへんな抜け方をしたので、面白がってビデオに収めたもの。

(エンコードの関係で最初数秒画像が乱れます)

This is the last movie of Los. We were very happy that he had recovered from E-Cuniculi perfectly, and never doubt that he will enjoy his life for another years.
I took the movie because his hair-style(?) looks funny, he lost his fur on head-top except for a bunch of fur. Now I think that was a sign of his health problem, he might had favor on head chronically then discarded the top hair.
一代目ろし太の最後のmovie。
この一ヶ月程前、エンセファリトゾーンで夜中に斜首を発症し、座っている事も出来なくて(転がってしまう)生きる希望もなくしたような顔をしていたのだが、そのときは、とにかく処置が早かったお陰でなんとか持ち直してくれた。
頭の毛がごっそりとへんな抜け方をしたので、面白がってビデオに収めたもの。

今振り返れば、この異常な抜け方は、もしかしたら慢性的に熱があってその熱を逃がすためだったかも知れない、という気もする。

ろし太の額が熱かったことを覚えているが、夏だから、とあまり気にしなかった。

また、斜頸が治って真っ直ぐ歩けるようになった、といっても、食欲は結局発症前の半分までしか戻らなかった。

水も口をベッタリ水面につけてごくごくと飲むのではなく、ぺろぺろと舐める感じになっていた。

これらの事が危険信号だと自覚できていれば、夏の手術は見送っただろうか、それともやっぱり、唯一残された楽しみだった食欲もふるわなくなって、一日中女の子達の姿を悲しそうに眺めている姿にやっぱり耐え切れずに去勢手術に踏み切っただろうか、と、今でも考える。

もともと、ろし太は医者からも太鼓判を押された健康優良児だった。それが、一度子供を作ってから、少しずつ、悲しそうな顔を見せるようになった。

もともと、繁殖の本能が強いウサギに、健康なメスがすぐ側にいる環境で我慢しろ、というのがあまりにも残酷だったと、今なら分かるのだけれど……。

それでも、えせるの方にも気がある頃はまだ良かった。えせるを避妊してしまってから、ろし太は何度もえせるに言い寄っては振られ、ひどく傷付いていた。

エンセファリトゾーンはHouse Rabbitの殆どが持っている寄生虫だが、発症する例はそう多くない。

あれほど健康だったろし太が発症した理由は、私には、そのストレス以外に考えられない。

血液検査も正常、健康チェックもパスしたのに、結局、寄生虫に肺も心臓も、殆どの臓器をやられていて、去勢手術は成功したものの麻酔に耐え切れなかった。

ろし太がいつかいなくなってしまうのが嫌で、種が残っていればもしかしたらろし太2号が生まれるかも、なんて安易な期待に引き摺られて、ずっと手術を見送ってきた。

きっと、若い頃なら、何でもない手術だったんだろう。

せめて、えせるを避妊した時に一緒に去勢してやればよかった。

ろし太の子供は沢山いる。でも、ろし太の気質を受け継いだ子はいない。

目が似てる、バタンと寝転がる姿が同じ、そういう部品で似てる子はいるけれど、それは違う個性であって、ろし太の代わりになる子なんていない。

当たり前のことなのに、人間だったらそんな事当然だと笑い飛ばすのに、どうしてウサギにそれを求めてしまったのだろう。

去勢・避妊手術に関しては、誰もが悩む事だろうと思う。

我々も悩み続けた。正直、House Rabbit Societyが主張するように、とにかく去勢・避妊、という姿勢には、納得出来ない部分も以前はあった。

でも、一代目ろし太と、二代目まんごろし太の生活を見ていて、これだけははっきりした、と思う。

もし、ウサギをペアで飼うのなら、頻繁に繁殖させるのでなければ双方とも去勢・避妊すべきだ。

手術の危険が怖いなら、尚更、早く決断して若い体力のあるうちに手術して、麻酔の危険を出来る限り減らす努力をすべきだ。

仲の良い二匹が、檻を隔てて鼻を合わせることもできないような環境に、長く置いていてはいけない。
オスにしてみれば、ほんの数十秒で終わってしまう生殖行為のために、その残りの時間をたった一人で過ごさなければならないなんて、こんな残酷な話はない。

そんな簡単な事に、まんごろし太が来るまで気がつかなかった。

今、まんごろし太(去勢済み)とえせる(避妊済み)が、心地よさそうに顔をくっつけて寝ているのを見る度に、ろし太にも同じ幸せな老後を送ってほしかった、と心から思う。

ごめんね、ろし太。

One thought on “Last Summer

  1. はじめまして。
    「兎持ち」の管理人です。
    断りもなくリンクしてしまいすいません・・。
    ろし太くんの換毛について丁寧に教えていただき
    本当にありがとうございます!!
    ろし太くんの頭の換毛の様子とお話を聞いて
    うちのみっふぃ(先代うさぎ)にも思い当たるところがあります。
    実はみっふぃは毎回派手な抜け方をしていました。
    (URLにみっふぃの抜け方の様子があります)
    ろし太くんと同じ頭べっこり抜けです・・。
    でも、5歳のときに今住んでいるマンションに
    越してきてからはそういう抜け方をしなくなりました。
    以前住んでいたアパートと違って
    マンションは温度変化が少ないからかなとか
    年齢的に派手に抜けなくなったのかなと思っていましたが、
    こちらを読んで気付いたのは湿気です。
    アパートの湿気は悩まされるくらい酷いものだったので
    みっふぃはいつも熱が篭った状態だったのかもしれません。
    それで抜け方が激しかったのかも・・・。
    柿の換毛について考えていましたが
    みっふぃの派手抜けのほうを考えさせられました。
    去年の10月に亡くなってしまいましたが
    またひとつみっふぃのことを知れた気がして嬉しいです。
    ありがとうございます。
    ろし太くんのお話とても参考になりました。
    実は「渡米生活。」のブログのほうに
    こちらがリンクされていたので
    今日、最初から読ませていただいておりました。
    3日分くらいから涙が止まらなくなり
    それ以上はまだ読んでいないのですが・・・。
    いろいろ勉強になることが書いてあるので
    またお邪魔させて下さいね。
    こちらを知ったのはろし太くんのおかげです。
    ろし太くん、ありがとう。

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