ウサギの介護のビデオ

ここ数日、要介護ウサギの飼い主の方二人とメールを交わす機会がありました。
私自身は介護が必要なウサギさんを育てたことはないので、その方達のご苦労を想像することは難しいのですが、一方で日本でウサギの介護についての情報があまりないことも、再認識させられました。
おそらく、これだけウサギを飼う人がいれば、要介護ウサギの飼い主の方も、そのケアを指導されている獣医さんもかなり沢山おられるでしょう。
が、日々の介護で精一杯のこういった方々に、その情報をまとめて皆が共有できるようにしてくれ、と頼むのは大変難しいでしょう。
また、そういう方々はネットで情報を集める時間も惜しい、というのが本音だと思います。
ヨーロッパについては分かりませんが、アメリカではウサギの介護の方法もある程度ウサギオーナーの間では広まっています。
HRSのHouse Rabbit Handbookにもウサギの介護についての項目がありますし、Assisted Livingというタイトルのビデオも出ています。
英語ですが、日本のリージョン2のプレイヤーでも見られますし、おそらく介護ウサギさんを抱えておられる方ならば、どういったことを説明しているか大体わかると思います。
日本でこういった情報の本なりビデオなりを出版するのが難しければ、たとえば海外のこういったビデオなどに日本語字幕をつけて日本で入手出来るようにする、などでも良いので、もっと日本でも介護についての情報が簡単に入手できるようになれば良いのですが。
ところで、YouTubeで介護ウサギさんのこんな映像をみかけました。


Special Needs Pets | Rabbit Run | Channel 4
埋め込みが許可されていなかったので、直接リンク先でご覧ください。
この足が動かなくなったウサギさん、なんと、名前をEthel(えせる)と言うのだそうで……。
ちょっと、うちのえせるを思い出して胸がつまりました。
この子は、おしめをして、なんと手製の車いすも作ってもらっています。
実は、先に紹介したAssisted Livingのビデオの中でも、この手製の車いすを使って部屋の中を自由にお散歩するウサギさんが沢山でてきます。
ビデオの中で、こうして車いすを与えて運動させた結果、まったく動かなかった足が少し反応するようになってきたことが触れられています。
障害の程度によっては、こういう道具を使うことで、少し状況を改善することが出来るのかもしれません。
以下は、ウサギにおしめをする方法。
新生児用の紙おむつを使います。
12/21追記:
ごえもん様からコメントいただきました。1kgくらいのウサギさんには、新生児用でも未熟児用のものがよい、とのことです。

ポイントは、ウサギにフィットするよう切れこみを入れるところです。
このビデオでは、しっぽの穴はあけていませんが、Assisted Livingのビデオではしっぽを通す穴をあけ、切れ込みは前の方に左右一カ所ずつだけでした。
どういった切れ込みがよいかは、ウサギさんのサイズにもよるかもしれません。

どの子にも共通することですが、こうして飼い主さんから手厚い介護を受けているウサギさんたちの顔は、決して悲しそうではなく、むしろ楽しそうです。
アメリカでは、少し前まで、ウサギは自分で動くことができなくなったら、むしろ生かしておくのは可哀想、ということで、安楽死を勧める獣医が大変多かったそうです。
ですが、HRSでは、長年の観察により、ウサギは失ったものを惜しまないこと、苦痛さえなければ、たとえ寝たきりになっても楽しく生きて行く強さがあることを結論しました。
介護の問題は、外野から簡単に口を出せる問題ではないですが、こうして介護されながら楽しく生きているウサギさん達の例を沢山見ることで、「動かなくなってしまって、可哀想に」と胸を痛める飼い主さんの心が、少しでも軽くなれば良いな、と思います。

ウサギの介護のビデオ” への5件のコメント

  1. とても参考になる動画をありがとうございます
    我が家も下半身不随のうさぎを介護していますが 日本でもうさぎ用の車いすを作ってくれるところがあるんですよ
    ただ 値段が高いんです。。。
    下半身不随になったうさぎさんの寿命は短くなると言われているので 下手したら注文しても納入が間に合わないこともありましから なかなか発注かける勇気が湧きません^_^;
    それとこの動画でも気になりましたが つま先がすれる気がしてちょっと怖いです。。。
    それとおむつですが うちは新生児用でも特に未熟児用のを買いました
    1㎏位のうさぎさんだと それでも大きいぐらいです
    切れ込みは考えていませんでした
    今度使う時に切れ込み入れてみることにします

  2. ごえもん様、こんにちは!
    実際にウサギさんを介護されている方からの貴重な情報、ありがとうございました!
    足がすっていることは私も気になっていたのですが、どうやらこれはわざとのようです。
    ギリギリ足がすれるくらいにして、足でこぐ動作をさせて、少しでも足を動かすようリハビリも兼ねているのかもしれません。
    HRSのビデオの中で車いすを使っていたウサギは、足がすれないよう完全に水平まで後ろ足を延ばして支える形になっていました。
    ウサギさんの傷害の程度にもよるのかもしれませんね。
    ウサギ用車いすは、どうしても一点づつ手作りになるでしょうから、時間もお値段もかかってしまうのかもしれませんね。
    作り方がわかればいいのですが。
    今度HRSできいてみます。。
    実は、ごえもん様のブログサイト、以前にちょっとだけ拝見させていただいていたんです。
    うちのウサギも1ヶ月、圧迫排尿のため病院に通い続けたことがありまして……。
    その時は圧迫排尿の記事しか見なかったのですが、今改めて怪我の項目を見て、脊髄骨折がどれほど怖いか勉強させていただきました。
    これからも、どうぞよろしくお願いします!

  3. もぐらさん、先日からお世話になっております。(^^)
    車椅子の子の動画は私も以前目にした事がありました。
    作れそうで中々難しそうですよね。
    オムツ動画は、微笑ましく見させて頂きました。
    この子も大人しくつけさせているのね~なんて。(笑)
    まだ2-3日しか経ってませんが、オムツを使い始めて本当よかったと実感中です。
    こんな事ならもっと早くにしてあげればよかったとも・・。
    これももぐらさんのご提案のお陰です、ありがとうございます。
    オムツを使う事で今まで使用が困難だった床材の種類の幅も広がりました。
    ロッぴょん、誕生日翌日からまた体調下降しここ2.3日バタバタの日々が続いておりました。
    また落ち着きましたら後日ゆっくりご報告させて頂きますね。(^-^)

  4. みゅ〜さま、こんにちは!
    オムツ、私もやったことがないのに無責任におすすめしてしまいましたが、ロッぴょんくんのケースに合ったようで、本当によかったです!
    あとは、ロッぴょんくんが早く慣れてくれて、ソアホックの足も快方に向かってくれるとよいのですが……
    オムツの動画の子も、嫌そうじゃないですよね(笑)
    飼い主さんが、オムツをつけながら「今、僕の手を舐めています」なんてコメントされているんです。
    ウサギにとって舐めるというのは最大の親愛の表現ですから、「ありがとう!」と言っているのでしょう。
    (まあ、「ねえ、舐めてあげるから下ろしてヨ」の可能性もありますが(^_^;))
    そうそう、まずはお世話が第一ですから、ご報告は本当にお時間のあるときで良いですよ(^^)
    これからもどうぞ宜しくお願い致します!

  5. うちのブログに訪問してくださって ありがとうございました
    早速リンクさせていただきました
    これからもよろしくお願いします

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