このエントリーについては、多少議論の余地があるかと思いますので、Wisconsin HRSの1事例として報告します。
先日HRSにやってきたロップイヤーの不正咬合の男の子ですが、体力が回復したら、門歯を6本全部抜くことになりました。
不正咬合の治療といったら、定期的に歯をトリムするのが常套手段だと思っていたのですが、George曰く、「うちでは門歯不正咬合でまだ若い場合には、基本的に抜歯している」とのこと。
何故かというと、第一に歯を削るために数ヶ月に一度麻酔をかけることの方が、門歯がなくなるよりウサギ本人への負担が大きいから。
第二に、飼い主の金銭的負担も大きいから、だそうです。
他の支部でもそうやっているのかどうかは分かりません。
Georgeは薬学の専門家ですから、麻酔が体に及ぼす影響については重々承知しているので、麻酔を何度もかける方が危険だと結論したのかも知れません。
このへん、すでに誰かのウサギになってしまった子達と、これから誰かの家に行くウサギの立場に差があるかもしれない、とも思います。
不正咬合で治療費がかかる、とわかっている子はなかなかアダプションされにくい、という現実もあるでしょう。
ただ、HRSの会員で11歳の不正咬合の子がいる人の話など聞くと、たしかに「麻酔の負担」は無視出来ない、という気もします。
11歳という高齢で、数ヶ月に一度全身麻酔というのは、毎回大変心臓に悪い事だと思います。
出来れば抜歯したいが、抜歯は大手術なので、高齢ではやれない、とのことでした。
日本では、無麻酔で歯を削ることの出来る獣医さんも居ますが、まだまだ数は多くありません。
また、無麻酔で歯を削られるストレスが、はたしてウサギにとって良いのかどうか、、まあ、慣れてしまえば大丈夫なのかもしれませんが、個人的には多少疑問があります。
勿論、以上の話は、既に育ってしまったウサギで、歯をトリムしたり、食事を変えたりするだけでは不正咬合が解消しない、と分かっている子の話です。
(ペレットをやめ、完全野菜食にすることで軽度の不正咬合のトリムが必要なくなった例があります。こちらでチーママさんがコメントされています。ただし、ペレットを完全にやめてしまう場合、毎日相当量の野菜が必要になります。)
また、門歯だけでなく奥歯も不正交合の場合は使えない方法ですね。
ちなみに、門歯が全部なくなっても、食べるのに殆ど支障はないとのことでした。
ただ、野菜は小さく切って与える必要があります。
牧草などは、上手く奥歯に突っ込んで自力で食べているらしい。
今迄もずっとそうしてきたが、門歯がないことでトラブルが起きた事例はない、とのこと。
また、このロップ君は、歯をカットした現在でも左目から涙を流していますが、こういった問題も、かなりの確率で、門歯を全部抜歯してしまうと解消する、とのことでした。
日本では、不正咬合の子の歯のトリムについて、何度も麻酔をかけたくないと悩んでいる方も多いと思います。
私も、今迄は、麻酔をかけてやるか、なんとか無麻酔で歯を削れる獣医を探すかの二者択一だと思っていましたが、今回の話をきいて、第三の道もあるのかな、と思いました。
もっとも、日本では、ウサギの抜歯を安心して任せられる獣医さんがどのくらいいるか、分かりませんが……。
この子がどうなったかは、また手術が終了して回復したらご報告します。
ちなみに、先週のお掃除のときには、すっかり肉付きもしっかりしていました!
(何故か、体重は少し減ったらしい。でも、触れば、明らかに肉付きがみっしりとして、先々週より体力が満ちている感じでした。)
初めまして、こんにちは。我が家に2歳2ヶ月のロップイヤー(♂)がいます。我が家に来た時、2ヶ月半で3ヶ月を迎える前元気がなくなり食欲も落ちたため購入したお店から紹介された病院に連れて行きましたが毛球症と診断されました。さらにビックリしたのがこの月齢で「切歯の不正咬合」と言われいきなりニッパーでパチンパチンと切られてしまいました。この獣医師はうさぎを診ることが出来ないと後になり知り、うさぎを診られる病院を探し、現在神奈川まで毎月2回通っています。正直麻酔の不安と嵩む治療費で悩んでいます。私事ですが、昨年シングルになり中学生の息子とうさぎの1匹で暮らしています。シングルになってから体調を崩しこれからの治療費をどうすればいいのかと眠れない日もあります。アドバイスがありましたらお願いします。長文になり申し訳ありません。
八ツ井さま、
お話の件、是非主治医の先生と抜歯についてご相談されると良いと思います。
首都圏近郊にお住まいのご様子ですので、もし主治医の先生があまり抜歯に積極的でなければ、ウサギ専門病院などにセカンドオピニオンをとる価値はあると思います。
この記事のロップイヤーのウサギですが、この後無事完治して涙も止まり、すっかり健康になりました。2週間に一度も病院通いするというのはお世話する方も勿論ですが、ウサギにとっても大変な負担になります。
(ただ、正直、何故そんなに歯の伸びが早いのかも気になるのですが…。2週間に1度というのは、かなり頻度が高いと思います)
日本では、削るだけでは問題が改善しない場合の奥の手のような位置づけであることが多いようですが、WHRSでの事例(複数)を見る限り、切歯の不正咬合の場合は抜歯が成功すればむしろウサギ本人の負担は軽減されているように見えます。病院が嫌いな子であれば、間違いなくQOLは上がると思います。
ただ、6本全部抜歯するのは、歯を削るよりはずっと大掛かりな手術になります。また、1回で全て抜けることもあれば、若干歯根が残り再手術が必要になることもあります。それに耐える体力が必要になりますし、獣医師の技術も必要ですし、おそらく手術費用もそれなりにかかると思います。しかし、乗り切れれば、そのあとはずっと楽になると思います。
是非ご検討下さい。
初めてまして。
切歯の不正咬合で悩んでおり、検索した結果こちらにたどり着きました。
毎月というより2週間に1回のカットをしに病院にいくので、私自身の金銭面、うさぎの負担を考えると抜歯をしたいなと考えています。
しかし、住んでるのが福岡なので病院を探しますが行って下さる先生が見つからず…。
しまいには、うさぎさんは抜歯をしたら流動食に切り替えなくてはいけなくなりますし、ご飯を食べなくなってしまいますのでおすすめしません。
定期的なカットが望ましいです!
と言われて心が折れています。
今はまだ3歳なのでカット(削る)の負担は少ないかもしれないですが、ペロペロ舐めて先生が切りにくいようで、もしかしたら麻酔使ってしないといけないかもですねー
と言われた瞬間、こんなことで麻酔するなら抜いてあげた方がリスクないのでは?!
と思いまた病院を変えようかと悩んでいました。
正直前歯の上は内側に巻き下の歯は前に突き出た状態なので、使ってない歯を抜いても食欲は変わらないのでは?と思ってます。
行き付けの先生ではカット以外はしてくれそうもないのでこの先不安でいっぱいです。
どう説得すれば先生と抜歯を考えて下さるでしょうか?
もしくは九州で出来そうな病院ありませんかね?
記事が結構前でしたが、コメントがまだ新しい方だったのでご相談しました。
こんにちは。不整咬合の問題、悩ましいですね。
お尋ねの件ですが、抜歯手術は再手術が必要になることもあり、結構な大手術になります。
ただ、抜歯をしたら流動食に切り替えなくてはならない、ということは、よほどの事情がなければないと思います。
(唇と奥歯だけでうまく食べてくれます)
お話のケースでは、まだ3歳ということで手術に耐える体力はあると思いますので、WHRSなら手術を検討する例でしょうが、、、
そのように先生がおっしゃったということは、残念ですが、その先生に手術をお願いするのは難しいかもしれません。
ちょっと調べたら、九州エキゾチック動物臨床研究会という会がありました。
http://www.k-exotic.com/syoukai.html
こちらに、いくらか会員の方のリンクがありますので、まずそちらにご相談されてはいかがでしょうか。もしその方が遠方で難しいなら、どなたか会員でお住まいの地域に近い場所におられる先生をご紹介いただくとか。
ただ、なにしろ手術ですので、リスクはあります。どれほど状態がよくとも、手術のリスクはゼロにはならないのが辛いところです。
万が一、が起きてしまった場合には、「やらなければよかった」と後悔することになるとは思います。
しかし、2週間に1度の治療を続けるのはウサギも人間もかなりの負担になりますし、ウサギが高齢になれば、毎回ウサギ本人の負担はどんどん厳しくなっていくのも事実です。その頃に手術を考えても、体力的に無理、ということは十分あり得ます。
まずは、現在のお悩みについて、一緒に考えていただける先生を探すことが第一かな、と思います。
ご返信コメントありがとうございます!
実はかかりつけの病院が会員の先生の病院なんですよ…。
もう一ヶ所電話でお訪ねした病院も会員の先生の病院だったのですが、場合によっては出来ないと言われたので、あまり期待をしていません。
やはり、本州に出向いて手術をお願いするしかないですかね…。
不正咬合のせいで、ヨダレからソアホックになったりうさぎに負担が増えてるので心配でたまりません…。
こんなこと相談して、申し訳ありません。
相手にもしてくれない病院が多いので…。
返信遅くなりましてすみません!
そうですか、、、悩ましいですね。
ただ、もう一箇所の先生の方は、場合によっては、、というお話なので、一度相談されてみては、と思います。
遠方の病院で手術するのは、ウサギの場合、通常は難しいですが、頻繁に歯のメンテをしていてもヨダレでソアホックになってしまう、というのはウサギさんにとっても辛い話ですので、当面はまず現状打破について一緒に考えてくださる先生を探すのが先決かな、、と思います。
多少遠方の先生でも、もう少しお近くで処置ができそうなお知り合いの先生がおられるかもしれませんし…。
幸い、ご相談のケースでは緊急性はそれほどないので、少々時間はかかっても信頼できる先生を探すことが一番かな、と思います。
信頼できる、というのは、手術の腕ももちろんですが、現在のお悩みを理解してくださる、ということでもあると思います。
ウサギの問題はウサギだけにとどまるものではなく、飼い主が抱える問題とセットですので……その両方に親身になって相談にのってくださる先生がみつかることを、お祈りしております。
あまりお役にたてずすみません。
突然の割込コメント失礼いたします。
うちの子(現在生後7か月)も先天性の不正咬合で現在矯正治療中です。
※上下の門歯が完全にバッティングしている状態でした。現在は治療を始めて2か月経過し、8~9割方正常に近い噛み合わせに近づけることができました。(治療継続中)
その事で色々と調べた情報をたまたま持ち合わせておりましたので、少しでもお役に立てれば幸いです。
いろいろと調べた中で何名かの獣医師さんを見つけましたが、お住まいが福岡とのことでしたので、まずは山口県の動物病院に治療可能か聞いてみてはいかがでしょうか?
そちらの病院で昔出されていたウサギの歯科治療に関する論文をネット検索で見つけましたので、参考までにURLを貼り付けておきますね。
◆https://www.jstage.jst.go.jp/article/dobutsurinshoigaku/11/2/11_2_83/_pdf/-char/ja
こちらの病院では以前、日本で唯一のアメリカ獣医歯科学会認定専門医の先生が専門医診療も行っていたようです。(現在のHPを確認しましたが何も書かれていないので今は行われていないかもしれないです。。)
次にお住まいから近いところでは鳥取市の病院でしょうか。
こちらもネットに論文がありましたので、URLを添付しておきます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/dobutsurinshoigaku/17/3/17_3_91/_pdf
ただ、こちらの論文では抜歯ではなく、切削による矯正治療の内容でしたので、一度病院に問い合わせてみるとよろしいかと思います。
私も住まいが東北で、専門医もおらず、病院探しには本当に苦労しました。診断はできてもちゃんと治療できる病院がなく、先代の子を胸腺腫で亡くしました。9歳10か月でした。
mogumogu様のこちらのサイトは以前より拝見させていただいており、本当に参考になることばかりで、今でもよく過去記事を読ませていただいております。
mogumogu様の情報があったおかげで先代の子は胸腺腫以外では一度も病院にかかったことがありませんでした。うっ滞にもなったことはありませんでした。
治療さえうまくいけばまだまだ長生きしたであろう大事な子だったのに、私が病院選びを間違えたせいで亡くしてしまいました。
二代目としてお迎えした子は先天性の門歯不正咬合ではありましたが、お迎えする前に(県外ではありますが)専門医の先生の治療が受けられる病院を見つけておりましたので、現在もそちらで治療を続けております。
mogumogu様のサイトであるにも関わらず長文コメントを載せてしまい申し訳ございません。まるであの頃の私のようで、思わずコメントを入れさせていただきました。
少しでもお力になれれば良いのですが。。
はじめまして、検索エンジンよりこちらのブログに辿り着きました。
現在生後9ヶ月のネザーランドドワーフを飼育しています。
生まれつきか、はたまたうちに迎え入れてからケージをかじっていたからか、生後6ヶ月ごろに前歯(切歯)の不正咬合を発見して、現在定期的に歯を切りに通院しております。
幸い、日本小動物歯科研究会に所属されていて、小動物の歯科に詳しい先生に診ていただけているのですが、通院2回目に先生より抜歯のお話をされました。
もちろん麻酔に関してのリスク等の話もしてくださり、最終的には抜歯をした方がうさぎにとっては、月1〜2回の歯を切るストレスがなくなるので過ごしやすくなることを教えていただきました。
また、前々回の通院の際、スコープで歯の隙間から奥歯をみてもらうと、前歯の噛み合わせができない原因からか左側の下の歯が伸びてしまっていることも見つかりました。
私も主人も先生ともいろいろと相談して、抜歯をすることを決めているのですが少し不安なことがありまして。
うちの子に限らずですが、うさぎさんはみんな前歯でかじって遊ぶのが大好きだと思います。
うちのうさぎもかじり木をよく飾ったりおもちゃやタオルやタグを前歯でかじって遊んでいるのを見かけます。
抜歯をして、前歯がなくなったあと、かじることができなくなったうさぎさんは、かじって遊べなくなってしまいますよね。。
遊ぶことができなくなりストレスが溜まってしまうのでは…?と思うのですが、実際のところどうなのでしょう…。
また、今まで通りかじり木を置いていたら歯茎で無理やりかじろうとして出血…ということになったりするのでしょうか…。
病院の先生にも聞いてみたのですが、「どうなんでしょう。でも前歯を抜いた子で、ストレスでどうにかなるっていう話を飼い主さんからは聞いたことがないです」とは言われています。。
周りにもネットでも前歯の抜歯をしたケースをあまりお見受けしないので術後のうさぎさんの様子がわからず、抜歯はしようと思っているけどそこがどうしても気になっています。もしご経験ありましたら教えていただきたいです。
手術、4月の予定でしたがコロナの影響もあり8月にする予定です。奥田先生という有名な先生がしてくださる予定になっております。(今現在私が通院している病院の先生は奥田先生ではないので、奥田先生に直接聞くことができないのですが…)
こてつのママ さま、こんにちは!
私が見たWHRSの抜歯うさぎたちは、とくにフラストレーションを溜めているようには見えなかったです。とはいえ、毎日様子を見ていたわけではないので、断言はできないのですが、、
少なくとも、WHRSの前代表者は「まったく気にしているように見えない」と言っていました。
ウサギは本当に失ったものを惜しまないので、片足がなくても、耳が齧られていても、ないなりに楽しく過ごしているように見えます。そういう楽天的なところも、ウサギという種族のひとつの特徴かなあ、と思っています。
門歯がなくなった後に齧り木をどうするか、という話ですが、もちろん、歯茎では木は齧れないので、そういったものは遠ざけておく方が良いかと思います…。しかし、ウサギはかじるだけでなく穴掘りも大好きなので、掘るということの代償行動ができれば、そんなにフラストレーションが溜まらないかもしれません。
うちのウサギたちは、春になると、毛足の長い敷物(これはこちらで売っている動物用の介護布なんですが)を延々掘って、疲れ切ったら満足げな顔をしています。毛足の長い敷物でもいいと思います。
もしかしたら、掘りながら敷物の毛を歯茎ではさんでむしろうとするかもしれませんが、少なくとも木ではないので、歯茎が血みどろになる、ということはないのではないかと。。
あとは、例えば縦に細長い段ボール箱の上下の両端を開けて、その中に丸めた新聞紙を突っ込んでおくと、前足で新聞紙を掻き出して遊んでいたりします。こちらは、全部新聞紙を引っ張りだしたらまた人間が詰めてやらねばならないので少々面倒ですが、穴掘りに似た行動なので、ハマるウサギもいます。
もうひとつ、もし事情が許すようであれば、1平方メートルくらいのスペースを犬用のエクササイズペンで囲ってテリトリーとして与えてあげて、トイレも体の4倍くらいの大きさのものにして、隠れられるような場所(コの時型の台みたいなものでも良い)を作ってあげると、もしかしたらあまり齧ることに執着しなくなるかもしれません(保証はできないですが(汗))。
実は、日本でケージを必死にかじるウサギが多いのは、ケージの大きさも関係しているんじゃないかな、とちょっと思ってまして、、、。
こてつのママ さんのウサギさんが、どんな大きさのケージをもらっているのかわかりませんので、見当違いなら大変申し訳ありません。
というのは、ウサギと同じ大きさの犬や猫に、よくウサギ用ケージとして売られている60cmサイズの広さの家を与えるかといったら、ほとんどの場合はもうちょっと大きな家を用意すると思うんですね。あるいは、家が小さいなら、部屋の中はいつでも自由に動き回れるとか。
ウサギたちの行動を見ていると、生物が安心して暮らせるテリトリーの大きさって、たとえウサギであっても、もう少し大きいんじゃないか、という気がしています。
そして、比較的小さなテリトリーで暮らす子に、気がついたらケージを齧っている、というような行動が多く見られるように思います。(あくまで、私が今までに見たウサギたちの様子からの話ですので、私の印象ですが)
そうすると、もしかすると、必ずしも「齧るのが好きだから」齧っているわけではない可能性もあると思うのです。
このことは、我々もアメリカに来て、広いスペースをもらっているウサギたちの行動を見るまで気づかなかったことですので、まったくえらそうに助言できる立場ではないんですが、齧りたいけど齧る歯がなくなった、というウサギさんのフラストレーションを解消する方法として、そもそもフラストレーションを減らす、という方法もあるのかな? と思って提案させていただきました。
mogumoguさん、お返事ありがとうこざいます。
うさぎさんは私が思っているよりも強くて前向きな生き物なんですね…!全てがわからない事ばかりでとても神経質に考えてしまっていました…。
かじり木に関してはやはりかじってしまうことも考えてのけておくことにします。
鼻で押して遊べるボールのようなものも探してみようと思います。
現在はケージの中や、サークルに出て遊ぶスペースにお気に入りのマットやタオルを置いている状態なのですが、そちらをたまに掘り掘りしている姿を見かけることがあります…!
毛足の長いもの、今までは不正咬合になってずれている部分に引っかかると危ない?と考えて使用していませんでしたが今後は取り入れてみたいと思います。
段ボールの手作りおもちゃのアドバイスもありがとうございます。トンネルになっているものに入ったりくぐり抜けることがすきなので喜んで遊んでくれそうです…!
飼育環境なのですが、ケージのサイズは70cmのものを購入しています。基本的に飼い主が寝ている間と、仕事や用事で日中家を空けている間はケージの中にいてもらって、飼い主がいる間は100×200スペースで作っているサークルの中で自由に過ごさせています。
サークルの中にケージもあるので、ケージとサークルを行き来できるようにしていて、ケージ内にもサークル内にもトイレを設置しています。
自分のタイミングで、すきな方で好きなことをしたり、サークル内で飼い主と遊んだりしています。
ケージをかじってしまうことに関してなのですが…、
お迎えした当初、飼育書やうさぎの飼い方を記載しているサイトなどを見ていて、「基本はケージで生活。サークルで遊ばすのは1日1時間くらいで時間を決める。かじっても言うことを聞かずに無視する(かじるようになってしまうため)」などの記述が多かったので、それに習った育て方をしていました…
サークルサイズも今より狭い範囲でした。
なので最初の頃にケージから出られないストレスでガンガンと思い切りかじって引っ張っていたのが原因なのかな…と思います。
時間を決めて遊ばせてあげるメリットもあるのだとは思うのですが…、mogumoguさんの言う通り70cmのケージで一日のほとんどを過ごすのはうさぎさんにとってストレスに感じることがあるのかなと…今になって思います。。
うちの子の場合、最初のやり方でしばらくやっていましたがケージを力一杯引っ張る行為もやめないし、長時間サークル内にでることで私たち飼い主が困ることもないよね、と言う話になりサークルの大きさも今の大きさまで拡大して、私たちが家にいる時間はこてつも自由にスペースで過ごせるようにしました。
そのおかげかは分からないのですが、今は飼い主の寝ている時間と出かける際にケージに入ってもらう時も、ケージをかじってアピールする行為はしなくなっように思います。
チモシーボードをかじっていた箇所につけたこともよかったのかもしれません…!
それとは別に、かじる遊びが好きなのは好きみたいです(笑)置いてあるかじり木ボールや歯触りの良さそうなものを見つけるとガジガジ楽しそうにかじっています。
タオルのタグはかじるというより歯で撫でる感じでチュパチュパ‥って感じ?なので歯茎だけになってもあまり害はなさそうですね。。
なるべくストレスとなる原因を取り除いてあげられるようにしたいと思います…。
麻酔のことや、今の臼歯を手術の際に一緒に削ってもらって今後の生え方がどうなるのかなど、まだ前歯以外の別の不安が拭えないこともありますが、今回mogumoguさんがたくさんアドバイスをしてくださったおかげで、前歯の抜歯に関して私も前向きに捉えられるようになりましたし、不安だった気持ちも和らいでいます…!
ブログの記事の更新からだいぶ日付もたっているためもしかしたらお返事をいただけないかもしれない…でも…と藁にもすがる思いでした…。本当にありがとうございます…!
こてつのママ さま
>飼育環境なのですが、ケージのサイズは70cmのものを購入しています。基本的に飼い主が寝ている間と、仕事や用事で日中家を空けている間はケージの中にいてもらって、飼い主がいる間は100×200スペースで作っているサークルの中で自由に過ごさせています。
そうでしたか!大変失礼いたしました!
たしかに、齧るの好きな子もいますね。うちにもフレミッシュジャイアントのMixがいるんですが、この子は好奇心強すぎてなんでも齧っちゃう子でして、、、(汗)うちのタオルや寝間着は穴だらけです(苦笑)よくタグをしゃぶってるところも一緒です!
齧っても歯茎に負担にならないぬいぐるみのようなものでも、あれば遊んでくれるかもしれません。
>毛足の長いもの、今までは不正咬合になってずれている部分に引っかかると危ない?と考えて使用していませんでしたが今後は取り入れてみたいと思います。
どのような形で不正咬合になっているかがわかりませんので、危険のほどは判断できないのですが、危険度でいうとタオルのように糸がほつれて長く伸びるものの方が危険ですので、現在タオルで問題がないのであれば大丈夫かな? と、、、
>お迎えした当初、飼育書やうさぎの飼い方を記載しているサイトなどを見ていて、「基本はケージで生活。サークルで遊ばすのは1日1時間くらいで時間を決める。かじっても言うことを聞かずに無視する(かじるようになってしまうため)」などの記述が多かったので、
実は、私も、最初はそう思ってました(^^;)
というか、恥ずかしながら、ウサギ飼い始めた当初はウサギが重歯目ということを知らなくて(汗)ネズミやリスみたいにバリバリ木を齧って歯をすり減らす生き物なんだと思ってました(汗)
だから、ひっきりなしにケージを齧る、という行動に特に違和感を感じず、くせになったら困るから齧り始めたら無視、というのをやっていました。
でも、もっと広いスペースで生活するウサギの行動を見ると、げっ歯類みたいにガリガリ齧ることに執着するわけではないんですよね。
もちろん、なにかに取り憑かれたように段ボールを破壊するとかいうことはありますけど、どっちかというと、ガリッと噛んで、背中と足のバネを使って引き剥がす、という行動が好きだというふうに見えます。これは、野生下ではまさに冬に樹木の皮を剥いで食料にする行動と一緒なので、ウサギの本能なのかな、と思います。
で、そういう観点に立つと、やはりたまにカジカジする程度ならいいんですが、ひっきりなしにケージの金網を齧り続ける、というのは、ちょっとウサギの本来の行動ではないように思えるんですよね。おもちゃがなくて飽きているとか、家が狭くて外に出たいとか、なにかしらフラストレーションの表れなんじゃないかと。
ウサギの心を想像するのはなかなか難しいんですけど…。
で、そのフラストレーションに対し「くせになるから相手にしない」という対処は、かなり消極的だったのかな、と今は感じています。
>麻酔のことや、今の臼歯を手術の際に一緒に削ってもらって今後の生え方がどうなるのかなど、まだ前歯以外の別の不安が拭えないこともありますが、今回mogumoguさんがたくさんアドバイスをしてくださったおかげで、前歯の抜歯に関して私も前向きに捉えられるようになりましたし、不安だった気持ちも和らいでいます…!
麻酔のリスクについては、主治医の先生と納得できるまで議論していただくしかないのですが、WHRSでは多くの場合、門歯不整合で抜歯が成功すると、奥歯の噛み合わせの問題も解消していますので、その点は多少期待できるのではないかと思います。もちろんケースバイケースなんですが…。
8月までまだ時間がありますので、コテツ君の体力upもはかりながら、じっくり検討してください!
こちらこそ、最初のコメントの際に飼育環境など細かい状態を記載しておらず申し訳ありませんでした(汗)
服に穴が空いてしまうほど…!やはりかじるのが好きな子もいるのですね(笑)最近になってですが、床や私や主人の服を掘ることもあるので、うちの子も掘る遊びもすきなのかな…?
ぬいぐるみや布製のボールもあるみたいなのでいろいろ買ってみようと思います。
毛足の長いものに関しては、おっしゃる通りです…!現時点でタオルの糸を引っ張り出すような遊びはしていないので大丈夫そうです。チモシーでできたマットでおもしろそうなものを見つけたのでそれも買ってみようと思います!
ちなみに、不正咬合の具合ですが、受け口になっていて感じでして…切歯の下側が前に出ているので噛み合わない状態になっています。
見てわかる箇所なので伸びてきたらその都度病院で削ってもらっているのですが放置していると、上の歯が内側に巻き込むように伸び、下の歯は上の歯茎に刺さってしまう生え方になっているようです。
隙間が空いていたり、変な方向に向かって伸びたりはしていないのですが、やはり重なってないので全く擦り減らない状態でした。
チモシーを食べている時も前歯は使われることなく最初から左右どちらかに寄せて食べています。
うさぎさんは、声で気持ちを伝えられない分どうしても行動で伝えるしかないですもんね…。
ケージを購入する際に、70cmなら広めだしいいかな、と思ってたのですがよく考えるとその中にトイレやら水飲みやらもいれるわけですから、当然ケージ内の生活スペースは狭くなってました…。
今の環境でのびのびと体を伸ばして寝転んだりダッシュやジャンプしたりして遊んでいるので、前よりかは過ごしやすい環境を作ってあげられているのかな…と思いました…。実際は本兎にしかわからないですが…(汗)
かじって遊んでいる様子をじっくり見ていると、日によって遊び方も違うんだなあと思いました!かじるだけのときもあるし、mogumoguさんがおっしゃっているように、チモシーボードを歯ではがすようにして遊んでいるときもあったり、ぺろぺろなめてるときもあります(笑)
奥歯の噛み合わせの件や麻酔については、また通院の際にも先生によく話を聞いておこうと思います!
私の住んでいる地域は梅雨入りしたので、これからは湿気と気温にも気をつけて万全の体調にもっていけるようにしたいと思います。