まんごーろすたあるいはニューホテルロス太がやって来て一日半目の朝、10時。
昨晩の息苦しさに寝部屋を抜け出してソファーでひっくり返っていた仔牛はもぐらに起こされる。
お嬢さんズにご飯をあげると、えせるの食いが悪い。
今週に入って、温度計を見ると26度、27度なのに、何故か息苦しい、湿度が高いのかえせるがまた悲しそうな顔をして元気がない。
昨晩ローヤルゼリーを零してしまってきちんと舐めれなかったからか。
やはり一晩中クーラーをつけておくべきなのか、頭を撫でてくれと寄ってくるが、どこかくったりとしている。
脇腹から、腸の動きが見えない。
夜、夕ご飯もあまりがっつかない。
少量口にして、その後くたりとうずくまる。
まるまってじっとしているえせるのお尻に、ぷちがぴたりとくっつき、えせるの腰に手をかけている。
いやな感じがしてじっ見続けていると、ぷちがえせるにのしかかり、マウンティングをし始めた!
えせるは、ぴゃっとその場を離れたが、ぷちに反撃するでもなく、またうずくまる。
結局、三つ在る犬用ケージをフルに使って三人とも一つずつのセルに入ってもらう。
つぎに、えせるを第一番にリビングに離す。
久しぶりに、リビング前面をえせるは走れた。
いままでは、ろすがEzを発症してから、リビングはいつも二つに分断されていたからだ。
少し、えせるの瞳に生気が戻る。
にゅーまんごーろすたは、ろすと違ってえせるに「妻」としての認識がない。
ろすは、えせるを一応敬って?ちやほやしてくれたけれど、にゅーまんごーろすたはそれをしてくれない。
深夜、エセルのがうがう言う声に気付いて振り向くと、にゅーまんごーろすたが柵の隙間から鼻を突き出して、えせるがその突き出された鼻をなんとか噛もうとしている(脅しているだけかもしれないけれど)光景があった。
もう少しケージを離す。
お尻をつき合わせて今は床に伸びている。
まんごーろすたの方は、えせるが部屋を走っている兼探検している最中、自分も出ようとして色々柵を齧ったりした結果、意地が焼けたのか、壁側の角からジャンプして飛び出そうとして落っこちた。
初日、圧縮鍋の音にパニックになった昨日に比べると随分落ち着いて来たと見る。
お嬢さんズにご飯をやる音が聞こえると、自分も欲しい、とお皿の前でうろうろする。
昨日は朝晩40g。
今日は朝30g、夜35g。
朝はわりとすぐに完食していたようなので、これからは30gにじょじょに移行していく計画。