目ヂカラ。
この目がなかったら、多分この子を引き取ってはこなかっただろう。
やせ細り、筋肉も衰えてまともに座れないほどだったこの子を、一目見て目が離せなくなった。
元のオーナーに捨てられ、きっと不安だったに違いないのに、ケージの奥から、この何の曇りもない涼しげな目がじっとこちらを見つめていた。
これこそ、ちびえせるが将来こうなるだろう、と私達が思い描いていた姿だった。
いや、親バカを承知で書きますが(笑)。
こんなに気品のあるウサギには、今後もなかなか会えないだろう、と思う。
えせるは最後まで苦境にも動じず、この気品を失わない子でした。
いや、天晴れ。
人間の私達も、こうありたいなあ、と思うのです。
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