野ウサギその後

ここ数年あまり見なかった野ウサギですが、今年は数が多い模様。
ご覧の通りです!
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住んでいるのはこの中庭ではなく、遠くからご出勤の模様。
雪の上に一本の道ができていますが、人間ではなくてウサギ達の踏んだ獣道です。
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うちでは夜中にウサギ達をリビングに出しているので、もしかしたら窓越しに、カイウサギとノウサギがお互いの気配を感じ合っていたかもしれません。
窓の際まで足跡がついています。
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で、数が増えてくると、こうやって自己主張する人達がかならずいるんですねえ(笑)
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実は、夜中に急にコーヒーゼリーが食べたくなり、早く食べたいのでゼラチンを入れたコーヒー液を外の雪の中に放置しました。
で、このゼリーをとりに、外への扉を開けたのです。夜中3時ごろでした。
そうしたら、丁度野ウサギが2匹きていて、一匹は見張り、一匹は食事中でした。
勿論、慌てて扉を閉め(コーヒーゼリーは救出できず)、数十分待って、もういちど取りにいったところ、置いておいたペレットが半分になっていました。
まあ、その間に、ゼリーは凍り始めてシャーベットになっちゃったんですが(笑)
そんな寒い中、隠れる場所もない中庭を突っ切って食べに来るなんて、本当にお腹がすいているのだろうな、と思います。
一昨年は、アライグマの足跡などもたまに見たりしたので、用心してペレットは撒きませんでしたが、今年は一度も見ていないので、なんとかこの子達がこの厳しい冬を乗り越えてくれることを祈っています。
足跡をみると、中には明らかにまだ子ウサギ、という子もいるんですよね……
おそらく、昨年秋に生まれた子だと思います。
ウサギやレミングなどの数は、数年ごとに増殖や減少を繰り返す傾向があるそうです。
昔の記事を見ると、前回野ウサギがうちに頻繁にペレットを食べに来ていたのは2007-2008年の冬でした。
その翌年から、アパートの回りでウサギを見る頻度が激減しました。
夏に何度も芝生の上に撒いていた殺虫剤のせいではないかと随分心配しましたが、もしかしたら自然の増減だったのかも知れません(相変わらず殺虫剤は撒いているので)。
一番多いときには中庭でウサギ達がペレットが追加されるのを待っていたくらいですから、今年はまだそこまで増えてはいないようです。
2008年といえば、私が今までで一番美しい写真を撮れた年でもあります。
別に写真の趣味があるわけではないですが、このときばかりはかじかむ手をこすりながら、夜中まで写真を取りまくって飽きませんでした。
渡米生活。の「ある2月の夜」の記事を見てみる
Madisonにいる間に、もう一度この風景が見たいと思っています。

2 thoughts on “野ウサギその後

  1. もぐらさん、こんばんは。
    そちらはすごく寒そうですね。
    お写真見せて貰いました。
    真っ白な銀世界や道の樹氷とっても綺麗で幻想的でした。
    野うさぎちゃんがお庭に現れてくれるなんて素晴らしい!
    それだけでもすごいのに、あんなにたくさんの足跡・・びっくりしました。
    日本の野うさぎというと痩せててシュッとしたイメージですが、そちらの野うさぎちゃんはお顔ぷっくりネザーっぽくてとてもかわいいんですね。
    あんな小さい体でよく体温を温存し過酷な寒さの中生き抜いていると思います。
    野生の子はとてもたくましんいですね。
    飼いうさちゃんなら間違いなくすぐ冷え切り生存してはいられないでしょうに・・。
    大寒波の中ですが、がんばって越冬して欲しいです。
    深夜の飼いうさちゃんと野うさぎちゃんの密会、私も見てみたいです。
    いつかスクープできるといいですね。

  2. みゅ〜さま、こんにちは!
    仰るとおり、 Wisconisnの野ウサギは、ぽっちゃり丸くてたしかにアナウサギとわかる体型をしています。日本のノウサギと同じ仲間(hare)も居るのですが、主にもっと暖かい地方(ユタ州とか)に居ます。こちらも、是非一度見てみたいですが……
    零下15度を切ると、人間なら相当着込んでもじっとしてなどいられないですが、流石に自前の毛皮なのか、マイナス19度のときに庭でウサギがうつらうつらしていたのには本当に驚きました。
    そのまま死んじゃうんじゃないかと(笑)
    そもそも、歩くのだって雪の上ですものね。足が冷えそう!
    深夜の密会、私も是非みてみたいですが、赤外線暗視カメラが必要ですね(笑)今度日本で入手してみようかなあ。

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