ルーファス、2回目のCTスキャンRufus’s second CT scan

このエントリーは、ウサギの頭部頭蓋骨CT画像を含みます。医療写真で気分が悪くなる方はご注意下さい。

ペニシリン投与して1ヶ月が経ったので、またルーファスを病院に連れて行って、CTをとることになりました。
目的は、目の奥の膿瘍がどれだけ小さくなったかを調べるため、だったのですが……

新事実発見(涙)
いや、全体として、回復してるのはいいんですが、、、、

実はルーファス、顎の骨にヒビ入れてました(涙)
しかも、このヒビ、前回のCTスキャンをもう一回見直してみたら、そのときからあったというのですよ……(溜息)←つまり、前回の解析担当の人が見逃した。この人、血管を脳腫瘍と見間違えたり、色々問題あるんじゃなかろうか(汗)

もう一度整理すると、こんな感じ。

  • 9/21 牧草をまともに食べられなくなったことに気づく。病院で歯を削ってもらう。このとき、PCVの急降下を確認。
  • 9/22 ペレット以外食べられない状態に。噛むのを躊躇している感じ。ヨダレが出る。
  • 9/24 相変わらず、野菜が食べられない。牧草は問題外。セロリなど、さくっと噛み切れるものだけ少し食べる。痛み止めをもらってきて飲ませるが、改善せず。
  • 9/29 刻んだ野菜を食べられるようになる。ヨダレ復活。
  • 10/2 目がとびでてきていることに気づく
  • 10/4 1回目のCTスキャン、膿瘍があることがわかる。既に前歯一つ分ほど上あごと下あごがずれていた。ペニシリン、痛み止め投与開始
  • 10/5 一度改善する
  • 10/6 夜、また体調悪化。その後、ペニシリン投与サイクル72時間が長過ぎる、という判断になり、48時間に変更。変更後は順調に体調回復

色々なことが重なって、何が原因なんだかわからない状態になっていた、ということのようですが、勝手に推測すると、多分こういうことではなかろうかと。

  1. 9/21以前から、膿瘍はあった。このため、すこしずつ噛み合わせがずれ、歯が偏って減り尖り初めていた。
  2. この尖った歯が痛かったのか(歯の問題としては、普通はそれほど食べなくなるようなレベルではなかったけど)、あるいは、9/21以前にプチとおいかけっこをして顎に皹を入れ、牧草などが食べられなくなった
  3. 9/21、歯を削る。この際に口を大きく開けたため、もとからあった皹がよけい酷くなったか、あるいはそのときに皹を入れられた
  4. 9/22以降、状況は改善せず(むしろ、牧草を食べてみようともしなくなったので悪化したと言える)、その上よだれをたらすようになる。おそらく、顎がかなり痛かったのではないだろうか。痛み止めを飲ませてみたが、状況が改善しないので投与をやめた(多分、飲ませた時間がまずかったのかも。よく食べる時間の直前に飲ませないと、ルーは結構早く痛み止めが切れる傾向があるらしい)。
  5. まともに食べられないため、体力が落ち、それまでゆっくり育っていた膿瘍が急激に大きくなる。9/29以降ヨダレが復活したのは、おそらく膿瘍のため顎の噛み合わせがひどくずれてきたから?
  6. 10/4の時点で、口の中にも炎症がみつかる。ペニシリンと痛み止めのダブル投与で、ようやく回復に向かい始めた

まあ、9/21時点でのスキャンがない限り、いつ皹が入ったかは特定できないし、PCV急降下の問題は依然としてナゾなのですが、感触としては、多分9/21以前の時点で、軽い皹はあったんじゃないかと思っています。

……あ! もしかして!!!
2ヶ月ほど前に、首を固いフェンスにつっこんで抜けなくなったときに、皹いれたか?!
で、ほとんど治りかけてたのが、歯削るのに口開けたためにベキっといったとか?!

……ああ、なんか、すごいソレな気がしてきた(汗)
それなら、顎の下の方から皹が入ってる理由も納得できるし!
丁度フェンスがひっかかった場所だから……

……ううむ。
ということは、今後、ルーは万が一歯が尖っても、簡単には削れない、ということか???
(それとも、完全にくっついたらもう簡単には皹入らなくなるかしら……(汗))

というわけで、ルーの顎の骨のヒビ公開。

まず、皹が入っていない方。

Rufus right reconstruct

で、次に皹が入ってる方。
Rufus Left reconstruct

皹の部分に印入れてみた。
Rufus_CT_head

1ヶ月前の映像と比べると、治って来ているらしい。
まあ、たしかに最近はほとんど昔と同じくらい牧草も食べてるし、問題はないので、骨の方は治ってきているんでしょう。

で、本題の、膿瘍の方ですが。
これも、大分小さくなっていました!

Rufus rostral caudal CT with L mandible fx

以前のコレと比べると、差がわかります。

Rufus-post-constrast-CT-with-marks

ルーは現在も48時間おきにペニシリン注射です(ペニシリンと何か混ぜてるみたいだけど)。
可哀想だけど、でもペニシリンが効いてくれて良かった。
抗生物質が効かなかったHRSバニーのOpalちゃんは、結局眼球摘出手術になりました。
眼球自体は何も問題ないのに、場所が場所だから、という理由で片目諦めなくちゃならないのは切ない……(TT)

もう少し時間間隔を開けられるといいのだけど、どうもやっぱり48時間終了間際になると、ちょっと頭が熱っぽかったりするんだよね……。
抗生物質ばっかりは、始めたらもうひたすら菌が滅するまで叩き続けるしかないので、もう暫く頑張ってもらおう。

ところで、この断面図、右側の頬の骨がなんかばっきり折れてるように見えるんですが……(汗)
(一ヶ月前も同じ感じだった)
1ヶ月前にも、これ、なんだろね、という話を主治医とはしたのですが、なんか角度の関係でそう見えるのかと思ってました。
しかし、今にして思えば、これがまさしく皹の場所なのか??
いや、上の頭蓋骨の絵の感じからして、ここまではっきりズレてるようには見えない気もするのだけど……
日本の獣医さんにも聞いてみたい。。。

CTって細かくとれて便利だけど、それを解析する人の腕によって結構差があるのね、、という話でした。。


My rabbit Rufus has a Retrobulbar Abscess behind his left eye.
On 11/16 we took his CT scan again and found a crack on his cheek bone.

The crack has been exist at least from the first CT scan (which we didn’t notice at that time). It starts to healing and we don’t know when he got the crack.

Considering his timeline after he stopped to eat on 9/21, he looked get worse after we trimmed his teeth.
If the crack was there already, we might make the crack bigger with the operation and he couldn’t eat until his pain had gone.

I remember he was trapped by one of our wire fence, within the last a few month ( I don’t remember exact date) .
He put in his face between a tiny gap of the wire fence, and couldn’t his face let out.
He was struggling and made loud noises, then I noticed something dangerous happened.
Eventually I succeed to let his head out from the gap, but I guess he got a tiny crack on his cheek bone at that time.

Here is the 2nd CT scan image of Rufus’s right cheek (with no crack).

Rufus right reconstruct

This is the left side view.

Rufus Left reconstruct

The crack exist inside the red circle.
Rufus_CT_head

His abscess get smaller than one month before.

Rufus rostral caudal CT with L mandible fx

Following image is taken on 10/4.

Rufus-post-constrast-CT-with-marks

Since the penicillin injection is working, we will continue the medication another one month.

ルーファス、2回目のCTスキャンRufus’s second CT scan” への4件のコメント

  1. おー もぐらさんの読みどおりだと思いますねぇ。骨折する時は、案外簡単にいっちゃいますから。にしても、見事に入っていますね。食べるたびに相当痛かったと思います。人間のように皮膚が見えているなら、当時腫れているのがわかったかもしれませんが、毛があるフクフクさんだとわかりませんものね。
    CTの頭骨長が違うように思うのは、向きのせいなのでしょうね。ずれは出ていないようですから、3ヶ月もすれば骨形成がじゅうぶんになるのでは? できれば当分、ふやかしペレットや刻み野菜で、骨への負担を軽くしたほうが無難かもしれませんね。
    しかーーーし! 映像読み込みは基本中の基本というか、読映次第で治療方針も違うんだから、そのスタッフは絶対にクビだ!!
    次回健診は12/10です。忘れずに画像出力しておきます(^^;;

  2. チーママさんこんにちは!
    そう、当時、なんかほっぺた触られるのを嫌がったんですよ……
    なんか歯がぐらぐらしてた、とか聞いたので、そのせいかと思ってたんですが。
    膿瘍とダブルパンチで、よくぞ頑張ってくれたと思います(TT)

    今世話になっている獣医さんは、アメリカ人なのに日本並みに色々きちんとしている人で(血液検査の詳しい結果とか逐一郵便で送ってくるし←それが当たり前とか思っちゃいけないアメリカ、現にその前の先生方からは一通もきていない)、今回の件について担当部署に相当怒ったらしいです。そういや、以前血液検査の結果が出て来るのが遅い、と怒っていたこともあったなー。
    しかし、怒られて改善してくれるのか、いまいちわからん。
    (ま、ヨーロッパ人よりましだろうと思うけど)

    写真検診に持っていっていただけるそうで、、いつもお伺いありがとうございます(T人T)
    あれがもし骨折の影だったら、相当ずれてる感じがするから、それはそれで心配だなあ。

  3. カメレスでごめんなさい。昨日検診で、先生に画像をお見せしたところ、歯科処置の間にちょいと一瞥して「あらら ずいぶんくっきりとやっちゃいましたね。」だそうです。で食べないのは「骨折が痛いというより、これを食べると痛いと思っちゃって食べなくなるんですよね」とのこと。人間なら「食べると患部が痛くて」と理解できるのですが、ウサギには骨折が原因とは分からず、「これを食べるとズキンと痛い」と認識して、食べ物自体を怖がってしまうのですね。なるほどと思える見識でした。怖がりで用心深いウサギさんならではなお話ですね。
    で、ご覧になった後に「このヒビの入ったそばの穴。
    ここから神経が出ているんです。神経症状は出ていないかな?」と心配されていました。もう片方に穴が写っていないのは、角度の問題だと思います。またまた新しいことを教えていただき、うさぎ道はまだまだ沢山知ることがあるなぁとおもいました。

  4. チーママさま、こんにちは!
    こちらこそ、返事遅れてすみません!

    いつも、わざわざ先生にお問い合わせ頂いて本当にありがとうございます(T人T)
    「幹部が痛い」がわからない、というお話、なるほど! と目から鱗でした!
    痛い時に無理矢理食べさせると、その食べ物が嫌いになっちゃうかもしれないんですね。。
    うーむ、ウサギ道は奥が深い!

    幸い、神経症状は出ていません。でも危なかったんですね(汗)
    ホント、骨折は気をつけなくちゃ〜!

    ルーはくしゃみが出ています。何故か、1日に1回、連続くしゃみ。鼻水はまだ出ていません。
    パスツレラがいるのは分かっているので、このタイミングで抗生物質を投与するかどうかなのだけど……
    現状、多分健康診断はオールグリーンなんですよね……くしゃみも先生の前ではしてくれないだろうし。
    口をあける検査はまだ怖くてできないし。
    いつ健康診断に連れていくか、悩みどころです。

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