先日、ミニサテンのマンゴー君改めまんごろし太が先天性眼瞼下垂であったという記事を書いたのだが、これがきちんと聞いてみたら誤りで、正しくは先天性眼瞼内反であった。
先天性眼瞼内反は幸いなことに、筋力自体が弱いわけではないので、状況は少しましと言える。つまり、瞼が内側にめくれているために眼球を傷つけてしまうもので、よくある逆さまつげの手術のように、すこし瞼を外側に持ち上げるような手術をする。もっとも、この手術もうまく行く場合と、ひと月ほどたつとまたもとに戻ってしまう場合とあるようだが、幸いにして、一度うまく定着すれば再発の危険は殆どないらしい。(もっとも人間では老人性眼瞼内反というのがあるようだから、年をとったらもしかすると再発するかもしれないが。)
まんごろし太の様子をみていると、目の充血はないが、やはり手術をした方の目は若干目やにが多いように見える。頭を撫でるついでに目をじっと手のひらで暖めてやる(愉気する)と、気持ちよさそうにじっとしている。もしかしたら、まだ少しは当たっているのかも知れない。
痛いなら痛いそぶりを見せてくれると良いのだけれど……ウサギというのは、生来我慢強い生き物なのでそんな素振りはおくびにも出さない。日々の観察がやはり重要だということか。