えせるがケージを飛び出した時に前脚の爪を折ってしまった。
爪がまるで脱臼したように上向きに曲がり、当初はさほど痛そうでなかったえせるも、時間が経つにつれ明らかにびっこをひくようになってしまった。
爪が付け根から折れただけなら良いが、もしかしたら骨もやられているかもしれない。
散々迷った挙げ句、自分の勉強も兼ねて、と一晩開けた朝にいつも世話になっているUW vet schoolの病院に連れていった。
UW vetは決して安くない。簡単な診療だけで、80ドル以上とられる。
が、実際に骨が折れていたとして、どこまで治療ができるものか、ウサギに詳しい先生に聞いてみたい、という思いから、半分は授業料のつもりで連れていった。
以下、診療内容。
えせるがケージを飛び出した時に前脚の爪を折ってしまった。
爪がまるで脱臼したように上向きに曲がり、当初はさほど痛そうでなかったえせるも、時間が経つにつれ明らかにびっこをひくようになってしまった。
爪が付け根から折れただけなら良いが、もしかしたら骨もやられているかもしれない。
散々迷った挙げ句、自分の勉強も兼ねて、と一晩開けた朝にいつも世話になっているUW vet schoolの病院に連れていった。
UW vetは決して安くない。簡単な診療だけで、80ドル以上とられる。
が、実際に骨が折れていたとして、どこまで治療ができるものか、ウサギに詳しい先生に聞いてみたい、という思いから、半分は授業料のつもりで連れていった。
以下、診療内容。
1)手の裏側を見る。えせるの手は折れた爪の裏側が腫れていた。
2)手首?の可動性を見る。軽く曲げたり引っ張って伸ばしてみたりして、痛がらないかをみる。
3)前脚の可動性を見る。とくにえせるが怖がって手を引っ込めてしまっているので、両前足をゆっくり前方に伸ばしてみて、同じだけ伸びるかどうかを見る
4)床を歩かせて、びっこのひきかたを見る。えせるの場合、前日ほどびっこはひかなくなっていた。
ドクターの結論は、爪が折れているだけか、脱臼か、あるいは手の先の方の細かい骨が折れている可能性がある、とのことだった。詳細はレントゲンを撮ってみないとわからない、という。
UWの場合、レントゲンは軽くとはいえ麻酔をかける。が、うちは何しろ一代目ろし太が麻酔で亡くなっているので、とにかく麻酔は出来るだけ避けたい。
ためしに、もし折れていたとして、どんな処置が出来るのか、ときいてみると、結局安静にして治癒を待つくらいしかできない、とのこと。
もっと大きな骨が折れたならともかく、手の先の方の細かい骨では、たとえ折れてへんな風にくっついたとしてもいじりようがない、ということなのだろう。
結局安静にするしかないのだったら、レントゲンは今回は見送ろう、ということで話がついた。ただし、三日経っても状況が改善しない(あるいは悪化する)ようだったら、すぐに連絡をくれ、と言われた。
このほか、歯の状態、両目、両耳、心音、お腹の触診といったウサギの一般の健康チェックをしてもらった。えせるは2月に胃腸うっ滞を起こしているので、胃袋に毛がたまっている気配があるか、と尋ねたら、現在はそのような感触はない、とのことだった。
もっとも、毛玉と、胃腸うっ滞により水分が失われて固くなった胃の内容物との判別は、相当に慣れた獣医師でも難しいとのことで、2月のうっ滞も毛玉ではなかったのかも知れないが。
それで、爪が長いと更にひっかけて悪化させる可能性がある、とのことで、爪を切ってもらう事になった。
かねがね、ウサギの爪はどこまで切って良いのかよく分からなかったので、これ幸いとお願いすることにした。すると、思っていたよりずっと短くバッサリと切ってくれた。
この手前から2番目の爪が折れた爪。
一日前は、もっと上に、45度くらい上向いていたが、どうも夜中の間に一生懸命舐めて平らにしたものらしい。
えせるの場合、爪が透き通っているのでかなり分かりやすい。この、ピンク色の部分を切ってはいけないのは流石に承知していたが、えせるの爪をよく見ると、そのピンクの部分の先から何か白い筋のようなものが出ていて、それがもし神経だったら、と怖くて今迄一度もその部分を切ったことはなかった。
が、先生はアッサリ、なんの躊躇いもなくバッサリ。
えせるも特に痛がる様子はない。
結局、ピンクの部分から3mmくらい先で切ってもよいのだ、と分かった。
(注:ウサギのサイズによります! えせるは2kgのミニうさぎ。)
ところで、折れた爪だが、この翌日にはもうえせるはびっこをひくのをやめ、普通に走るようになった。幸い、骨には異常がなかったのだろう。
病院では14日分の痛み止めをもらったが、特に痛がる様子がないことから痛み止めは服用させなかった。
まったく……もう少しおしとやかにしてよ、えせるちゃん!
1)手の裏側を見る。えせるの手は折れた爪の裏側が腫れていた。
2)手首?の可動性を見る。軽く曲げたり引っ張って伸ばしてみたりして、痛がらないかをみる。
3)前脚の可動性を見る。とくにえせるが怖がって手を引っ込めてしまっているので、両前足をゆっくり前方に伸ばしてみて、同じだけ伸びるかどうかを見る
4)床を歩かせて、びっこのひきかたを見る。えせるの場合、前日ほどびっこはひかなくなっていた。
ドクターの結論は、爪が折れているだけか、脱臼か、あるいは手の先の方の細かい骨が折れている可能性がある、とのことだった。詳細はレントゲンを撮ってみないとわからない、という。
UWの場合、レントゲンは軽くとはいえ麻酔をかける。が、うちは何しろ一代目ろし太が麻酔で亡くなっているので、とにかく麻酔は出来るだけ避けたい。
ためしに、もし折れていたとして、どんな処置が出来るのか、ときいてみると、結局安静にして治癒を待つくらいしかできない、とのこと。
もっと大きな骨が折れたならともかく、手の先の方の細かい骨では、たとえ折れてへんな風にくっついたとしてもいじりようがない、ということなのだろう。
結局安静にするしかないのだったら、レントゲンは今回は見送ろう、ということで話がついた。ただし、三日経っても状況が改善しない(あるいは悪化する)ようだったら、すぐに連絡をくれ、と言われた。
このほか、歯の状態、両目、両耳、心音、お腹の触診といったウサギの一般の健康チェックをしてもらった。えせるは2月に胃腸うっ滞を起こしているので、胃袋に毛がたまっている気配があるか、と尋ねたら、現在はそのような感触はない、とのことだった。
もっとも、毛玉と、胃腸うっ滞により水分が失われて固くなった胃の内容物との判別は、相当に慣れた獣医師でも難しいとのことで、2月のうっ滞も毛玉ではなかったのかも知れないが。
それで、爪が長いと更にひっかけて悪化させる可能性がある、とのことで、爪を切ってもらう事になった。
かねがね、ウサギの爪はどこまで切って良いのかよく分からなかったので、これ幸いとお願いすることにした。すると、思っていたよりずっと短くバッサリと切ってくれた。
この手前から2番目の爪が折れた爪。
一日前は、もっと上に、45度くらい上向いていたが、どうも夜中の間に一生懸命舐めて平らにしたものらしい。
えせるの場合、爪が透き通っているのでかなり分かりやすい。この、ピンク色の部分を切ってはいけないのは流石に承知していたが、えせるの爪をよく見ると、そのピンクの部分の先から何か白い筋のようなものが出ていて、それがもし神経だったら、と怖くて今迄一度もその部分を切ったことはなかった。
が、先生はアッサリ、なんの躊躇いもなくバッサリ。
えせるも特に痛がる様子はない。
結局、ピンクの部分から3mmくらい先で切ってもよいのだ、と分かった。
(注:ウサギのサイズによります! えせるは2kgのミニうさぎ。)
ところで、折れた爪だが、この翌日にはもうえせるはびっこをひくのをやめ、普通に走るようになった。幸い、骨には異常がなかったのだろう。
病院では14日分の痛み止めをもらったが、特に痛がる様子がないことから痛み止めは服用させなかった。
まったく……もう少しおしとやかにしてよ、えせるちゃん!