9月2日にHRSのジョージの所に行ってまた草を買ってくる。
その際に、まんごーろす太の草の食いが悪い事について言ったところ、
「あの子はどんな草も食べない。遊んで散らかしはするけれど」
との事。
さいですか……と脱力。
ただ、もぐらが面白い点を指摘した。
このサテン、明らかに草を食べる時の音が他のお嬢さんズに比べて静か。
というか、音がしない。
お嬢さんズはパリパリ・コリコリ凄くいい音がするのに、このこまった男の子の口元からはそんなげっ歯類的(?)音がしない。
もぐら曰く、それでも最初の頃に比べればまし、との事なのだが。
最初は長い草を加えて最後までポリポリそうめんを食べるように食べる事も出来なかった。
うさぎは前歯で草を引き込んで、奥歯の臼歯で草を磨り潰す。
だから、健康状態の良い時のうさぎのうんちの草は軽く、乾いていて、草は粒のように細かくなって圧縮されたように固まっている。
けれど、このまんごーろす太のうんちはまるで枝豆のようなのだ。二つ豆の入った枝豆。
草の目が粗く、きちんと噛み切れて居ないので丸くうんちを出す時にうんちを切れないのではないかと思われる。
粉々にならなかった太い茎などがうんちからはみ出している。
じつは仔牛が実家にひきとってもらったろすとえせるの子供の一匹、チビが草を食べない子で、そのために奥歯の臼歯が伸びすぎて、さらに草をたべようとしない、という悪循環にはまってしまったのだ。
そんな事にならないようにしなければ……。
と思い、食事は当初の半分の朝・晩20g。草を兎に角食べろ、と言っているが……お嬢さんズに比べるとまだまだの一家の大黒柱研修生なのだ。